J-WAVEの番組『CHINTAI ACTIVE ON SUNDAYS』(ナビゲーター:森矢カンナ)。6月17日(日)のオンエアでは、女優・水川あさみさんがゲストに登場。プライベートでも仲よしという2人が、夏フェスの達人に「準備から楽しもう。夏フェス完全攻略法」を訊きました。
■野外フェス、あると便利なものは
水川さんと森矢とは5年前からの付き合い。20日連続で会ったことがあるほどの仲だとか。2人はフェスが大好きで、この時期になるとソワソワ。昨年は「サマーソニック」に森矢が参加し、水川さんも仕事終わりに「気分だけでも」と合流したとか。
今回は「フェスを準備から楽しむ」ということで、「FUJI ROCK FESTIVAL(フジロック)」などでキャンプの悩みを解決する「キャンプよろず相談所」の運営に携わっている株式会社「ヨンロクニ」の渡辺信音さんにお話を伺いました。
森矢:私たちは、都市型のイベントにしか行ってないんですよね。
水川:野外型に憧れつつ、準備が多いんじゃないかと、行けずにいるんです。
渡辺:そうですね、野外のフェスは不便さを楽しむ部分がある。でも、ちゃんと準備していけばなんとかなるし、なんとかならなくてもそれはそれで楽しいですよ。
森矢:特に何を持っていったらいいのでしょう。女子目線で参考になることがあったら教えてください。
渡辺:僕が編集に関わる『フェスエコ』というフリーペーパーでも、「初心者女子的フジロック攻略法」という企画でマストアイテムを紹介してます。10数項目あって、ひとつひとつ紹介すると説明すると大変なので、マストなアイテムだけ言うと、レインウェア、雨具ですね。「フジロック」や「サマーソニック」など、だいたいのフェスでは、人にぶつかると危険なので傘をさすのは禁止なんです。レインウェアは、アウトドアメーカーの上下セパレートのものもありますし、もう少し簡単なものだとポンチョもいいでしょう。コンビニとかで売ってる安いカッパは、蒸れてしまうのでおすすめしません。アウトドアメーカーのものは、「透湿性」というんですけど、体の蒸気を外に出してくれるので蒸れないんですよ。ポンチョはバックパックをしょったままでもかぶれるので、バッグが濡れません。
森矢:他になにかありますか?
渡辺:長い時間、歩いていると座りたくなるから、携帯できる椅子があると便利です。1万円ぐらいからあって、Helinox(ヘリノックス )というメーカーは、フジロックの会場でも人気ですね。
水川:女子なので、着ていく服とかおすすめのコーディネイトとかがあったら教えてほしいです。
渡辺:服装はフェスによって、アーティストによって自由ですが、急に寒くなったりするので、防寒のための薄手のダウンとか持っておくといいですよ。
森矢:他に、これは用意すれば役にたつよ、というものはありますか?
渡辺:都市型だと気にならないですけど、野外だと虫に刺されるという問題があります。やっかいなのが、ブヨ。普通の虫除けだとブヨには効かないので、ハッカ油がおすすめ。ブヨは低いところを飛ぶので、足首まわりとかにハッカ油をかけておくとぜんぜん違いますね。
■フェスのキャンプで多い相談は…
キャンプの悩みを解決する「キャンプよろず相談所」の運営に関わっている渡辺さん。今まで、キャンプインフェスの会場で、どんな相談が寄せられたのでしょうか。多いものを3つ聞きました。
3位:テントがたてられない
2位:車輪が壊れた
渡辺:テントは持ってきたけど、一回もたてたことがない、という人が多いんです。「友だちに借りました」とか「買って開封しないで会場にきた」とか。必ず一回、家でたててみるとか、キャンプとかに詳しいお友だちに聞いたりして、練習してください。2位の車輪が壊れるというのは、フェス会場にはテントやクーラーボックスをキャリーに積んで持ってきて、その車輪が壊れるという。いっぱいビールを買い込んできて、過積載で車輪が壊れちゃったり。僕らのところに修理待ちの人が列を作ったこともありました。修理はしますけど、フェスはでこぼこ道も多いので、悪路に強いタイヤの太いキャリーを選んだほうがいいでしょう。
1位:ポールが折れた
渡辺:テントのポールですね。やっぱり長年使っていたとか、使いかたが悪くてはまってなかったりすると折れちゃうんです。そういうときは「キャンプよろず相談所」に持ってきてもらえば僕らが修理します。無料で、気持ちで募金はお願いしています。
渡辺さんに、準備から野外フェス初心者の攻略法を訊いた森矢と水川さん。森矢は「準備ができたら、どのフェスに行くかですね」とコメント。渡辺さんのおすすめ野外フェスは、9月に群馬県水上高原で開催される「New Acoustic Camp」で、アコースティックギター演奏でラップするMOROHAというアーティストがイチ推しだそうです。
夏に野外フェスの予定がある人は、渡辺さんのお話をぜひ参考に、準備万端で楽しんでくださいね!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『CHINTAI ACTIVE ON SUNDAYS』
