J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT」。5月31日(木)のオンエアでは、シンガーソングライター・さかいゆうさんが登場。スタジオでの生演奏とともに、6月20日(水)にリリースする新作EP『Fight & Kiss』について伺いました。
■ピアノを始めたきっかけ
さかいさんは、高知県出身。18歳のときに音楽に目覚め、20歳で上京。22歳のときに単身でロサンゼルスに渡り、独学でピアノをはじめました。さかいさんが楽器をはじめた理由は、なんだったのでしょうか?
さかい:たまたまですね。たまたま始めて、頑張りました。
別所:ピアノとかバイオリンって、3歳からやらきゃダメという感じが強いじゃないですか?
さかい:そういう考えは、僕の中にはあまりなかったです。「上手くなろう」というよりも、気づいたらずっとピアノを弾いていたので、それがよかったのかもしれません。友だちもいなくてお金もなくて、やることもないから、ピアノを弾くことしかなくて、一日中ピアノを弾いていましたね。
別所:高知から20歳で上京するじゃないですか。それは音楽に目覚めたんですよね?
さかい:一応、ミュージシャンになろうと思って上京してきたんですけど、ミュージシャンになろうとしている友だちがいて、夢に破れて、亡くなっちゃったんですけど、それがきっかけですね。そんなきっかけで入ってみたら、いい大人がめちゃくちゃ楽しそうに演奏しているわけですよ。エリック・クラプトンの『アンプラグド』とかみて、「あんな大人になりたい」と、そこからですね。
さかいさんは、最近もLAに行き、「昔からの憧れ、マーヴィン・ゲイやスティーヴィー・ワンダーのドラマー、ジェームス・ギャドソンとレコーディングをさせてもらいました。夢が叶いましたね。スタジオの中では、夢の毛布で包まれてました」と語りました。
■『Stand By Me』と『もののけ姫』を繰り返し演奏
続いて、高知にいた頃の意外な音楽遍歴も話してくれました。
さかい:好きだったのは、演歌とか歌謡曲。小さいときに父が演歌、母が歌謡曲しか聴かない人だったんで、それしか情報がない。田舎なので、そればっかり聴いてましたね。レコード屋さんもなかったし。
別所:初めて人前で歌ったときは覚えてますか?
さかい:初めて歌ったのは高知で、橋の下でロウソクに火をともして。橋の下はリバーブがかかるんです。そこで歌っていると、女子高生たちは逃げていくんですけど、酒を飲んだオジサンたちは「兄ちゃん、歌上手いな」と寄ってくる。で、『Stand By Me』と『もののけ姫』しかレパートリーがなかったので、それを3時間くらい繰り返してました。ちょっと変わったお兄さんみたいな感じでした。
■『父さんの汽笛』を弾き語り生演奏
オンエアでは、NHK『みんなのうた』に使用された曲『父さんの汽笛』をピアノで弾き語り生演奏をしていただきました。ネットでは「歌詞が泣ける」と話題の同曲。演奏を聴いた別所も「やばい、泣いてしまった……。まじでいいですね!」と感想を述べました。その後、さかいさんが父について話してくれました。
【放送はコチラ】さかいゆう『父さんの汽笛』弾き語りを聴く
さかい:父には「作ったよ」と言ってないんです。うちの父は変わっていて、遠洋漁業みたいな感じで、年に1~2回しか会えなくて、父の性格をあまり知らないんですよね。だから、今は年に2〜3回とか頻繁に家に帰れるようになって、そのときにできるだけしゃべろうと、コンタクトを試みるんですけど、2分後くらいに話すことがなくなって(笑)。でも、親子なので言ってることや感じていることはわかるんですよ。母は平気でべらべら話すんですけどね。
『父さんの汽笛』は、新作EP『Fight & Kiss』に収録されています。さかいさん曰く、内容は「ピアノ、ファンク、パンク」とのことで、「フェスでもガンガンやりたいです」と語りました。
さかいさんは、8月6日(月)にBillboard Live TOKYOで、「さかいゆう Billboard SPECIAL LIVE “Fight & Kiss”」が決定している他、9月23日(日・祝)に、富士急ハイランド コニファーフォレストで開催される「Augusta Camp 2018 ‐20th Anniversary‐」に出演します。こちらもぜひチェックしてみてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
■ピアノを始めたきっかけ
さかいさんは、高知県出身。18歳のときに音楽に目覚め、20歳で上京。22歳のときに単身でロサンゼルスに渡り、独学でピアノをはじめました。さかいさんが楽器をはじめた理由は、なんだったのでしょうか?
