J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』（ナビゲーター：サッシャ・寺岡歩美）のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。9月5日（月）のオンエアでは、拡大するトランクルーム市場に注目しました。
■8年で倍増の500億円市場
トランクルーム大手のキュラーズの調査によると、ここ8年でトランクルーム市場は倍増し、500億円を突破。店舗数は全国で8000店を超え、ファミレスと同規模の市場に成長しています。そこで、トランクルームの検索サイト「ニコニコトランク」を運営する株式会社パルマ代表取締役社長、高野茂久さんにお話を伺いました。
サッシャ：ここ数年、トランクルーム市場が拡大している理由は何なのでしょうか？
高野：不動産の市況が活況で、投資の優良な商品は枯渇しているなか、比較的高利回り。また日本は500億円でしたが、アメリカでは4兆円の市場ですから、まだ日本は未開拓で、成長性が期待できるトランクルーム市場にどんどんお金が流れてきて、どんどん作られているので、みなさんの目に止まるようになっています。
サッシャ：人口が3倍の国で、市場規模は80倍ということなりますね。まだこれからな感じなんですね。
高野：東京にニューヨーク並みにトランクルームが普及すれば、もう100万室作れるといわれてます。
サッシャ：今のところ、どのような利用者が多いのですか？
高野：個人が8割で、残りが法人です。個人の方は季節用品や趣味のものなど、用途はさまざまです。法人は会社の保存する書類や備品です。
今増えている屋内型は、色々利点もあるのだとか。
サッシャ：屋内型は空調はもちろん、セキュリティもいいんですよね？
高野：防犯カメラや、警備会社がベルを鳴らせば監視や駆けつけもしてくれ、24時間警備されているので安心して使えると思います。今すぐ内見したい、荷物を入れたいときも遠隔で操作して、みなさんがお持ちのSuicaやPASMOの番号を教えてもらうと数分間だけ入れるということもできます。もし内見して使うようになれば、そのカードがパスになります。
サッシャ：トランクルームのニーズが増えているなか、高野さんの運営するトランクルーム検索サイトの利用も増えているのでしょうか？
高野：トランクルームを申し込む方の半分くらいがウェブで、ホテル予約のように申し込んで、身分証の写真を送って完了です。
サッシャ：人に会うこともないんですね。
高野：もう半分も郵送契約で、ほとんど非対面で契約です。
■トランクルーム活用前提で広がる便利な生活
寺岡：トランクルームの上手な活用法はありますか？
高野：一番わかり易いのは、例えば現在非常にマンションが高い。23区内だと坪平均300万くらいします。ファミリータイプのマンションだと収納が3坪くらいなので、物を入れるスペースだけに1000万円も使っているわけです。それを「3分の1を外にもってみてもいいんじゃないか」と。300ヶ月トランクルームは使わないですからね。
サッシャ：300ヶ月というと20年強ですからね。
高野：あと、お子さんが大きくなると荷物が増えるとか、育っちゃうと少なくなるとか、伸び縮みできますから、そういう意味でも収納を外に持ってもいいんじゃないかなと思います。
サッシャ：今マンションを買ったという人は広く使えるし、これから買おうという人は、トランクルームの使用を前提に、そこまで大きなマンションを買わなくても収納は全て外にすると、ちょっと狭い安めのマンションを買ってもいいということですね。
高野：安いものか、同じ値段でより駅に近い、都心に近い便利な生活を手に入れることができるというわけです。
サッシャ：ひとり暮らしや、子どもたちが巣立ったあとの老夫婦の需要はどうですか？
高野：シニアの施設に入ったときに、あまり広くない部屋で、自分が生きている間は自分の荷物は捨てられたくないわけで、その場合に荷物を外にもって、ということもありますし、独身の方だと趣味のものですね。色々なものを集めている方やスキー道具などを入れる方など使い方はさまざまです。
アメリカでは世帯普及率10％、日本では全国平均普及率0.6％。高野さんは「日本だと、100軒家があったら2、3軒は外に物置を借りる家があってもおかしくないかなと思います」と、あと5倍は増えると予想していました。
ニコニコトランクでは、検索すると身近なトランクルームを調べることができます。興味のある方はぜひチェックしてみてください！
【番組情報】
番組名：『STEP ONE』
