J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)。5月7日(月)のオンエアでは、女優・小島 聖さんがゲストに登場しました。
■「聖」という名前の理由
舞台、映画、ドラマなど多方面で活躍中の小島さん。最近はライフスタイルを書いたブログなども話題ですが、今年、初のエッセイ集『野生のベリージャム』を上梓。本格的な山登りなど野性的な一面も綴られていますが、ご自身の名前も山に縁があるのだとか。
小島:南アルプスの聖岳という山から両親がつけてくれた名前なんです。小さい時はなんとなく家族でキャンプに行ったり、低山を登っていたりしていましたが、10代〜20代は全くそういうことには目も触れず、街にばかり楽しみを求めていたのですが、30歳になってネパールに行ったのがきっかけで、「自然の中って楽しいな」と、それから徐々に。ハマってしまったんでしょうね(笑)。
著書『野生のベリージャム』では、ネパール、フランスのモンブラン、スイスのマッターホルン、アメリカでは全長340キロ、20日間のロングトレッキングコースのジョン・ミューア・トレイル、そしてアラスカなど、小島さんの約10年間の旅の記録が書かれています。
■モンブランでモンブランを食べる
また「食」に関する記述も数多く登場します。続いては自然の中で食べることについて訊きました。
クリス:「食」というのも、山に歩いて冒険された方の本にはたくさん出ていますけど、小島さんのは楽しく食にずいぶんウェイトを置いているところもあるだろうし、女性らしい感覚もあって。「モンブランでモンブランを食べたいから」って、あれって一番省かれるところじゃないですか?
小島:(笑)。それも串田孫一さんという随筆家の方がいらして、その本の中に「シュークリームを持って歩いて、それをご褒美に食べる」というくだりがあるんですけど、最近読み返してみたら低山でやってるんですよね(笑)。私、読み間違えてたって思って(笑)。
クリス:「モンブランでモンブラン食べた」ってそんな人いなんじゃないかなと(笑)。『野生のベリージャム』の中にも、小島さんが、旅をして思ったことの中にも星野道夫さんだったり、串田さんだったり、読まれている本の引用もうまい具合にでてくるんですよね。たくさん日本の文学を読んでらっしゃるんですね。
小島:旅の最中って本を読む時間が、特に自然の中だと日が暮れる前に泊まる場所に着くので、時間が長くありますから、そこで読むのが楽しみで。ちょっと気になると書きとめて。
クリス:あと食で言うと、たとえばその時に食べたものの話が出てきたら、簡易的なレシピが載っていたりするんですよね。でも私が一番刺さったのは、海の水でパスタを茹でるという、そうか、いい塩加減になるんだと(笑)。
小島:そうなんですよ、本当に。
クリス:あと本当のキングサーモンを食べていて、レシピも「キングサーモンを買うか釣る。運がよければ人に貰う」と書いてあるんですけど。
小島:釣ったりは無理なので私たちは買うんですが、それを薪で火を起こして焼くと本当に美味しくて。
クリス:自然の中でのご飯ってたまらなく美味しいじゃないですか。
小島:本当に美味しいですね。
クリス:本当にそう思ってるんだろうなと(笑)。それが伝わるんです。
小島:ネパールとかだと、その国の皆さんが食べている主食、ダルバートというカレーがあるんですけど、そういうものに出会って普段だったら食べないものを食べる喜びもあるし、自然の中に行けば自分たちで普段普通に食べているご飯を外で食べるだけで美味しかったり、薪でごはんを炊くだけで美味しかったり。旅のエッセンスになるごはんっていいなと思いますね。
秋には舞台『誤解』に出演される小島さん。この作品は、20世紀のフランスの劇作家アルベール・カミュの作品です。新国立劇場で10月4日から10月21日まで上演されます。
舞台に関しては「毎回楽しみではありますけど緊張との連続で、本当に舞台は好きで、人前で演じることも好きですけど、人前に立つ前の芝居の稽古中が好きですね」と話していました。
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【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
