J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。6月12日(火)のオンエアでは、DAOKOとのコンビでお送りしました。
注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は11月に来日公演が決定しているテイラー・スウィフトをピックアップしています。
テイラーは、グラミー賞を10度受賞。過去の作品の総売上枚数は4000万枚以上、楽曲のダウンロード数は1.3億回を超えている世界的シンガー・ソングライターです。特集初日である11日(月)の放送では、デビュー前から1stアルバム『Taylor Swift』をリリースし、幅広いリスナーの心を掴んだ2006年までを紹介しました。
【特集】テイラー・スウィフトがデビュー前、注目されるために考えた作戦とは
【特集その3】テイラー・スウィフト、スタジオでの怒りの一言が生んだ名曲とは? 【特集その4】テイラー・スウィフト、皮肉だらけのミュージックビデオ! いきものがかり・水野も「すごい…」
■テイラー・スウィフト、活動の原点
アルバム『Taylor Swift』のヒットをきっかけにティーン雑誌などにも登場しだしたテイラーは、瞬く間に同世代の女子からの支持を得ます。そして、彼女の熱心なファンたちは“テイラー・ネーション”と呼ばれるように。テイラー・ネーションたちは彼女を力強く支え、『Tim McGraw』が2007年の「CMTミュージック・アワード」(カントリーミュージックの祭典)で、ファン投票で選ばれるブレイクスルービデオ賞を受賞。
ファンのおかげで初めての受賞を経験することができたテイラーは、ツアーでトロフィーをファンに披露。ファンと喜びを分かち合いました。スターとなった現在でも、頻繁にSNSやイベントを通してファンを大切にしているテイラー。このような経験がテイラーの活動の原点になっているのかもしれません。
■グラミー賞を史上最年少で受賞
『Taylor Swift』をヒットさせたテイラーは、周囲からのプレッシャーに負けることなく、2008年に2ndアルバム『Fearless』を作り上げます。日本語に訳すと「恐れない」「恐れを知らない」という意味です。成功体験を積み重ねて、世間からは怖いもの知らずというイメージを持たれかねない状況でしたが、自分の中では「困難に打ち勝ってこそのFearless」という意味が込められているとのこと。
『Fearless』はビルボードのアルバムチャートで1位を獲得。さらにグラミー賞の年間最優秀アルバム賞を史上最年少となる20歳で受賞します。また今作ではセルフプロデュース能力も見事に発揮しており、音周りの作業に加え、ジャケットの制作にも関わっています。
■待望のヘッドライナーツアーは即完売
『Fearless』のリリースをきっかけにライブも増やしたテイラー。ずっと実施を控えていた初めてのヘッドライナーツアーをスタートします。テイラー自身が舞台装置からダンサーのセレクトまですべてを手がけた全52公演は、数分でチケットが完売しました。
16歳の頃から、様々なアーティストの前座でパフォーマンスをするチャンスをもらっていたテイラーは、その経験を次の世代にも与えるため、オープニングアクトを積極的に起用しています。最近ではオースティン・マホーン、ショーン・メンデス、エド・シーランなどが起用されました。
■『Speak Now』は“オープンな手紙”
そしてまだまだ勢いの止まらないテイラーは、2010年に3rdアルバム『Speak Now』をリリース。その時々の感情の波をリアルに歌詞に落とし込んでいるテイラー。「私は曲を書くことで自分の感情や困難を乗り切っていくの。ソングライティングが私の避難手段になっているのね」と語っています。
『Speak Now』はその言葉通り、どの楽曲の中にもその曲を伝えたい特定の誰かがいるとされていることから、「オープンな手紙」ともいわれています。元カレのジョン・メイヤーや、これまた元カレだったジョー・ジョナスの新恋人、「MTV Video Music Awards」でテイラーからマイクを奪いトラブルとなったカニエ・ウェストなど様々な相手が登場します。
DAOKO:『Dear John』という曲なんて、ジョン・メイヤー丸出しですよね。名指しっていうのがけっこうすごいなというか(笑)。海外仕様って感じですね。
藤田:そうですね。海外の人は比較的、付き合っている相手をオープンにするからね。
DAOKO:曲にすることで乗り越えていくっていうのは、自分もけっこう曲を書くときにあるかなっていうのはありますね。
「常に今の自分を超えることが好き」というテイラーは、このアルバムで初めて全曲の作詞・作曲に挑戦。徐々にポップスにシフトしつつある今作からも、少しずつ今のテイラーサウンドにつながる部分が見えてきています。
