J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。10月27日(土)のオンエアでは、ゲストに今年デビュー25周年を迎えるシンガーソングライターの古内東子さんをお招きし、影響を受けた音楽やデビューに至る経緯、そして最新作についてなどたっぷり伺いました。
■音楽の影響は5つ上の姉から受けた
東京都練馬区出身の古内さん。内気で大人しい子どもだったそうですが、音楽を聴くきっかけはお姉さんからだったそうです。
古内:5つ上の姉がいるんですけど、そこからの影響が大きくて、日本だとオフコースさんとか浜田省吾さんとか、姉が聴いていて漏れ聞こえてくるものを盗み聴きしていました。最初に買ったレコードは松原みきさんの『真夜中のドア』でしたね。8歳くらいでませてましたね、これは姉でなくて、自分でテレビでキャッチして。
クリス:お姉さんとはユニットを組んでいたんですか?
古内:(笑)。ライブなんて一回もやったことなくて、家でこそこそテープに録って親に聴かせるみたいな感じですね。
■2年間の作曲期間を経てデビュー
そんな姉との合作が、デビューのきっかけになりました。
クリス:プロとして最初に仕事をしたのはいつですか?
古内:姉との合作テープをレコード会社に送ったのがきっかけで、それが18歳で。それがなんとなく引っかかってレコード会社に通って、20歳でデビューしました。本当にアマチュア時代にバンドをやっていたとかは一切なくて、初ライブはデビューが決まってから。
クリス:デモテープを送った時点で「音楽の道を歩んでやろう」と思ったんですか?
古内:お返事がきたときに、ちょっと火がついて「聴いてもらえた」というか。どちらかというと私は服部真湖さんのような通訳とかになりたかったんです。
クリス:レコード会社に通うようになってから音源リリースまで何年かかりました?
古内:2年くらいですね。最初に「もうちょっと曲が少ないから書いてごらん。できたら持ってきて」と言われて、できては持っていっての繰り返しをしながら「ちょっとレコーディングしてみる?」ってなってデビューまでが2年間です。
デビュー当時、その歌詞から「恋愛の教祖」として注目された古内さん。困惑もあったそうです。
クリス:「恋愛の教祖」って言われるようになったのは、デビューしてすぐですか?
古内:ライブをやっても最初は女性ばかりだったんですよね。年上のOLの方、30歳手前のお姉さんたちが「どうしたらいいですか」みたいな。すごく困惑したのを覚えています。
クリス:(歌詞の内容など)そういうのはフィクションなんですか? 自分の実体験なのですか?
古内:気持ちの部分では自分でしたね、ああでもない、こうでもないと考えたりとか、ウジウジ考えるくせが歌詞になったりしたので。ずっと大きな趣味もなくそういうことを考えていたので、「あの人はどう思っていたんだろう」とか、「今の私はどうだろう?」とか考える時間が長かったような気がしますね。
■25周年の新作は…自身にとって画期的な1枚
古内さんは、25周年記念の約6年ぶりとなる新作『After The Rain』を今月リリースしました。
古内:ほぼ6年ぶりに曲を作った感じなので、「曲を作るってどんなことだっけ?」というところから。もともと宿題がないとやらなくて目標を定めて作るタイプなのですが、本当に久しぶりで作ること自体が楽しかったですね。
クリス:レコーディングはいい感じで進みました?
古内:最初にサウンドを作ってもらって、メロディがあって、アレンジをして、最後に歌詞を作ったんですよ。私のなかでは画期的な作り方でした。
クリス:以前は違っていたわけですか?
古内:以前は、歌詞があってメロディがあって自分の歌があってデモを作ってそれをアレンジャーさんに渡してアレンジしてもらう感じだったので、全く逆でした。サウンドを聴いて歌詞を書くのがすごいワクワクしました。
11月からはアコースティック・ツアー『古内東子~25thAnniversary Acoustic Tour in Fall-Winter2018~』がスタートする古内東子さん。関東圏は、11月3日(土)にMOTION BLUE横浜で、27日(火)と28日(水)にCOTTON CLUB東京で開催されます。来年に向けては「せっかくエンジンがかかったので、他のアーティストの方にも楽曲提供したいなという野望はあります」と明かした古内さん、今後の活躍にも注目です!
