J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。5月7日(月)のオンエアは、emmaとのコンビでお送りしました。
注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。今週は2015年に活動を休止したOne Directionを特集します。
■ワン・ダイレクション、デビューの意外なきっかけ
メンバーは、ハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、ナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソン、ゼイン・マリク(2015年に脱退)の5人。活動休止後もメンバー個々の活躍は著しく、ハリー・スタイルズは5月12日(土)に幕張メッセで来日公演、ナイル・ホーランも6月に来日公演を控えているなど、日本でも圧倒的な人気を誇っています。
世界的人気を誇り、「21世紀のビートルズ」ともいわれる彼ら。その誕生のきっかけは、イギリスのオーディション番組『Xファクター』でした。レオナ・ルイス、スーザン・ボイル、リトル・ミックスなど数多くのスターを生んだ人気番組です。
2010年、5人は個人で別々に番組にエントリーしていましたが、全員勝ち上がれずに落ちてしまいます。番組審査員を務める音楽プロデューサーのサイモン・コーウェルは、落胆する5人を呼び出し、「5人グループでやろう!」と提案。ライバル同士だった彼らはまず仲良くなるためにハリーの家に合宿し、グループとしての絆を深めていきます。「全員が同じ方向に向かっている」という意味で『One Direction(一つの方向)』と名付けられました。満を持してオーディションに再チャレンジしたのですが、結果は優勝することなく3位止まりでした。
そんな状況の中、彼らをデビューに押し上げたのは熱狂的なファンの声援でした。CDもリリースしていないにも関わらず、テレビを見た多くのファンがライブ会場に押し寄せ、優勝せずとも念願だったデビューを勝ち取ったのです。
レーベルと契約し、長い時間をかけて自分たちがどんな音楽をやるべきなのかを見極めるべく、様々なタイプの曲をレコーディング。そして2011年9月、『What Makes You Beautiful』でデビューを果たしました。
藤田:やっぱりティーンエイジャー向けの華やかなイケメンたちが集まるグループは間違いないですよ。
emma:間違いないです。もう「ありがとう!」って感じ! 元気をくれます(笑)。
■デビュー後、瞬く間に世界を席巻
2人もそう言うように、彼らの人気は瞬く間に世界を席巻。社会現象にもなります。2011年11月にリリースされたデビューアルバム『Up All Night』はUKチャートで1位を獲得。さらに1週間で20万枚を売り上げます。それだけではなく、アメリカのビルボードチャートでも初登場1位を獲得。イギリスのみならず、その人気はヨーロッパ各国、オーストラリアなどにも飛び火。イギリスのグラミー賞にあたる『ブリット・アワード2012』ではアデルを抑え、『What Makes You Beautiful』は最優秀楽曲賞を受賞します。
ちなみにイギリスのグループが、デビューアルバムで全米チャート初登場1位を獲得するのは、史上初めての快挙。これについてハリーは「僕らがアメリカで1位になるなんて、とにかく信じられないよ。夢だと思っていた以上のことに達している」と話したそう。
本人たちも信じられない勢いで、スターダムに上り詰めたOne Directionは、2012年に初のアメリカツアーを行ったのですが、チケット20万枚が即日ソールドアウト! その年の12月に行った、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン公演の2万枚は10分で完売。そしてその年に開催されていたロンドン・オリンピックの閉会式にも登場するなど、押しも押されぬ世界的スターになりました。
■時代が求めていたボーイバンド
そして2012年11月に2ndアルバム『Take Me Home』をリリース。多くのアーティストが2ndアルバムを制作する際、1stアルバムと違うことをしようとするため、2ndアルバムは難しいといわれます。しかし、「うまくいっているのに路線を変える必要はない」(リアム)と音楽性は変えず、メンバーも曲作りに挑戦して作り上げます。
デビューアルバム『Up All Night』が世界17カ国で1位を獲得しましたが、『Take Me Home』はなんと37カ国で1位を記録します。
ジャスティン・ビーバーは当時、「この業界には新しいボーイ・バンドが必要なんだ。彼らは世界一のボーイ・バンドになるだろうね」とコメントしているのですが、その言葉通り、One Directionはまさに時代に求められた存在としてセンセーションを巻き起こしていきます。
2日目となる5月8日(火)のオンエアでは、ここ日本にもやってきたOne Direction旋風を紹介します。ぜひ続けてチェックしてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:「SONAR MUSIC」
