J-WAVEで放送中の番組『antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING』(ナビゲーター:野村訓市)。7月15日(日)のオンエアでは、「カクテル」をテーマにお酒ついて話しました。
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■お酒を飲むベストタイミングは?
野村:この番組でよくお酒の話をするので、なかにはただの酔っ払いのおじさんだと思っている人もいるらしいのですが、まぁ否定はしません。でも、別に朝起きてすぐジョッキでウォッカを飲んだりするようなおじさんではございません。ただ、飲みだすと酔いが顔に出ないらしく、長いので深酒になってしまうだけなんです。これまた若い子たちが「訓市さんと一緒に飲んだら渋い感じ。ぜひ飲んでください」と言われるんですけど、それはきっと僕の声が低いから勝手にそう思っているだけでして、薄暗いバーのカウンターで、トム・ウェイツのアルバムカバーみたいな感じに寂しくひとりで飲んでいるわけでも、決してなくてですね。人が楽しそうに騒いでるクラブのカウンターとか、外で飲むのが大好きなわけです。
続けて、野村がお酒を飲むのに「一番いい季節」について語りました。
野村:今はまさに夏ですので、外の空気に触れながら飲むのが一番気持ちいいんじゃないかと思います。アメリカとかヨーロッパの北のほうは、冬は本当に寒いです。夏は短いですけど、とても暑くて、夜が短い、素晴らしい季節です。そうなるとどんな店も外にテーブルとイスを出して、みなさん思い思いに楽しそうにお酒を飲んで騒いでます。一年で一番いい季節。そして、そのなかの一番いい時間というのは、日が落ちて、すごく遅いんですけど、夜がはじまったくらいの時間が一番楽しいんじゃないでしょうか。
■味は完全にスープ! 「ブラッディ・シーザー」
さらに、野村がハマったカクテルの話題に移ります。
野村:僕は今までいろんな国に行って、いろんなお酒にハマって飲んだことがありました。その中でも、一時期どハマりしたのが、「ブラッディ・シーザー」というお酒です。みなさんはウォッカをトマトジュースで割った「ブラッディ・マリー」は、聞いたことがあるかと思います。これは、トマトジュースにクラム。クラムチャウダーのクラム、ハマグリのことなんですけど、そのエキスが入ったジュースで作るのが「ブラッディ・シーザー」です。ウォッカで割って塩・こしょう、そしてレモンを絞って、あとはお好みでウスターソースやタバスコで味を整えます。
そして、野村がアメリカでのエピソードを以下のように明かします。
野村:アメリカでは「ブラッディ・マリー」は、二日酔いの翌日に飲むカクテルでした。日曜のブランチで友だちに会うと飲んでいたりするんですよ。いつだったか忘れましたが、たしかニューヨークで、完全に二日酔いで、友だちとカフェで待ち合わせたときに、「酷い顔しているな。気付けにちょっと飲め」と飲まされたのが、この「ブラッディ・シーザー」でした。味は完全にスープです。しょっぱくてコクがあって。二日酔いのときは、口の中が塩気をすごく求めるじゃないですか。そんなときに、ハマグリエキス入りのトマトジュース(クラマトジュース)は、おいしいに決まっています。
野村はこの「クラマトジュース」を飲みすぎて、大変なことになってしまったのだとか。
野村:「クラマトジュース」というのは、缶とかペットボトルの業務用で売っているんです。昔よく行ったラウンジのバーテンに、クラマトジュースを取り寄せてストックしてくれと頼みました。そうしたら、案の定、誰も知らなくて、「売れない」と言うので、「在庫を一掃しなければ」と、ひとりでせっせと飲んでいました。すごく小さな缶でたくさん入っているので、「一晩に10杯以上飲まないと減らないな」と、飲んでたんですけど、しばらくすると周りの友だちに「訓市は最近太った」と言われて、鏡を見ると確かに顔がまん丸なんですよ。体重を測ると全然変わっていないので、おかしいなと思っていたら、単なる塩分のとりすぎだったんです。アルコールと塩分の組み合わせが大変健康に悪いらしんです。向かい酒として1、2杯飲むんだったらいいんですが、夜中ずっとこんなものを飲んでいると、次の日に顔がアンパンマンみたいになります。「ブラッディ・シーザー」は、とてもおいしいですが、週末に小洒落たテラスのお店とかで噛みしめるように味わって飲んでください。おかわりは禁止です。
■飲み過ぎ注意! 「ウォッカティーニ」とは?
