J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』（ナビゲーター：別所哲也）のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」。7月の毎週木曜日はボディスカルプター・和久井 拓さんが登場。VERYのモデル、クリス・ウェブ佳子さんのパーソナルモデルとしても知られる和久井さんに「きくボディメーキング」をテーマにお話を伺っています。
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■どんな体になりたい？ ゴール設定が重要
2週目となる7月12日（木）のオンエアでは、美しい体づくりについて訊きました。
別所：美しい体づくり、ボディメーキングにおいて一番大事なことはなんでしょうか？
和久井：現状の体のバランスとか、なりたい体のバランス、生活習慣、どれをとっても人それぞれ違います。その人を知らずして詳細なトレーニング指南というのは難しいのですが、みなさんによくお話するのは、思いつきでトレーニングするのではなく、今の自分の体がどのようなものになっていて、どこを目指すのかスタートとゴールを把握しましょう、ということ。そこからやるべきことをしっかり学び、継続できるようなプログラムを作っていくことが重要です。
■体重計にのることは意味がない
和久井さが考える、ボディメーキングに必要なこと・不必要なことを一つひとつ質問していきました。
別所：まず「体重計に乗ることは意味がない」。「体重計にのりましょう」という意見のほうがよく聞かれますが、これはどういう意味でしょうか。
和久井：すれ違う人を見て「この人はキレイだけど◯◯キロありそう」とか、「スリーサイズは◯◯くらいだな」とか、考えないですよね。体重は、自分自身は気になるものの、他人はあまり気にしない、というか、見分けていない。
別所：次は「若く見えるか、老けて見えるかは肩で決まる」。こちらは？
和久井：先ほどの話にも関連しますが、体重じゃなければ、どこで美しさを判断しているかと言うと、シルエット、アウトラインです。遠くから歩いてきた人を見て、顔がわからなくても、「なんとなくカッコよさそう」「キレイな人かも」というのは一瞬でわかりますよね。顔の次によく目がいくパーツは何かと言うと、体の中で一番出っ張ってる場所。一番出ている場所がどういうふうに見えるのか、それが重要なポイントです。
■日常の癖がコンプレックスの原因に
別所：「コンプレックスは日常の癖」とありますが、こちらは？
和久井：人間は生まれてから、ハイハイを覚え、いつの間にか立って、歩いて走って……と成長していきますよね。そのとき、「ここに重心をおけばいいんですよ」「こっちから足を出してくださいね」といったことは教わらない。個人個人の癖で動いていて、それは生活にも反映されます。体の片方だけをよく使うとか。すると、バランスが崩れてしまう。
別所：自分が抱えているコンプレックスをよく見直すと、日常の生活にある癖が原因のひとつかもしれないと。
和久井：大きなポイントとなってくると思います。力学的に正しい重心の位置を知っていただくと、自分が前側に傾いているのか、後側に傾いているのかがわかります。基準を知ることで判定できるようになってくる。
別所：自分の正しい姿勢って、心地よい姿勢とつながっていますかね？
和久井：子どものころから「背骨を“真っ直ぐ”にしなさい」と言われると思いますが、それは正しい姿勢ではありません。人間の体は、きれいなS字を描くように設計されていますから。耳の穴の部分、肩の先の部分、ひじ、大転子といわれる足の付け根、それから膝横、くるぶしまでが一直線というのが正しい姿勢といわれます。
さらに詳しく知りたい方は、和久井さんの著書『読むボディメーキング』をチェックしてみてください。やみくもにトレーニングするのではなく、正しい知識を学び、理想の体を目指しましょう！
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名：『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時：月・火・水・木曜 6時ー9時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
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■どんな体になりたい？ ゴール設定が重要
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和久井：現状の体のバランスとか、なりたい体のバランス、生活習慣、どれをとっても人それぞれ違います。その人を知らずして詳細なトレーニング指南というのは難しいのですが、みなさんによくお話するのは、思いつきでトレーニングするのではなく、今の自分の体がどのようなものになっていて、どこを目指すのかスタートとゴールを把握しましょう、ということ。そこからやるべきことをしっかり学び、継続できるようなプログラムを作っていくことが重要です。
■体重計にのることは意味がない
和久井さが考える、ボディメーキングに必要なこと・不必要なことを一つひとつ質問していきました。
別所：まず「体重計に乗ることは意味がない」。「体重計にのりましょう」という意見のほうがよく聞かれますが、これはどういう意味でしょうか。
和久井：すれ違う人を見て「この人はキレイだけど◯◯キロありそう」とか、「スリーサイズは◯◯くらいだな」とか、考えないですよね。体重は、自分自身は気になるものの、他人はあまり気にしない、というか、見分けていない。
別所：次は「若く見えるか、老けて見えるかは肩で決まる」。こちらは？
和久井：先ほどの話にも関連しますが、体重じゃなければ、どこで美しさを判断しているかと言うと、シルエット、アウトラインです。遠くから歩いてきた人を見て、顔がわからなくても、「なんとなくカッコよさそう」「キレイな人かも」というのは一瞬でわかりますよね。顔の次によく目がいくパーツは何かと言うと、体の中で一番出っ張ってる場所。一番出ている場所がどういうふうに見えるのか、それが重要なポイントです。
■日常の癖がコンプレックスの原因に
別所：「コンプレックスは日常の癖」とありますが、こちらは？
和久井：人間は生まれてから、ハイハイを覚え、いつの間にか立って、歩いて走って……と成長していきますよね。そのとき、「ここに重心をおけばいいんですよ」「こっちから足を出してくださいね」といったことは教わらない。個人個人の癖で動いていて、それは生活にも反映されます。体の片方だけをよく使うとか。すると、バランスが崩れてしまう。
別所：自分が抱えているコンプレックスをよく見直すと、日常の生活にある癖が原因のひとつかもしれないと。
和久井：大きなポイントとなってくると思います。力学的に正しい重心の位置を知っていただくと、自分が前側に傾いているのか、後側に傾いているのかがわかります。基準を知ることで判定できるようになってくる。
別所：自分の正しい姿勢って、心地よい姿勢とつながっていますかね？
和久井：子どものころから「背骨を“真っ直ぐ”にしなさい」と言われると思いますが、それは正しい姿勢ではありません。人間の体は、きれいなS字を描くように設計されていますから。耳の穴の部分、肩の先の部分、ひじ、大転子といわれる足の付け根、それから膝横、くるぶしまでが一直線というのが正しい姿勢といわれます。
さらに詳しく知りたい方は、和久井さんの著書『読むボディメーキング』をチェックしてみてください。やみくもにトレーニングするのではなく、正しい知識を学び、理想の体を目指しましょう！
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【番組情報】
番組名：『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時：月・火・水・木曜 6時ー9時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/