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。今週は2015年に活動を休止したOne Directionを特集します。
■ワン・ダイレクション、デビューの意外なきっかけ
メンバーは、ハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、ナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソン、ゼイン・マリク(2015年に脱退)の5人。活動休止後もメンバー個々の活躍は著しく、ハリー・スタイルズは5月12日(土)に幕張メッセで来日公演、ナイル・ホーランも6月に来日公演を控えているなど、日本でも圧倒的な人気を誇っています。
世界的人気を誇り、「21世紀のビートルズ」ともいわれる彼ら。その誕生のきっかけは、イギリスのオーディション番組『Xファクター』でした。レオナ・ルイス、スーザン・ボイル、リトル・ミックスなど数多くのスターを生んだ人気番組です。
2010年、5人は個人で別々に番組にエントリーしていましたが、全員勝ち上がれずに落ちてしまいます。番組審査員を務める音楽プロデューサーのサイモン・コーウェルは、落胆する5人を呼び出し、「5人グループでやろう!」と提案。ライバル同士だった彼らはまず仲良くなるためにハリーの家に合宿し、グループとしての絆を深めていきます。「全員が同じ方向に向かっている」という意味で『One Direction(一つの方向)』と名付けられました。満を持してオーディションに再チャレンジしたのですが、結果は優勝することなく3位止まりでした。
そんな状況の中、彼らをデビューに押し上げたのは熱狂的なファンの声援でした。CDもリリースしていないにも関わらず、テレビを見た多くのファンがライブ会場に押し寄せ、優勝せずとも念願だったデビューを勝ち取ったのです。
レーベルと契約し、長い時間をかけて自分たちがどんな音楽をやるべきなのかを見極めるべく、様々なタイプの曲をレコーディング。そして2011年9月、『What Makes You Beautiful』でデビューを果たしました。
藤田:やっぱりティーンエイジャー向けの華やかなイケメンたちが集まるグループは間違いないですよ。
emma:間違いないです。もう「ありがとう!」って感じ! 元気をくれます(笑)。
■デビュー後、瞬く間に世界を席巻
2人もそう言うように、彼らの人気は瞬く間に世界を席巻。社会現象にもなります。2011年11月にリリースされたデビューアルバム『Up All Night』はUKチャートで1位を獲得。さらに1週間で20万枚を売り上げます。それだけではなく、アメリカのビルボードチャートでも初登場1位を獲得。イギリスのみならず、その人気はヨーロッパ各国、オーストラリアなどにも飛び火。イギリスのグラミー賞にあたる『ブリット・アワード2012』ではアデルを抑え、『What Makes You Beautiful』は最優秀楽曲賞を受賞します。
ちなみにイギリスのグループが、デビューアルバムで全米チャート初登場1位を獲得するのは、史上初めての快挙。これについてハリーは「僕らがアメリカで1位になるなんて、とにかく信じられないよ。夢だと思っていた以上のことに達している」と話したそう。
本人たちも信じられない勢いで、スターダムに上り詰めたOne Directionは、2012年に初のアメリカツアーを行ったのですが、チケット20万枚が即日ソールドアウト! その年の12月に行った、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン公演の2万枚は10分で完売。そしてその年に開催されていたロンドン・オリンピックの閉会式にも登場するなど、押しも押されぬ世界的スターになりました。
■時代が求めていたボーイバンド
そして2012年11月に2ndアルバム『Take Me Home』をリリース。多くのアーティストが2ndアルバムを制作する際、1stアルバムと違うことをしようとするため、2ndアルバムは難しいといわれます。しかし、「うまくいっているのに路線を変える必要はない」(リアム)と音楽性は変えず、メンバーも曲作りに挑戦して作り上げます。
デビューアルバム『Up All Night』が世界17カ国で1位を獲得しましたが、『Take Me Home』はなんと37カ国で1位を記録します。
ジャスティン・ビーバーは当時、「この業界には新しいボーイ・バンドが必要なんだ。彼らは世界一のボーイ・バンドになるだろうね」とコメントしているのですが、その言葉通り、One Directionはまさに時代に求められた存在としてセンセーションを巻き起こしていきます。
2日目となる5月8日(火)のオンエアでは、ここ日本にもやってきたOne Direction旋風を紹介します。ぜひ続けてチェックしてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:「SONAR MUSIC」
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。