さらに、野村が変わり種のカクテルを、もうひとつ紹介しました。
野村:僕は、塩気のあるお酒が好きみたいで、ウォッカで作るマティーニ、「ウォッカティーニ」に、どハマりしたこともあります。「マティーニを飲む」と言うと「キザ野郎か、ハンフリー・ボガードか、おまえは」という感じなんですけど。「マティーニ」というお酒は、ステアしてジンを入れて、ベルモットという苦いお酒で少し風味をつけて、レモンの皮を絞って、オリーブを刺して入れて、三角形のカクテルグラスで飲みます。
では、「マティーニ」とは違う渋さがあると言う「ウォッカティーニ」とは?
野村:僕がロサンゼルスでスケーターの友だちに習ったのは、ジンのかわりにウォッカを使います。普通のロックグラスに入れて、少しソーダかトニックを入れて飲むんです。そこに付け合わせ用のオリーブの瓶に入っているつけ汁をドバドバ入れるんですよ。それを入れると、「ダーティースタイル」と言われるらしくて、アメリカのレストランのウェイティングバーで、友たちが「訓市はきっとこれが好きだろう」と頼んでくれたんです。味がないウォッカに、オリーブのつけ汁のしょっぱさがプラスされて、あっという間にハートを鷲掴みにされました。
「ウォッカティーニ」にハマった野村は、またしても……。
野村:これがまたいいんですよ。バーに行って「ダーティーで作ってくれ」と。バーテンが「若いのに渋いの飲むね」と言ったときに、「できるだけダーティーに作ってくれ」なんて言うと、向こうも喜んでくれて、しゃべりながらついグビグビと飲んでしまうんですよ。その結果、どんなことが起きたかというと、また顔がアンパンマンのようにむくんでしまいました。
最後は「みなさん、くれぐれも飲み過ぎ、しょっぱいお酒で塩分をとりすぎないように、気をつけてください」と締めました。
『antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING』は、8月1日(水) に公開収録を行います。現在、antenna* ユーザー限定で観覧者を募集中。詳しくは告知ページをご覧ください。
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【番組情報】
番組名:『antenna*TRAVELLING WITHOUT MOVING』
放送日時:毎週日曜 20時-20時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/travelling/
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■お酒を飲むベストタイミングは?
野村:この番組でよくお酒の話をするので、なかにはただの酔っ払いのおじさんだと思っている人もいるらしいのですが、まぁ否定はしません。でも、別に朝起きてすぐジョッキでウォッカを飲んだりするようなおじさんではございません。ただ、飲みだすと酔いが顔に出ないらしく、長いので深酒になってしまうだけなんです。これまた若い子たちが「訓市さんと一緒に飲んだら渋い感じ。ぜひ飲んでください」と言われるんですけど、それはきっと僕の声が低いから勝手にそう思っているだけでして、薄暗いバーのカウンターで、トム・ウェイツのアルバムカバーみたいな感じに寂しくひとりで飲んでいるわけでも、決してなくてですね。人が楽しそうに騒いでるクラブのカウンターとか、外で飲むのが大好きなわけです。
続けて、野村がお酒を飲むのに「一番いい季節」について語りました。
野村:今はまさに夏ですので、外の空気に触れながら飲むのが一番気持ちいいんじゃないかと思います。アメリカとかヨーロッパの北のほうは、冬は本当に寒いです。夏は短いですけど、とても暑くて、夜が短い、素晴らしい季節です。そうなるとどんな店も外にテーブルとイスを出して、みなさん思い思いに楽しそうにお酒を飲んで騒いでます。一年で一番いい季節。そして、そのなかの一番いい時間というのは、日が落ちて、すごく遅いんですけど、夜がはじまったくらいの時間が一番楽しいんじゃないでしょうか。
■味は完全にスープ! 「ブラッディ・シーザー」
さらに、野村がハマったカクテルの話題に移ります。
野村:僕は今までいろんな国に行って、いろんなお酒にハマって飲んだことがありました。その中でも、一時期どハマりしたのが、「ブラッディ・シーザー」というお酒です。みなさんはウォッカをトマトジュースで割った「ブラッディ・マリー」は、聞いたことがあるかと思います。これは、トマトジュースにクラム。クラムチャウダーのクラム、ハマグリのことなんですけど、そのエキスが入ったジュースで作るのが「ブラッディ・シーザー」です。ウォッカで割って塩・こしょう、そしてレモンを絞って、あとはお好みでウスターソースやタバスコで味を整えます。