放送日時:日曜12時-12時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/activesundays/
■野外フェス、あると便利なものは
水川さんと森矢とは5年前からの付き合い。20日連続で会ったことがあるほどの仲だとか。2人はフェスが大好きで、この時期になるとソワソワ。昨年は「サマーソニック」に森矢が参加し、水川さんも仕事終わりに「気分だけでも」と合流したとか。
今回は「フェスを準備から楽しむ」ということで、「FUJI ROCK FESTIVAL(フジロック)」などでキャンプの悩みを解決する「キャンプよろず相談所」の運営に携わっている株式会社「ヨンロクニ」の渡辺信音さんにお話を伺いました。
森矢:私たちは、都市型のイベントにしか行ってないんですよね。
水川:野外型に憧れつつ、準備が多いんじゃないかと、行けずにいるんです。
渡辺:そうですね、野外のフェスは不便さを楽しむ部分がある。でも、ちゃんと準備していけばなんとかなるし、なんとかならなくてもそれはそれで楽しいですよ。
森矢:特に何を持っていったらいいのでしょう。女子目線で参考になることがあったら教えてください。
渡辺:僕が編集に関わる『フェスエコ』というフリーペーパーでも、「初心者女子的フジロック攻略法」という企画でマストアイテムを紹介してます。10数項目あって、ひとつひとつ紹介すると説明すると大変なので、マストなアイテムだけ言うと、レインウェア、雨具ですね。「フジロック」や「サマーソニック」など、だいたいのフェスでは、人にぶつかると危険なので傘をさすのは禁止なんです。レインウェアは、アウトドアメーカーの上下セパレートのものもありますし、もう少し簡単なものだとポンチョもいいでしょう。コンビニとかで売ってる安いカッパは、蒸れてしまうのでおすすめしません。アウトドアメーカーのものは、「透湿性」というんですけど、体の蒸気を外に出してくれるので蒸れないんですよ。ポンチョはバックパックをしょったままでもかぶれるので、バッグが濡れません。
森矢:他になにかありますか?
渡辺:長い時間、歩いていると座りたくなるから、携帯できる椅子があると便利です。1万円ぐらいからあって、Helinox(ヘリノックス )というメーカーは、フジロックの会場でも人気ですね。
水川:女子なので、着ていく服とかおすすめのコーディネイトとかがあったら教えてほしいです。
渡辺:服装はフェスによって、アーティストによって自由ですが、急に寒くなったりするので、防寒のための薄手のダウンとか持っておくといいですよ。
森矢:他に、これは用意すれば役にたつよ、というものはありますか?
渡辺:都市型だと気にならないですけど、野外だと虫に刺されるという問題があります。やっかいなのが、ブヨ。普通の虫除けだとブヨには効かないので、ハッカ油がおすすめ。ブヨは低いところを飛ぶので、足首まわりとかにハッカ油をかけておくとぜんぜん違いますね。
■フェスのキャンプで多い相談は…
キャンプの悩みを解決する「キャンプよろず相談所」の運営に関わっている渡辺さん。今まで、キャンプインフェスの会場で、どんな相談が寄せられたのでしょうか。多いものを3つ聞きました。
3位:テントがたてられない
2位:車輪が壊れた
渡辺:テントは持ってきたけど、一回もたてたことがない、という人が多いんです。「友だちに借りました」とか「買って開封しないで会場にきた」とか。必ず一回、家でたててみるとか、キャンプとかに詳しいお友だちに聞いたりして、練習してください。2位の車輪が壊れるというのは、フェス会場にはテントやクーラーボックスをキャリーに積んで持ってきて、その車輪が壊れるという。いっぱいビールを買い込んできて、過積載で車輪が壊れちゃったり。僕らのところに修理待ちの人が列を作ったこともありました。修理はしますけど、フェスはでこぼこ道も多いので、悪路に強いタイヤの太いキャリーを選んだほうがいいでしょう。
1位:ポールが折れた
渡辺:テントのポールですね。やっぱり長年使っていたとか、使いかたが悪くてはまってなかったりすると折れちゃうんです。そういうときは「キャンプよろず相談所」に持ってきてもらえば僕らが修理します。無料で、気持ちで募金はお願いしています。
渡辺さんに、準備から野外フェス初心者の攻略法を訊いた森矢と水川さん。森矢は「準備ができたら、どのフェスに行くかですね」とコメント。渡辺さんのおすすめ野外フェスは、9月に群馬県水上高原で開催される「New Acoustic Camp」で、アコースティックギター演奏でラップするMOROHAというアーティストがイチ推しだそうです。
夏に野外フェスの予定がある人は、渡辺さんのお話をぜひ参考に、準備万端で楽しんでくださいね!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『CHINTAI ACTIVE ON SUNDAYS』
放送日時:日曜12時-12時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/activesundays/