さかい:たまたまですね。たまたま始めて、頑張りました。
別所:ピアノとかバイオリンって、3歳からやらきゃダメという感じが強いじゃないですか?
さかい:そういう考えは、僕の中にはあまりなかったです。「上手くなろう」というよりも、気づいたらずっとピアノを弾いていたので、それがよかったのかもしれません。友だちもいなくてお金もなくて、やることもないから、ピアノを弾くことしかなくて、一日中ピアノを弾いていましたね。
別所:高知から20歳で上京するじゃないですか。それは音楽に目覚めたんですよね?
さかい:一応、ミュージシャンになろうと思って上京してきたんですけど、ミュージシャンになろうとしている友だちがいて、夢に破れて、亡くなっちゃったんですけど、それがきっかけですね。そんなきっかけで入ってみたら、いい大人がめちゃくちゃ楽しそうに演奏しているわけですよ。エリック・クラプトンの『アンプラグド』とかみて、「あんな大人になりたい」と、そこからですね。
さかいさんは、最近もLAに行き、「昔からの憧れ、マーヴィン・ゲイやスティーヴィー・ワンダーのドラマー、ジェームス・ギャドソンとレコーディングをさせてもらいました。夢が叶いましたね。スタジオの中では、夢の毛布で包まれてました」と語りました。
■『Stand By Me』と『もののけ姫』を繰り返し演奏
続いて、高知にいた頃の意外な音楽遍歴も話してくれました。
さかい:好きだったのは、演歌とか歌謡曲。小さいときに父が演歌、母が歌謡曲しか聴かない人だったんで、それしか情報がない。田舎なので、そればっかり聴いてましたね。レコード屋さんもなかったし。
別所:初めて人前で歌ったときは覚えてますか?
さかい:初めて歌ったのは高知で、橋の下でロウソクに火をともして。橋の下はリバーブがかかるんです。そこで歌っていると、女子高生たちは逃げていくんですけど、酒を飲んだオジサンたちは「兄ちゃん、歌上手いな」と寄ってくる。で、『Stand By Me』と『もののけ姫』しかレパートリーがなかったので、それを3時間くらい繰り返してました。ちょっと変わったお兄さんみたいな感じでした。
■『父さんの汽笛』を弾き語り生演奏
オンエアでは、NHK『みんなのうた』に使用された曲『父さんの汽笛』をピアノで弾き語り生演奏をしていただきました。ネットでは「歌詞が泣ける」と話題の同曲。演奏を聴いた別所も「やばい、泣いてしまった……。まじでいいですね!」と感想を述べました。その後、さかいさんが父について話してくれました。
【放送はコチラ】さかいゆう『父さんの汽笛』弾き語りを聴く
さかい:父には「作ったよ」と言ってないんです。うちの父は変わっていて、遠洋漁業みたいな感じで、年に1~2回しか会えなくて、父の性格をあまり知らないんですよね。だから、今は年に2〜3回とか頻繁に家に帰れるようになって、そのときにできるだけしゃべろうと、コンタクトを試みるんですけど、2分後くらいに話すことがなくなって(笑)。でも、親子なので言ってることや感じていることはわかるんですよ。母は平気でべらべら話すんですけどね。
『父さんの汽笛』は、新作EP『Fight & Kiss』に収録されています。さかいさん曰く、内容は「ピアノ、ファンク、パンク」とのことで、「フェスでもガンガンやりたいです」と語りました。
さかいさんは、8月6日(月)にBillboard Live TOKYOで、「さかいゆう Billboard SPECIAL LIVE “Fight & Kiss”」が決定している他、9月23日(日・祝)に、富士急ハイランド コニファーフォレストで開催される「Augusta Camp 2018 ‐20th Anniversary‐」に出演します。こちらもぜひチェックしてみてください!
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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
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