J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』（ナビゲーター：クリス・ペプラー）のワンコーナー「持ち込みレコメン」。8月19日（日）のオンエアでは、音楽プロデューサーの亀田誠治さんが、16歳の女性シンガーソングライター・琴音さんを紹介しました。
■亀田もヘビロテ！ 16歳シンガー
琴音さんは新潟県長岡市出身の高校2年生。亀田さんが、先日開催された長岡の花火大会に行った時に、知り合いに紹介されて、直接CDを渡されたそうです。帰りの車で聞いて驚いたとか。
亀田：そうやって渡されることはよくあって、聞いてみると「いまひとつかな？」と思うことは多いけど、今回に限っては素晴らしかったんです。 聞いてビックリして、帰りの車の中でヘビーローテーションしてました。
クリス：そうなんですか！
亀田：琴音さんはバズり方が昭和っぽいんです。近年はSNSやYouTubeで作品を発表していくケースが多いけど、僕はよく知らなかったけど、琴音さんは『今夜、誕生！音楽チャンプ』（テレビ朝日）という番組で、4週間勝ち抜いてグランドチャンピオンになってるんです。
クリス：なるほど！
亀田：今年の3月には、ビクターEggs presents『ワン！チャン！！ 〜ビクターロック祭り2018への挑戦〜』でグランプリを取っています。デジタルな場からバズっていくのではなくて、テレビやアナログな場で、自分が歌ってる姿を生で晒して、それが評価されていくっていうところに、僕も彼女の歌を聴いて鳥肌が立ったように、アーティストが持っている根源的な力が備わってるんじゃないかと思うんです。
クリス：まさにスター誕生ですね。
亀田：新しい時代を迎えていくにあたって、意外とこういう王道というか、オーセンティックなアーティストのあり方であったり、デビューの仕方は、実は大事な部分じゃないかと思いました。
クリス：どうしても、新しいテクノロジーに注目がいくけど、昔からのシステムはまだまだ健在なんですね。
亀田：本当に、老若男女、全国津々浦々、続けていくには案外こうしたベーシックでオーセンティックなデビューの仕方、広がり方は大事なんじゃないかと思うんです。
■アコースティックな手触りのある歌声
番組では7月に発売されたファースト・ミニアルバムより『願い』をお届けしました。
クリス：16歳だけど、歌いこんでる感じがしますね。
亀田：”女子早熟説”ですよね。唯一無二の声の武器を持ってます。今はインターネットで何でも掘れる時代で、色々な物を調べていけるから、情報が多すぎてしまって新しく出てくるアーティストのDNAが似通っていっちゃってる傾向があるんです。しかも、みんなデジタルでレコーディングするから。そんな中で、琴音さんが持っているアコースティックの肌触りというか、昭和的なバズり方みたいなのも、自作自演のシンガーソングライターとして、今後のJ-POPシーンに風穴をあけていくんじゃないかなという気がしています。
クリス：CDジャケットも、夕焼けで昭和っぽいよね（笑）。
亀田：日本人の琴線に触れるというところが、大事なのかなと思います。この曲に関しては、サウンドプロデュースを、宇多田ヒカルさんや絢香さんの作品を手掛けてきた河野圭さんが担当しています。河野さんのように、ビッグアーティストの作品で現場に関わった職人が、新しいアーティストのデビューを手がけることはすごく重要で、脈々と受け継がれてきた才能や、歌ごころのバトン、現場の技術、例えば「こういうレコーディングテクニックがあるんだ」とか「こういうことができるんだ」「こんなにも音楽の魔法がかかるんだ」ということを、先輩の職人たちが伝授していくという、恵まれた環境によって、琴音さんは今後素晴らしい飛躍をするんじゃないかと感じるところです。
クリス：琴音さんは今後どういう風に展開していくんでしょうね？
亀田：僕もそこは聞かされてないんですけど、5年10年と聞かれていくアーティストになっていくんじゃないかと思います。
琴音さんの活躍、要注目です！
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名：『SAISON CARD TOKIO HOT 100』
