ストレイテナー・ホリエアツシが選ぶ「雨シーズンに聴きたい曲」は?

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「MUSIC +1」。5月23日(水)は、ストレイテナーからホリエアツシさんが登場。最新アルバム『Future Soundtrack』について伺いました。


■最新アルバムについて

ストレイテナーはバンド結成20周年イヤーに突入。今年の10月でメジャーデビュー15周年で、「結成はザックリしてます。具体的にこの日とはいえないです」とのこと。5月23日(水)には最新作『Future Soundtrack』をリリースしましたが、なぜ「未来のサウンドトラック」と名付けたのでしょうか?

ホリエ:『Future Soundtrack for America』というコンピが昔出ていて、それがずっと残ってたんですよね。情勢が不安定で、ミュージシャンたちが集まってメッセージを発信した的な作品で、それにちなんでカッコいい言葉だなと。僕たちも20周年の節目の年ですけど、過去を振り返るよりも未来に向けて音楽を放って行くぞという。
サッシャ:結構新しいチャレンジも自分たちの中でしているんですか?
ホリエ:そうですね。毎作なんですけど、常に自分たちを更新したいなというか、新しい要素も取り入れながら、本当にやりたいことを継続していきたい姿勢はありますね。
サッシャ:以前、秦 基博さんとゲストに来たときもでしたけど、そういう壁を取っ払う的なモードになってません?
ホリエ:そうですね。コラボレーションも過去になかったから、バンドも外向いて行かないとなというのもあるし、自分たちに課すというか。ハードル上げてくというのも、ここへ来てなお、やって行こうとしています。
サッシャ:今回の形に見える見えない全部含めて、一番のチャレンジは何だったんですか?
ホリエ:やっぱり、より人の心を掴めるメロディとか、歌詞の言葉の使い方なども、すごく意識するようになって、自分が「これでいいや」というところの一歩先に進みたいなというのはありますね。
サッシャ:それはどうのような方法をとったんですか?
ホリエ:それも自分の感性でしかないですけどね。言葉をどんどん裸にしていく作業というのはありますね。素直に自分から出てくるだけだと、割とアート的というかぼんやりとした、探って掘っていかないと理解できない風になりがちなんですけど。何かが見えてないと「掘っていこう」という気にもならないじゃないですか、光るものがないと。その「光らせかた」「尖らせかた」みたいなものに。
サッシャ:抽象的なことで、聴いている人に想像させたり、色々な角度から共感を生むこともあると思うんですけど、敢えてそこをもう一歩先に具体的なところに?
ホリエ:そうですね。
サッシャ:じゃあ結構書き直しは多かったんですか?
ホリエ:書き直しは毎日かわりますね。朝起きたときが冴えているんですけど、朝起きてメモアプリにそこまで書いていた歌詞を全部見直して、頭冴えているときに書き直すっていう。
サッシャ:夜のラブレターはそのまま送らないで、朝送ったほうがいいってやつですね!
ホリエ:(笑)。

アルバムについて「一曲ごとに楽器の音の選びかたも全然違うから、音の配置だったり、歌をハッとするくらい近く聴かせる曲もあれば、洋楽的な僕らのルーツそのままの楽しい曲もあるし、全部聴いてほしいです」と語るホリエさん。ライブについても「古い曲と新しい曲とのつながりだったり、実はメッセージがつながっているとかもあって楽しいので……」とこだわりぶりを明かしていました。


■雨のシーズンに聴きたい曲は?

オンエア後半では、ホリエさんに「夏目前の雨シーズンに聴きたい曲」というテーマで選曲をお願いしました。選んだ曲は秦 基博さんの『Rain』! 

ホリエ:雨の風景、特に東京の雨の風景が合うなと思って。夜の風景ではあるんですけど、映画もよかったし、カラオケでもよく歌ってて(笑)。

ストレイテナーは6月よりアルバムを引っさげての『Future Dance TOUR』をスタートします。東京公演は、6月12日(火)にZepp Diver City Tokyoです。気になった方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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