J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)。6月6日(水)のオンエアでは、女優の鈴木砂羽さんが登場。初のコミックエッセイについて訊きました。
鈴木さんは静岡県浜松市出身で、女子美術大学短期大学部を中退後、文学座の研究生に。映画『愛の新世界』(1994年)で主演デビューし、第37回ブルーリボン新人賞など数多くの新人賞を受賞しました。今年、女優生活25周年を迎える鈴木さんに、経歴を伺いました。
鈴木:両親が画家で、絵の受験科の先生をやっていたり、絵が身近な環境にあったので、子どもの頃から絵を描くことは慣れ親しんだ作業だったんです。小学校高学年くらいから、好きな魔法もののアニメがあって、それを真似してマンガを描いたりしていました。
■初のコミックエッセイを発売
そんな鈴木さんが描いた初のコミックエッセイ『ボンちゃんがいく☆ 女優・鈴木砂羽のマンガ愛がはじけるコミックエッセイ』が6月5日(火)に発売されました。
鈴木:当時『YOUNG YOU』という女性マンガ雑誌がありまして、3、4年連載させていただいて。当時30代前半だったので、いっぱい描くことがあったんでしょうね(笑)。今はもう年なりのサラッとした感じに生きてますが、30代はやんちゃだったので。あと高校生の思い出とか描いたりしているんですけど、自分でも思うけど「何をそんなに言いたいことがあったのか」というくらい描いてますね(笑)。
コミックエッセイでは、鈴木さんの日常や、映画やドラマの裏側など、女優ならではの目線で赤裸々に綴られています。今回書籍化にあわせて、新たなコラムも追加されました。ちなみにボンちゃんとは鈴木さんのことだそうですが、なぜボンちゃんなのか訊くと……。
鈴木:私は高校生のときに「ハニーちゃん」と呼ばれていました(笑)。バンドをやっててニックネームで、そのときに友だちがこのボンちゃんの原型みたいなマンガを描いていて、耳が三角形で尖った顔をしていて「ボンちゃん」という名前で。私がマンガを描くにあたって「そのキャラクター、描いてもいい?」と言ったら「ちょっと変えて」と言われたので耳が丸くなりまして、それでそのまま「ボンちゃん」を起用しました。
■締め切りが地方公演、出演役者さんにべた塗りを…
クリス:女優活動の傍ら行うマンガ家活動は、締め切りとか大丈夫だったんですか?
鈴木:暇な月はいいんですけど、本当に舞台が忙しいときは、締め切りが地方公演だったりとかしちゃって、ホテルで皆で描いたりとか、みんなに『助けて!』って言って、そこに出てる役者さんにベタを塗ってもらったり、消しゴムをかけてもらったり……。
クリス:(笑)。
鈴木:当時付き合ってた人とか、旦那さんとかも投入して、「え、ちょっとそこもっとこうやってよ!」って言うと「できねえんだよ!」とか言われて(笑)。「お前が手伝えって言ったんじゃねえか!」ってケンカになって(笑)。それでごめんなさいごめんなさいって言って夜は焼肉を奢ったりしてました(笑)。
クリス:(笑)。
「ボンちゃんというキャラクターに乗せると、私が考えていることがとても素直に描けるので。私が同じことを口にして言うと『鈴木さんってそういうこと言うんだ』ってなっちゃうんですけど、ボンちゃんだと『まあいっか』ってなって」と言っていた鈴木さん。トーク後半ではご自身の名前の由来や、ご家族についても話が及びました。
■自分がプロデュースすることが夢
鈴木さんは、8月31日(金)より赤坂RED/THEATERで、自身プロデュースの演劇ユニット「港.ロッ区.」の旗揚げ公演音楽劇『港.ロッ区.Vol.1「ロックの女」』が上演されます。
鈴木:私が何年も前からやりたかった企画で、自分がプロデュースすることがもう一つの夢になっていて、「港.ロッ区.」というプロデュースユニットを立ち上げて、毎回私が気になるアーティスト、作家さんを集めて全然違うジャンルをこれから上演したいと思ってます。第1回は椿鬼奴さんを主演に迎えました。
クリス:アカペラ劇だそうですが。
鈴木:演出の福田転球さんがアカペラのお芝居を作っていて、「ロックをアカペラでやったらどうなるの?」と私が言ったことからはじまったんですけど、アカペラで、設定はみんな女囚なんです。女子刑務所の中でロックをどう奏でるかという、面白い作品です(笑)。
「いろいろと盛りだくさんで、このマンガみたいですね、私」と最後に言っていた鈴木さん。「マンガも大変なんですけど、またやっちゃうんでしょうね、私のことだから(笑)」と続編についても匂わせていました。
さて次週の『GOOD NEIGHBORS』はスペシャルウィーク。安藤裕子さん、豊田エリーさん、栗原はるみさんらがゲストに登場します。どうぞお楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