放送日時：日曜 13時－16時54分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/
■亀田もヘビロテ！ 16歳シンガー
琴音さんは新潟県長岡市出身の高校2年生。亀田さんが、先日開催された長岡の花火大会に行った時に、知り合いに紹介されて、直接CDを渡されたそうです。帰りの車で聞いて驚いたとか。
亀田：そうやって渡されることはよくあって、聞いてみると「いまひとつかな？」と思うことは多いけど、今回に限っては素晴らしかったんです。 聞いてビックリして、帰りの車の中でヘビーローテーションしてました。
クリス：そうなんですか！
亀田：琴音さんはバズり方が昭和っぽいんです。近年はSNSやYouTubeで作品を発表していくケースが多いけど、僕はよく知らなかったけど、琴音さんは『今夜、誕生！音楽チャンプ』（テレビ朝日）という番組で、4週間勝ち抜いてグランドチャンピオンになってるんです。
クリス：なるほど！
亀田：今年の3月には、ビクターEggs presents『ワン！チャン！！ 〜ビクターロック祭り2018への挑戦〜』でグランプリを取っています。デジタルな場からバズっていくのではなくて、テレビやアナログな場で、自分が歌ってる姿を生で晒して、それが評価されていくっていうところに、僕も彼女の歌を聴いて鳥肌が立ったように、アーティストが持っている根源的な力が備わってるんじゃないかと思うんです。
クリス：まさにスター誕生ですね。
亀田：新しい時代を迎えていくにあたって、意外とこういう王道というか、オーセンティックなアーティストのあり方であったり、デビューの仕方は、実は大事な部分じゃないかと思いました。
クリス：どうしても、新しいテクノロジーに注目がいくけど、昔からのシステムはまだまだ健在なんですね。
亀田：本当に、老若男女、全国津々浦々、続けていくには案外こうしたベーシックでオーセンティックなデビューの仕方、広がり方は大事なんじゃないかと思うんです。
■アコースティックな手触りのある歌声
番組では7月に発売されたファースト・ミニアルバムより『願い』をお届けしました。
クリス：16歳だけど、歌いこんでる感じがしますね。
亀田：”女子早熟説”ですよね。唯一無二の声の武器を持ってます。今はインターネットで何でも掘れる時代で、色々な物を調べていけるから、情報が多すぎてしまって新しく出てくるアーティストのDNAが似通っていっちゃってる傾向があるんです。しかも、みんなデジタルでレコーディングするから。そんな中で、琴音さんが持っているアコースティックの肌触りというか、昭和的なバズり方みたいなのも、自作自演のシンガーソングライターとして、今後のJ-POPシーンに風穴をあけていくんじゃないかなという気がしています。
クリス：CDジャケットも、夕焼けで昭和っぽいよね（笑）。
亀田：日本人の琴線に触れるというところが、大事なのかなと思います。この曲に関しては、サウンドプロデュースを、宇多田ヒカルさんや絢香さんの作品を手掛けてきた河野圭さんが担当しています。河野さんのように、ビッグアーティストの作品で現場に関わった職人が、新しいアーティストのデビューを手がけることはすごく重要で、脈々と受け継がれてきた才能や、歌ごころのバトン、現場の技術、例えば「こういうレコーディングテクニックがあるんだ」とか「こういうことができるんだ」「こんなにも音楽の魔法がかかるんだ」ということを、先輩の職人たちが伝授していくという、恵まれた環境によって、琴音さんは今後素晴らしい飛躍をするんじゃないかと感じるところです。
クリス：琴音さんは今後どういう風に展開していくんでしょうね？
亀田：僕もそこは聞かされてないんですけど、5年10年と聞かれていくアーティストになっていくんじゃないかと思います。
琴音さんの活躍、要注目です！
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番組名：『SAISON CARD TOKIO HOT 100』
放送日時：日曜 13時－16時54分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/
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