放送日時：月・火・水・木曜 9時－13時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
■8年で倍増の500億円市場
トランクルーム大手のキュラーズの調査によると、ここ8年でトランクルーム市場は倍増し、500億円を突破。店舗数は全国で8000店を超え、ファミレスと同規模の市場に成長しています。そこで、トランクルームの検索サイト「ニコニコトランク」を運営する株式会社パルマ代表取締役社長、高野茂久さんにお話を伺いました。
サッシャ：ここ数年、トランクルーム市場が拡大している理由は何なのでしょうか？
高野：不動産の市況が活況で、投資の優良な商品は枯渇しているなか、比較的高利回り。また日本は500億円でしたが、アメリカでは4兆円の市場ですから、まだ日本は未開拓で、成長性が期待できるトランクルーム市場にどんどんお金が流れてきて、どんどん作られているので、みなさんの目に止まるようになっています。
サッシャ：人口が3倍の国で、市場規模は80倍ということなりますね。まだこれからな感じなんですね。
高野：東京にニューヨーク並みにトランクルームが普及すれば、もう100万室作れるといわれてます。
サッシャ：今のところ、どのような利用者が多いのですか？
高野：個人が8割で、残りが法人です。個人の方は季節用品や趣味のものなど、用途はさまざまです。法人は会社の保存する書類や備品です。
今増えている屋内型は、色々利点もあるのだとか。
サッシャ：屋内型は空調はもちろん、セキュリティもいいんですよね？
高野：防犯カメラや、警備会社がベルを鳴らせば監視や駆けつけもしてくれ、24時間警備されているので安心して使えると思います。今すぐ内見したい、荷物を入れたいときも遠隔で操作して、みなさんがお持ちのSuicaやPASMOの番号を教えてもらうと数分間だけ入れるということもできます。もし内見して使うようになれば、そのカードがパスになります。
サッシャ：トランクルームのニーズが増えているなか、高野さんの運営するトランクルーム検索サイトの利用も増えているのでしょうか？
高野：トランクルームを申し込む方の半分くらいがウェブで、ホテル予約のように申し込んで、身分証の写真を送って完了です。
サッシャ：人に会うこともないんですね。
高野：もう半分も郵送契約で、ほとんど非対面で契約です。
■トランクルーム活用前提で広がる便利な生活
寺岡：トランクルームの上手な活用法はありますか？
高野：一番わかり易いのは、例えば現在非常にマンションが高い。23区内だと坪平均300万くらいします。ファミリータイプのマンションだと収納が3坪くらいなので、物を入れるスペースだけに1000万円も使っているわけです。それを「3分の1を外にもってみてもいいんじゃないか」と。300ヶ月トランクルームは使わないですからね。
サッシャ：300ヶ月というと20年強ですからね。
高野：あと、お子さんが大きくなると荷物が増えるとか、育っちゃうと少なくなるとか、伸び縮みできますから、そういう意味でも収納を外に持ってもいいんじゃないかなと思います。
サッシャ：今マンションを買ったという人は広く使えるし、これから買おうという人は、トランクルームの使用を前提に、そこまで大きなマンションを買わなくても収納は全て外にすると、ちょっと狭い安めのマンションを買ってもいいということですね。
高野：安いものか、同じ値段でより駅に近い、都心に近い便利な生活を手に入れることができるというわけです。
サッシャ：ひとり暮らしや、子どもたちが巣立ったあとの老夫婦の需要はどうですか？
高野：シニアの施設に入ったときに、あまり広くない部屋で、自分が生きている間は自分の荷物は捨てられたくないわけで、その場合に荷物を外にもって、ということもありますし、独身の方だと趣味のものですね。色々なものを集めている方やスキー道具などを入れる方など使い方はさまざまです。
アメリカでは世帯普及率10％、日本では全国平均普及率0.6％。高野さんは「日本だと、100軒家があったら2、3軒は外に物置を借りる家があってもおかしくないかなと思います」と、あと5倍は増えると予想していました。
ニコニコトランクでは、検索すると身近なトランクルームを調べることができます。興味のある方はぜひチェックしてみてください！
【番組情報】
番組名：『STEP ONE』
放送日時：月・火・水・木曜 9時－13時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
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