そして、野村がアメリカでのエピソードを以下のように明かします。
野村:アメリカでは「ブラッディ・マリー」は、二日酔いの翌日に飲むカクテルでした。日曜のブランチで友だちに会うと飲んでいたりするんですよ。いつだったか忘れましたが、たしかニューヨークで、完全に二日酔いで、友だちとカフェで待ち合わせたときに、「酷い顔しているな。気付けにちょっと飲め」と飲まされたのが、この「ブラッディ・シーザー」でした。味は完全にスープです。しょっぱくてコクがあって。二日酔いのときは、口の中が塩気をすごく求めるじゃないですか。そんなときに、ハマグリエキス入りのトマトジュース(クラマトジュース)は、おいしいに決まっています。
野村はこの「クラマトジュース」を飲みすぎて、大変なことになってしまったのだとか。
野村:「クラマトジュース」というのは、缶とかペットボトルの業務用で売っているんです。昔よく行ったラウンジのバーテンに、クラマトジュースを取り寄せてストックしてくれと頼みました。そうしたら、案の定、誰も知らなくて、「売れない」と言うので、「在庫を一掃しなければ」と、ひとりでせっせと飲んでいました。すごく小さな缶でたくさん入っているので、「一晩に10杯以上飲まないと減らないな」と、飲んでたんですけど、しばらくすると周りの友だちに「訓市は最近太った」と言われて、鏡を見ると確かに顔がまん丸なんですよ。体重を測ると全然変わっていないので、おかしいなと思っていたら、単なる塩分のとりすぎだったんです。アルコールと塩分の組み合わせが大変健康に悪いらしんです。向かい酒として1、2杯飲むんだったらいいんですが、夜中ずっとこんなものを飲んでいると、次の日に顔がアンパンマンみたいになります。「ブラッディ・シーザー」は、とてもおいしいですが、週末に小洒落たテラスのお店とかで噛みしめるように味わって飲んでください。おかわりは禁止です。
■飲み過ぎ注意! 「ウォッカティーニ」とは?
さらに、野村が変わり種のカクテルを、もうひとつ紹介しました。
野村:僕は、塩気のあるお酒が好きみたいで、ウォッカで作るマティーニ、「ウォッカティーニ」に、どハマりしたこともあります。「マティーニを飲む」と言うと「キザ野郎か、ハンフリー・ボガードか、おまえは」という感じなんですけど。「マティーニ」というお酒は、ステアしてジンを入れて、ベルモットという苦いお酒で少し風味をつけて、レモンの皮を絞って、オリーブを刺して入れて、三角形のカクテルグラスで飲みます。
では、「マティーニ」とは違う渋さがあると言う「ウォッカティーニ」とは?
野村:僕がロサンゼルスでスケーターの友だちに習ったのは、ジンのかわりにウォッカを使います。普通のロックグラスに入れて、少しソーダかトニックを入れて飲むんです。そこに付け合わせ用のオリーブの瓶に入っているつけ汁をドバドバ入れるんですよ。それを入れると、「ダーティースタイル」と言われるらしくて、アメリカのレストランのウェイティングバーで、友たちが「訓市はきっとこれが好きだろう」と頼んでくれたんです。味がないウォッカに、オリーブのつけ汁のしょっぱさがプラスされて、あっという間にハートを鷲掴みにされました。
「ウォッカティーニ」にハマった野村は、またしても……。
野村:これがまたいいんですよ。バーに行って「ダーティーで作ってくれ」と。バーテンが「若いのに渋いの飲むね」と言ったときに、「できるだけダーティーに作ってくれ」なんて言うと、向こうも喜んでくれて、しゃべりながらついグビグビと飲んでしまうんですよ。その結果、どんなことが起きたかというと、また顔がアンパンマンのようにむくんでしまいました。
最後は「みなさん、くれぐれも飲み過ぎ、しょっぱいお酒で塩分をとりすぎないように、気をつけてください」と締めました。
『antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING』は、8月1日(水) に公開収録を行います。現在、antenna* ユーザー限定で観覧者を募集中。詳しくは告知ページをご覧ください。
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番組名:『antenna*TRAVELLING WITHOUT MOVING』
放送日時:毎週日曜 20時-20時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/travelling/