J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』（ナビゲーター：クリス智子）。10月4日（木）のオンエアでは、六本木ヒルズで開催された「J-WAVE MUSEUM supported by LEXUS」にて、同番組の公開放送に武井 壮さんが登場。これまでの歩みや10月からJ-WAVEでスタートする新番組などについて訊きました。
■陸上も勉強も…1日1時間の積み重ね
先月スペインで開催された『世界マスターズ陸上2018』の男子400メートルリレーで、金メダルを獲得した武井さん。
武井：タレントの合間に、1日1時間だけ使って陸上を楽しんでいるだけで、全然アスリートではないです。「お仕事の合間にもうひとつ小さい夢を叶えたいな」って思ったんです。アスリートだと、僕だったら5～6時間は平気で練習すると思うんですけど、みなさんはそれがなかなかできないのが現状じゃないですか。だからこそ、お仕事をしながらも同世代とか若い人たちが「1時間を使って何か夢が叶うかな」と思えるきっかけのためにやっています。
クリス：1時間のトレーニングをされて、別の時間を設けてしっかり勉強されてると聞きました。
武井：テレビは、毎日それぞれの番組で扱うことが違いますので、番組表が1カ月前に出ていたら、僕らタレントは番組で何がおこなわれるかを知っているわけです。知っているのに準備しないというのはすごく嫌で。それは陸上の試合と一緒で、その日に向けて早く走れるように準備するわけで、芸能界も同じように戦いたいと思う気持ちがあります。だから、「あまり詳しくないな」というものを必ず毎日1時間は調べるというのを決めています。毎日1時間はすごく短く感じるんですけど、その1時間で手に入れた知識、体力、技術を、毎日アップデートできているので、その1時間で手に入れたもので、残りの23時間を使って芸能活動をして、昨日よりも進化した自分で有意義な時間を過ごすことができるんです。
■芸能界入りした理由
学生時代に十種競技で日本チャンピオンになった武井さん。「百獣の王」として知られる芸能人になるまでについて伺いました。
クリス：陸上はいつから？
武井：19歳のときにスタートして、大学で陸上部に初めて入って、短距離走からはじめて、3年になって十種競技をスタートしました。
クリス：中学では何をやっていたんですか？
武井：野球部ですね。高校は地理歴史研究部で、意外と僕は文系なんです（笑）。知識欲も運動と同じくらい高くて、スポーツやトレーニングが大好きというよりは、トレーニングは、周りのアスリートと戦って負けるよりは勝ったほうが楽しいし、下手よりは上手なほうがゲームは楽しいので、そのために時間を使っているだけです。それと同じくらいの熱意で知識欲があるので、自分のなかではアスリートという感覚はあまりないんですよね。
クリス：大学からはじめて、10種競技で日本チャンピオンになれるんですね。
武井：陸上の十種競技は、10種目やらなければならないので難易度は高いと思うんですけど、僕のトレーニングの根幹は、ひとつのスポーツの技術練習をするのとは違います。ひとつの技能だと、その特殊な技能の職人さんにはなれますけど、それをやったからといって自分の体を動かす運動が得意になるわけじゃない。だったら逆転させて、自分の体を頭で思うように動くトレーニングをしてから、技術の練習をしたほうが習得する時間が短くなるんです。
クリス：そのあと、武井さんは「百獣の王」として芸能界に入りますが、そのときの目標はどんなものだったのですか？
武井：学生時代はずっとスポーツをやって、卒業してからはアメリカでゴルファーを目指したり、野球チームに入ったりしたんですけど、職人さんの技術対決になると、20年経験を積んだ技術屋さんには数年で一気に追いつけるということはないんです。ある程度のレベルにいけるトレーニングはしていますけど、オリンピックで金メダルをとった人やプロ野球で首位打者をとった人には、知名度で遥かに及ばなくて悔しい思いをしていたんです。芸能界に足場を移して自分自身をメジャーにしてから、スポーツの技術はまだプロじゃないけど、スポーツをプレーすることでギャランティーをもらってお仕事になる「スポーツをプレーするプロ」になればいいと思いました。芸能界で自分をメジャーにしようというのが目標だったんです。
■レギュラー番組がスタート！
10月からJ-WAVEで、武井さんのレギュラー番組『ATHLETE HIGH』（月曜26時30分～27時）がスタートします。
武井：タイトルだけ決まっていて、中身はまだ「どうしようか」ってスタッフと話しています。『ATHLETE HIGH』といっても、スポーツのことだけしゃべるんではなく、アスリートという定義をもっと広げたい。スポーツをやっている人をアスリートというイメージがありますけど、スポーツをやるかのように何かルールや目標があって能力を磨いている人は、全員アスリートだと思います。いろいろな情報のなかにスポーツの情報も含め、スポーツをさまざまな側面から分解できる番組になったら嬉しいなと思います。
「放送までに内容が決まらなかったら、おいしいご飯の話をしてるかもしれないです。楽しみにしていてください」と語りました。武井さんの番組『ATHLETE HIGH』、10月8日（月）の初回放送はこちらから、radikoのタイムフリー機能で聴くことができます。どんなトークを繰り広げているか、ぜひチェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『GOOD NEIGHBORS』