というところで2日目はここまで。続きは、本日6月13日(水)のオンエアをお楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は11月に来日公演が決定しているテイラー・スウィフトをピックアップしています。
テイラーは、グラミー賞を10度受賞。過去の作品の総売上枚数は4000万枚以上、楽曲のダウンロード数は1.3億回を超えている世界的シンガー・ソングライターです。特集初日である11日(月)の放送では、デビュー前から1stアルバム『Taylor Swift』をリリースし、幅広いリスナーの心を掴んだ2006年までを紹介しました。
【特集】テイラー・スウィフトがデビュー前、注目されるために考えた作戦とは
【特集その3】テイラー・スウィフト、スタジオでの怒りの一言が生んだ名曲とは? 【特集その4】テイラー・スウィフト、皮肉だらけのミュージックビデオ! いきものがかり・水野も「すごい…」
■テイラー・スウィフト、活動の原点
アルバム『Taylor Swift』のヒットをきっかけにティーン雑誌などにも登場しだしたテイラーは、瞬く間に同世代の女子からの支持を得ます。そして、彼女の熱心なファンたちは“テイラー・ネーション”と呼ばれるように。テイラー・ネーションたちは彼女を力強く支え、『Tim McGraw』が2007年の「CMTミュージック・アワード」(カントリーミュージックの祭典)で、ファン投票で選ばれるブレイクスルービデオ賞を受賞。
ファンのおかげで初めての受賞を経験することができたテイラーは、ツアーでトロフィーをファンに披露。ファンと喜びを分かち合いました。スターとなった現在でも、頻繁にSNSやイベントを通してファンを大切にしているテイラー。このような経験がテイラーの活動の原点になっているのかもしれません。
■グラミー賞を史上最年少で受賞
『Taylor Swift』をヒットさせたテイラーは、周囲からのプレッシャーに負けることなく、2008年に2ndアルバム『Fearless』を作り上げます。日本語に訳すと「恐れない」「恐れを知らない」という意味です。成功体験を積み重ねて、世間からは怖いもの知らずというイメージを持たれかねない状況でしたが、自分の中では「困難に打ち勝ってこそのFearless」という意味が込められているとのこと。
『Fearless』はビルボードのアルバムチャートで1位を獲得。さらにグラミー賞の年間最優秀アルバム賞を史上最年少となる20歳で受賞します。また今作ではセルフプロデュース能力も見事に発揮しており、音周りの作業に加え、ジャケットの制作にも関わっています。
■待望のヘッドライナーツアーは即完売
『Fearless』のリリースをきっかけにライブも増やしたテイラー。ずっと実施を控えていた初めてのヘッドライナーツアーをスタートします。テイラー自身が舞台装置からダンサーのセレクトまですべてを手がけた全52公演は、数分でチケットが完売しました。
16歳の頃から、様々なアーティストの前座でパフォーマンスをするチャンスをもらっていたテイラーは、その経験を次の世代にも与えるため、オープニングアクトを積極的に起用しています。最近ではオースティン・マホーン、ショーン・メンデス、エド・シーランなどが起用されました。
■『Speak Now』は“オープンな手紙”
そしてまだまだ勢いの止まらないテイラーは、2010年に3rdアルバム『Speak Now』をリリース。その時々の感情の波をリアルに歌詞に落とし込んでいるテイラー。「私は曲を書くことで自分の感情や困難を乗り切っていくの。ソングライティングが私の避難手段になっているのね」と語っています。
『Speak Now』はその言葉通り、どの楽曲の中にもその曲を伝えたい特定の誰かがいるとされていることから、「オープンな手紙」ともいわれています。元カレのジョン・メイヤーや、これまた元カレだったジョー・ジョナスの新恋人、「MTV Video Music Awards」でテイラーからマイクを奪いトラブルとなったカニエ・ウェストなど様々な相手が登場します。
DAOKO:『Dear John』という曲なんて、ジョン・メイヤー丸出しですよね。名指しっていうのがけっこうすごいなというか(笑)。海外仕様って感じですね。
藤田:そうですね。海外の人は比較的、付き合っている相手をオープンにするからね。
DAOKO:曲にすることで乗り越えていくっていうのは、自分もけっこう曲を書くときにあるかなっていうのはありますね。
「常に今の自分を超えることが好き」というテイラーは、このアルバムで初めて全曲の作詞・作曲に挑戦。徐々にポップスにシフトしつつある今作からも、少しずつ今のテイラーサウンドにつながる部分が見えてきています。
というところで2日目はここまで。続きは、本日6月13日(水)のオンエアをお楽しみに!
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
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