連日大盛況の『創刊40周年記念 ムー展』三上編集長「ムーはひたむきに怪しく」

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」。10月16日(火)のオンエアでは、現在、池袋パルコ・パルコミュージアムで開催中の『創刊40周年記念 ムー展』をピックアップしました。

連日大盛況という『創刊40周年記念 ムー展』。5代目ムー編集長の三上丈晴さんにお話を伺いました。

三上:来年11月号が『ムー』40周年。ムーという名前は、太平洋にあったとされる失われたムー大陸から命名されたと公式ではなっています。裏にはいろんな意味があって、例えば「ム」ってカタカナは、鼻を横から見た象形文字なんです。いろいろ話すと朝になっちゃいますが。

雑誌『ムー』は、1979年10月創刊。「世界の謎と不思議に挑戦するスーパーミステリー・マガジン」というキャッチコピーで、UFOや超能力、UMA、怪奇現象、超古代文明、陰謀論などを追いかけています。ちなみに現在発売の11月号の総力特集は、「臨死体験で見た日本超古代歴史の真実」。ムーの購読者や愛読者は「ムー民」と呼ばれ、著名人の間でもファンを公言している人は多いです。

『創刊40周年記念 ムー展』は、そんな『ムー』の40年の歩みをたどることができます。展示の内容を三上さんに訊きました。

三上:まずは40年ということで、創刊からの表紙を壁一面に展示しています。まさに時代時代に流行ったものを一覧できます。展示物としては、アメリカの重鎮UMA、ビッグフットの足跡の石膏型を研究家からお借りして、ふたつ展示しています。もうビッグフットが実在する証拠ですよね。ある種直接的な証拠として展示しているので、ぜひご覧いただきたいです。

他にも絶滅した日本オオカミのミイラ、ユリ・ゲラーが曲げたスプーン、UFO調査に使ったガイガーカウンター、といったものも展示されています。

最後に三上さんに、ムーがこんなにも長く愛され続ける理由、そして編集部が大切にしているスタンスをお訊きしました。

三上:一にも二にも『ムー』はエンタメ雑誌です。研究家の仮説を載せているという媒体意識があります。世の中で定説、常識と言われているものに対するアンチテーゼ、ともすると無視されがちな説を『ムー』が受け皿として載せています。なので全体的に怪しく見えます。我々はひたむきに怪しく作っています。ただ、あまり作り手側が「信じろ!」という作り方をすると読者と距離感が出ちゃうと思うので、作り手側よりも、読者の方がレベルが高いというか、自分なりの説を持っていると思っています。

『創刊40周年記念 ムー展』は10月29日(月)まで開催です。気になった方はぜひ訪れてみてください。

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​■開催情報

【タイトル】
創刊40周年展 ムー展


【開催日時】
10月12日(金)~10月29日(月)10:00~21:00
※最終日は18:00閉場※入場は閉場の30分前まで

【会場】
池袋パルコ本館7階「PARCO MUSEUM」

【入場料】
一般700円 学生600円 小学生以下無料
会員500円会員600円
≪SPECIAL≫ 「ムー」特派記者カードをお持ちの方は長年の活動への感謝として入場無料!
※ご本人様に限ります。※他割引サービスとの併用不可。

【HP】art.parco.jp
【主催】パルコ
【監修協力】学研プラス
【企画制作】松竹

【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月曜-木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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