「皇居ラン」初心者が気をつけたいポイントをプロが伝授! 森矢カンナも初体験

J-WAVEで放送中の番組『CHINTAI ACTIVE ON SUNDAYS』(ナビゲーター:森矢カンナ)。3月3日(日)のオンエアでは、プロランニングコーチ・金 哲彦さんを迎えて、ランニングビギナーの森矢が「皇居ラン」デビューした模様をお届けしました。


■1周5キロ、混雑日は4000人が走る人気のコース!

「皇居ラン」は日本中のランナーの憧れの場所で、一周は約5キロ。今回は、桜田門を抜け、丸の内のオフィス街、右側に日本武道館を見ながら竹橋を登っていき、花見でお馴染みの千鳥ヶ淵に出ます。そこから標高が最も高い半蔵門を下り、霞が関の官庁街、警視庁を抜けて桜田門に戻ってくるというコースを走りました。今回のコースのポイントは?

:ランナーが普通にトレーニングしているコースなので、楽に走ってみて一周を何分で走れたかで今の自分の走力が分かります。あと、竹橋から登っていく坂と、半蔵門から下っていく坂があるので、坂道の走り方を覚えるには非常にいいコースです。

皇居は、東京のど真ん中にあるのに緑が多く気持ちがいいことや、信号が一個もないのでノンストップで走れることがメリットです。森矢が体験したのは平日の昼間だったため、比較的空いていましたが、夜や土日の混んでいるときはおよそ4000人が走っていいます。もともとは、ストレスの多い霞が関の官庁街の人たちが、ストレス解消のためにランニングをはじめたのが始まりだそうです。

:皇居は長い距離を走りたい人はよく来ます。1周5キロなので、20キロだと4周。1周1キロのコースだと20周しなければならないので、長い距離をやるには周回が少なくて済むので適しています。


■坂道の走り方 ときどき息を強く吐いて!

竹橋からの登りのコースでは、次のような点に気をつけましょう。

:心拍数が上がり呼吸が苦しくなるので、あまりにキツイ場合は、無理をしないで早歩きをして、また走ることを繰り返します。腕を下げて後ろに力強くグイグイと引いて走ります。そうすると、後ろに引いた反動でグッと足が前に出ます。あとは、ゆっくりでもどうしても心拍数が上がってしまうから、しっかり呼吸をするためにときどき息を強く吐くといいです。

後半のコースは、4月の桜の時期になるとピンクに染まり、半蔵門から桜田門へと、ビルと緑のコントラストが楽しめる下り坂があります。

:下りは膝に負担がかかるので、意識して歩幅を小さめにして回転数を上げると負担が小さくなります。

この日の森矢の「皇居ラン」1周のタイムは38分7秒、1キロ換算で7分37秒。悪くない数字だそうで、「ランナーが『皇居ラン』をする気持ちがわかる。走っていて気持ちがいいんです」と振り返りました。

ちなみにフルマラソンに換算するとおよそ5時間21分。東京マラソンの制限時間は7時間なので、金さんにも「完走する走力はある」とお墨付きをいただきました。この機会に、心と身体がリフレッシュできる「皇居ラン」を体験してみてはいかがでしょうか。

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【番組情報】
番組名:『CHINTAI ACTIVE ON SUNDAYS』
放送日時:日曜 12時-12時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/activesundays/

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