■「聖」という名前の理由
舞台、映画、ドラマなど多方面で活躍中の小島さん。最近はライフスタイルを書いたブログなども話題ですが、今年、初のエッセイ集『野生のベリージャム』を上梓。本格的な山登りなど野性的な一面も綴られていますが、ご自身の名前も山に縁があるのだとか。
小島:南アルプスの聖岳という山から両親がつけてくれた名前なんです。小さい時はなんとなく家族でキャンプに行ったり、低山を登っていたりしていましたが、10代〜20代は全くそういうことには目も触れず、街にばかり楽しみを求めていたのですが、30歳になってネパールに行ったのがきっかけで、「自然の中って楽しいな」と、それから徐々に。ハマってしまったんでしょうね(笑)。
著書『野生のベリージャム』では、ネパール、フランスのモンブラン、スイスのマッターホルン、アメリカでは全長340キロ、20日間のロングトレッキングコースのジョン・ミューア・トレイル、そしてアラスカなど、小島さんの約10年間の旅の記録が書かれています。
■モンブランでモンブランを食べる
また「食」に関する記述も数多く登場します。続いては自然の中で食べることについて訊きました。
クリス:「食」というのも、山に歩いて冒険された方の本にはたくさん出ていますけど、小島さんのは楽しく食にずいぶんウェイトを置いているところもあるだろうし、女性らしい感覚もあって。「モンブランでモンブランを食べたいから」って、あれって一番省かれるところじゃないですか?
小島:(笑)。それも串田孫一さんという随筆家の方がいらして、その本の中に「シュークリームを持って歩いて、それをご褒美に食べる」というくだりがあるんですけど、最近読み返してみたら低山でやってるんですよね(笑)。私、読み間違えてたって思って(笑)。
クリス:「モンブランでモンブラン食べた」ってそんな人いなんじゃないかなと(笑)。『野生のベリージャム』の中にも、小島さんが、旅をして思ったことの中にも星野道夫さんだったり、串田さんだったり、読まれている本の引用もうまい具合にでてくるんですよね。たくさん日本の文学を読んでらっしゃるんですね。
小島:旅の最中って本を読む時間が、特に自然の中だと日が暮れる前に泊まる場所に着くので、時間が長くありますから、そこで読むのが楽しみで。ちょっと気になると書きとめて。
クリス:あと食で言うと、たとえばその時に食べたものの話が出てきたら、簡易的なレシピが載っていたりするんですよね。でも私が一番刺さったのは、海の水でパスタを茹でるという、そうか、いい塩加減になるんだと(笑)。
小島:そうなんですよ、本当に。
クリス:あと本当のキングサーモンを食べていて、レシピも「キングサーモンを買うか釣る。運がよければ人に貰う」と書いてあるんですけど。
小島:釣ったりは無理なので私たちは買うんですが、それを薪で火を起こして焼くと本当に美味しくて。
クリス:自然の中でのご飯ってたまらなく美味しいじゃないですか。
小島:本当に美味しいですね。
クリス:本当にそう思ってるんだろうなと(笑)。それが伝わるんです。
小島:ネパールとかだと、その国の皆さんが食べている主食、ダルバートというカレーがあるんですけど、そういうものに出会って普段だったら食べないものを食べる喜びもあるし、自然の中に行けば自分たちで普段普通に食べているご飯を外で食べるだけで美味しかったり、薪でごはんを炊くだけで美味しかったり。旅のエッセンスになるごはんっていいなと思いますね。
秋には舞台『誤解』に出演される小島さん。この作品は、20世紀のフランスの劇作家アルベール・カミュの作品です。新国立劇場で10月4日から10月21日まで上演されます。
舞台に関しては「毎回楽しみではありますけど緊張との連続で、本当に舞台は好きで、人前で演じることも好きですけど、人前に立つ前の芝居の稽古中が好きですね」と話していました。
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【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時-16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/