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【番組情報】
番組名:『SAPPORO BEER OTOAJITO』
放送日時:毎週土曜18時-18時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/
■音楽の影響は5つ上の姉から受けた
東京都練馬区出身の古内さん。内気で大人しい子どもだったそうですが、音楽を聴くきっかけはお姉さんからだったそうです。
古内:5つ上の姉がいるんですけど、そこからの影響が大きくて、日本だとオフコースさんとか浜田省吾さんとか、姉が聴いていて漏れ聞こえてくるものを盗み聴きしていました。最初に買ったレコードは松原みきさんの『真夜中のドア』でしたね。8歳くらいでませてましたね、これは姉でなくて、自分でテレビでキャッチして。
クリス:お姉さんとはユニットを組んでいたんですか?
古内:(笑)。ライブなんて一回もやったことなくて、家でこそこそテープに録って親に聴かせるみたいな感じですね。
■2年間の作曲期間を経てデビュー
そんな姉との合作が、デビューのきっかけになりました。
クリス:プロとして最初に仕事をしたのはいつですか?
古内:姉との合作テープをレコード会社に送ったのがきっかけで、それが18歳で。それがなんとなく引っかかってレコード会社に通って、20歳でデビューしました。本当にアマチュア時代にバンドをやっていたとかは一切なくて、初ライブはデビューが決まってから。
クリス:デモテープを送った時点で「音楽の道を歩んでやろう」と思ったんですか?
古内:お返事がきたときに、ちょっと火がついて「聴いてもらえた」というか。どちらかというと私は服部真湖さんのような通訳とかになりたかったんです。
クリス:レコード会社に通うようになってから音源リリースまで何年かかりました?
古内:2年くらいですね。最初に「もうちょっと曲が少ないから書いてごらん。できたら持ってきて」と言われて、できては持っていっての繰り返しをしながら「ちょっとレコーディングしてみる?」ってなってデビューまでが2年間です。
デビュー当時、その歌詞から「恋愛の教祖」として注目された古内さん。困惑もあったそうです。
クリス:「恋愛の教祖」って言われるようになったのは、デビューしてすぐですか?
古内:ライブをやっても最初は女性ばかりだったんですよね。年上のOLの方、30歳手前のお姉さんたちが「どうしたらいいですか」みたいな。すごく困惑したのを覚えています。
クリス:(歌詞の内容など)そういうのはフィクションなんですか? 自分の実体験なのですか?
古内:気持ちの部分では自分でしたね、ああでもない、こうでもないと考えたりとか、ウジウジ考えるくせが歌詞になったりしたので。ずっと大きな趣味もなくそういうことを考えていたので、「あの人はどう思っていたんだろう」とか、「今の私はどうだろう?」とか考える時間が長かったような気がしますね。
■25周年の新作は…自身にとって画期的な1枚
古内さんは、25周年記念の約6年ぶりとなる新作『After The Rain』を今月リリースしました。
古内:ほぼ6年ぶりに曲を作った感じなので、「曲を作るってどんなことだっけ?」というところから。もともと宿題がないとやらなくて目標を定めて作るタイプなのですが、本当に久しぶりで作ること自体が楽しかったですね。
クリス:レコーディングはいい感じで進みました?
古内:最初にサウンドを作ってもらって、メロディがあって、アレンジをして、最後に歌詞を作ったんですよ。私のなかでは画期的な作り方でした。
クリス:以前は違っていたわけですか?
古内:以前は、歌詞があってメロディがあって自分の歌があってデモを作ってそれをアレンジャーさんに渡してアレンジしてもらう感じだったので、全く逆でした。サウンドを聴いて歌詞を書くのがすごいワクワクしました。
11月からはアコースティック・ツアー『古内東子~25thAnniversary Acoustic Tour in Fall-Winter2018~』がスタートする古内東子さん。関東圏は、11月3日(土)にMOTION BLUE横浜で、27日(火)と28日(水)にCOTTON CLUB東京で開催されます。来年に向けては「せっかくエンジンがかかったので、他のアーティストの方にも楽曲提供したいなという野望はあります」と明かした古内さん、今後の活躍にも注目です!
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番組名:『SAPPORO BEER OTOAJITO』
放送日時:毎週土曜18時-18時54分
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