放送日時：月・火・水・木曜 13時－16時30分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
■陸上も勉強も…1日1時間の積み重ね
先月スペインで開催された『世界マスターズ陸上2018』の男子400メートルリレーで、金メダルを獲得した武井さん。
武井：タレントの合間に、1日1時間だけ使って陸上を楽しんでいるだけで、全然アスリートではないです。「お仕事の合間にもうひとつ小さい夢を叶えたいな」って思ったんです。アスリートだと、僕だったら5～6時間は平気で練習すると思うんですけど、みなさんはそれがなかなかできないのが現状じゃないですか。だからこそ、お仕事をしながらも同世代とか若い人たちが「1時間を使って何か夢が叶うかな」と思えるきっかけのためにやっています。
クリス：1時間のトレーニングをされて、別の時間を設けてしっかり勉強されてると聞きました。
武井：テレビは、毎日それぞれの番組で扱うことが違いますので、番組表が1カ月前に出ていたら、僕らタレントは番組で何がおこなわれるかを知っているわけです。知っているのに準備しないというのはすごく嫌で。それは陸上の試合と一緒で、その日に向けて早く走れるように準備するわけで、芸能界も同じように戦いたいと思う気持ちがあります。だから、「あまり詳しくないな」というものを必ず毎日1時間は調べるというのを決めています。毎日1時間はすごく短く感じるんですけど、その1時間で手に入れた知識、体力、技術を、毎日アップデートできているので、その1時間で手に入れたもので、残りの23時間を使って芸能活動をして、昨日よりも進化した自分で有意義な時間を過ごすことができるんです。
■芸能界入りした理由
学生時代に十種競技で日本チャンピオンになった武井さん。「百獣の王」として知られる芸能人になるまでについて伺いました。
クリス：陸上はいつから？
武井：19歳のときにスタートして、大学で陸上部に初めて入って、短距離走からはじめて、3年になって十種競技をスタートしました。
クリス：中学では何をやっていたんですか？
武井：野球部ですね。高校は地理歴史研究部で、意外と僕は文系なんです（笑）。知識欲も運動と同じくらい高くて、スポーツやトレーニングが大好きというよりは、トレーニングは、周りのアスリートと戦って負けるよりは勝ったほうが楽しいし、下手よりは上手なほうがゲームは楽しいので、そのために時間を使っているだけです。それと同じくらいの熱意で知識欲があるので、自分のなかではアスリートという感覚はあまりないんですよね。
クリス：大学からはじめて、10種競技で日本チャンピオンになれるんですね。
武井：陸上の十種競技は、10種目やらなければならないので難易度は高いと思うんですけど、僕のトレーニングの根幹は、ひとつのスポーツの技術練習をするのとは違います。ひとつの技能だと、その特殊な技能の職人さんにはなれますけど、それをやったからといって自分の体を動かす運動が得意になるわけじゃない。だったら逆転させて、自分の体を頭で思うように動くトレーニングをしてから、技術の練習をしたほうが習得する時間が短くなるんです。
クリス：そのあと、武井さんは「百獣の王」として芸能界に入りますが、そのときの目標はどんなものだったのですか？
武井：学生時代はずっとスポーツをやって、卒業してからはアメリカでゴルファーを目指したり、野球チームに入ったりしたんですけど、職人さんの技術対決になると、20年経験を積んだ技術屋さんには数年で一気に追いつけるということはないんです。ある程度のレベルにいけるトレーニングはしていますけど、オリンピックで金メダルをとった人やプロ野球で首位打者をとった人には、知名度で遥かに及ばなくて悔しい思いをしていたんです。芸能界に足場を移して自分自身をメジャーにしてから、スポーツの技術はまだプロじゃないけど、スポーツをプレーすることでギャランティーをもらってお仕事になる「スポーツをプレーするプロ」になればいいと思いました。芸能界で自分をメジャーにしようというのが目標だったんです。
■レギュラー番組がスタート！
10月からJ-WAVEで、武井さんのレギュラー番組『ATHLETE HIGH』（月曜26時30分～27時）がスタートします。
武井：タイトルだけ決まっていて、中身はまだ「どうしようか」ってスタッフと話しています。『ATHLETE HIGH』といっても、スポーツのことだけしゃべるんではなく、アスリートという定義をもっと広げたい。スポーツをやっている人をアスリートというイメージがありますけど、スポーツをやるかのように何かルールや目標があって能力を磨いている人は、全員アスリートだと思います。いろいろな情報のなかにスポーツの情報も含め、スポーツをさまざまな側面から分解できる番組になったら嬉しいなと思います。
「放送までに内容が決まらなかったら、おいしいご飯の話をしてるかもしれないです。楽しみにしていてください」と語りました。武井さんの番組『ATHLETE HIGH』、10月8日（月）の初回放送はこちらから、radikoのタイムフリー機能で聴くことができます。どんなトークを繰り広げているか、ぜひチェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」（有料）なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名：『GOOD NEIGHBORS』
放送日時：月・火・水・木曜 13時－16時30分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/