鈴木さんは静岡県浜松市出身で、女子美術大学短期大学部を中退後、文学座の研究生に。映画『愛の新世界』(1994年)で主演デビューし、第37回ブルーリボン新人賞など数多くの新人賞を受賞しました。今年、女優生活25周年を迎える鈴木さんに、経歴を伺いました。
鈴木:両親が画家で、絵の受験科の先生をやっていたり、絵が身近な環境にあったので、子どもの頃から絵を描くことは慣れ親しんだ作業だったんです。小学校高学年くらいから、好きな魔法もののアニメがあって、それを真似してマンガを描いたりしていました。
■初のコミックエッセイを発売
そんな鈴木さんが描いた初のコミックエッセイ『ボンちゃんがいく☆ 女優・鈴木砂羽のマンガ愛がはじけるコミックエッセイ』が6月5日(火)に発売されました。
鈴木:当時『YOUNG YOU』という女性マンガ雑誌がありまして、3、4年連載させていただいて。当時30代前半だったので、いっぱい描くことがあったんでしょうね(笑)。今はもう年なりのサラッとした感じに生きてますが、30代はやんちゃだったので。あと高校生の思い出とか描いたりしているんですけど、自分でも思うけど「何をそんなに言いたいことがあったのか」というくらい描いてますね(笑)。
コミックエッセイでは、鈴木さんの日常や、映画やドラマの裏側など、女優ならではの目線で赤裸々に綴られています。今回書籍化にあわせて、新たなコラムも追加されました。ちなみにボンちゃんとは鈴木さんのことだそうですが、なぜボンちゃんなのか訊くと……。
鈴木:私は高校生のときに「ハニーちゃん」と呼ばれていました(笑)。バンドをやっててニックネームで、そのときに友だちがこのボンちゃんの原型みたいなマンガを描いていて、耳が三角形で尖った顔をしていて「ボンちゃん」という名前で。私がマンガを描くにあたって「そのキャラクター、描いてもいい?」と言ったら「ちょっと変えて」と言われたので耳が丸くなりまして、それでそのまま「ボンちゃん」を起用しました。
■締め切りが地方公演、出演役者さんにべた塗りを…
クリス:女優活動の傍ら行うマンガ家活動は、締め切りとか大丈夫だったんですか?
鈴木:暇な月はいいんですけど、本当に舞台が忙しいときは、締め切りが地方公演だったりとかしちゃって、ホテルで皆で描いたりとか、みんなに『助けて!』って言って、そこに出てる役者さんにベタを塗ってもらったり、消しゴムをかけてもらったり……。
クリス:(笑)。
鈴木:当時付き合ってた人とか、旦那さんとかも投入して、「え、ちょっとそこもっとこうやってよ!」って言うと「できねえんだよ!」とか言われて(笑)。「お前が手伝えって言ったんじゃねえか!」ってケンカになって(笑)。それでごめんなさいごめんなさいって言って夜は焼肉を奢ったりしてました(笑)。
クリス:(笑)。
「ボンちゃんというキャラクターに乗せると、私が考えていることがとても素直に描けるので。私が同じことを口にして言うと『鈴木さんってそういうこと言うんだ』ってなっちゃうんですけど、ボンちゃんだと『まあいっか』ってなって」と言っていた鈴木さん。トーク後半ではご自身の名前の由来や、ご家族についても話が及びました。
■自分がプロデュースすることが夢
鈴木さんは、8月31日(金)より赤坂RED/THEATERで、自身プロデュースの演劇ユニット「港.ロッ区.」の旗揚げ公演音楽劇『港.ロッ区.Vol.1「ロックの女」』が上演されます。
鈴木:私が何年も前からやりたかった企画で、自分がプロデュースすることがもう一つの夢になっていて、「港.ロッ区.」というプロデュースユニットを立ち上げて、毎回私が気になるアーティスト、作家さんを集めて全然違うジャンルをこれから上演したいと思ってます。第1回は椿鬼奴さんを主演に迎えました。
クリス:アカペラ劇だそうですが。
鈴木:演出の福田転球さんがアカペラのお芝居を作っていて、「ロックをアカペラでやったらどうなるの?」と私が言ったことからはじまったんですけど、アカペラで、設定はみんな女囚なんです。女子刑務所の中でロックをどう奏でるかという、面白い作品です(笑)。
「いろいろと盛りだくさんで、このマンガみたいですね、私」と最後に言っていた鈴木さん。「マンガも大変なんですけど、またやっちゃうんでしょうね、私のことだから(笑)」と続編についても匂わせていました。
さて次週の『GOOD NEIGHBORS』はスペシャルウィーク。安藤裕子さん、豊田エリーさん、栗原はるみさんらがゲストに登場します。どうぞお楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/