J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。5月21日(月)のオンエアでは、emmaとのコンビでお届け! ここでは「FEATURE TOPICS」のコーナーを紹介します。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくこのコーナー。今週は、今年デビュー20周年を迎えた椎名林檎さんを特集します!
1998年5月27日にシングル『幸福論』でデビュー。そして5月23日(水)にはデビュー20周年記念作品の第一弾として、トリビュートアルバム『アダムとイヴの林檎』がリリースされます。
emma:声が唯一無二な感じがしてすごく好きです。あと色気がたまらない!
そう語るemmaと同じく、椎名さんに憧れる女性は活躍するジャンルを問わず非常に多いでしょう。火曜担当ナビゲーターのDAOKOも椎名林檎ファンのひとり。まさにカリスマ的存在です。
椎名さんは1978年11月25日生まれ、福岡市出身。幼少期はピアノを習っていたこともあり、ピアノ曲やバレエ音楽が好きなクラシック少女だったそう。そこから小学生時代は両親の影響で、昔の歌謡曲や女性ジャズ・ボーカリストなどを好んで聴いていたそうです。
中学生になると兄の影響でモータウンやソウルミュージック、R&Bなどのブラックミュージックを聴くように。中学3年生でバンドを始め、高校生ではBLANKEY JET CITYを知ることで邦楽も聴くようになります。高校では軽音部に所属し、同時に8つのバンドを掛け持ちしたこともあったとか。ギター、ドラム、オルガン、ベースなど様々な楽器を担当していたそうです。
オリジナル楽曲を作りながら、ライブハウスなどでも活動をスタート。高校2年生でヤマハ主催の音楽コンテスト「TEENS' MUSIC FESTIVAL」にバンドで出場し、全国大会の奨励賞を受賞します。さらに同じくヤマハ主催の「ミュージック・クエスト」では、ソロで決勝大会にまでコマを進め、優秀賞を受賞。これをきっかけに音楽関係者から注目を浴びることになります。ちなみにこの2つのコンテストには、椎名さんと同じく1998年デビューのaikoさんも出場し、賞を受賞しています。
コンテストで注目を浴びることになった椎名さんは、シンガーソングライターとしての実力を認められ、1998年5月、19歳のときに『幸福論』でデビューを果たします。
同年9月には2ndシングル『歌舞伎町の女王』をリリース。『幸福論』で打ち出していたポップなサウンドとはまた違い、ノスタルジックで妖艶な一面を見せました。ちなみに当時、自ら名乗っていた自身のキャッチコピーは『新宿系 自作自演屋』。90年代に流行った『渋谷系』をもじったそうです。
1st、2ndシングルでそれぞれ個性的なカラーを出しつつも、その独特の感性と唯一無二の世界観で徐々に知名度を上げていきました。そんな中、1999年1月に3rdシングルとしてリリースした『ここでキスして。』は、実力と人気を決定づけるナンバーに。
emmaいわく「女子の心をまさに歌ってくれたっていう感じの曲」というこのナンバー。いい意味で生々しい歌詞だから女子が共感できる、とも。実は『ミュージック・クエスト』に出場したときに歌ったのが、この『ここでキスして。』。これを17歳のときに作っていたというのは驚きですね。
実は、この曲は「あまりにぶきっちょな感じで恥ずかしかったから、本当は絶対に出したくなかった」と語っていた椎名さん。しかし、1st、2ndのリアクションを受けたときに、「次は思い切りイメージを裏切ろう」という思いから、あえてストレートなラブソングを発表することになったという逸話も。
MVもとても大きなインパクトを与え、この曲で初めて『ミュージックステーション』にも出演。たくさんの人に知られるきっかけとなりました。そして、ついに1stアルバム『無罪モラトリアム』をリリースすることになります。
【2回目】意外と知られていない? 椎名林檎の2ndアルバム『勝訴ストリップ』に隠された秘密
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
1998年5月27日にシングル『幸福論』でデビュー。そして5月23日(水)にはデビュー20周年記念作品の第一弾として、トリビュートアルバム『アダムとイヴの林檎』がリリースされます。
emma:声が唯一無二な感じがしてすごく好きです。あと色気がたまらない!
そう語るemmaと同じく、椎名さんに憧れる女性は活躍するジャンルを問わず非常に多いでしょう。火曜担当ナビゲーターのDAOKOも椎名林檎ファンのひとり。まさにカリスマ的存在です。
椎名さんは1978年11月25日生まれ、福岡市出身。幼少期はピアノを習っていたこともあり、ピアノ曲やバレエ音楽が好きなクラシック少女だったそう。そこから小学生時代は両親の影響で、昔の歌謡曲や女性ジャズ・ボーカリストなどを好んで聴いていたそうです。
中学生になると兄の影響でモータウンやソウルミュージック、R&Bなどのブラックミュージックを聴くように。中学3年生でバンドを始め、高校生ではBLANKEY JET CITYを知ることで邦楽も聴くようになります。高校では軽音部に所属し、同時に8つのバンドを掛け持ちしたこともあったとか。ギター、ドラム、オルガン、ベースなど様々な楽器を担当していたそうです。
オリジナル楽曲を作りながら、ライブハウスなどでも活動をスタート。高校2年生でヤマハ主催の音楽コンテスト「TEENS' MUSIC FESTIVAL」にバンドで出場し、全国大会の奨励賞を受賞します。さらに同じくヤマハ主催の「ミュージック・クエスト」では、ソロで決勝大会にまでコマを進め、優秀賞を受賞。これをきっかけに音楽関係者から注目を浴びることになります。ちなみにこの2つのコンテストには、椎名さんと同じく1998年デビューのaikoさんも出場し、賞を受賞しています。
コンテストで注目を浴びることになった椎名さんは、シンガーソングライターとしての実力を認められ、1998年5月、19歳のときに『幸福論』でデビューを果たします。
同年9月には2ndシングル『歌舞伎町の女王』をリリース。『幸福論』で打ち出していたポップなサウンドとはまた違い、ノスタルジックで妖艶な一面を見せました。ちなみに当時、自ら名乗っていた自身のキャッチコピーは『新宿系 自作自演屋』。90年代に流行った『渋谷系』をもじったそうです。
1st、2ndシングルでそれぞれ個性的なカラーを出しつつも、その独特の感性と唯一無二の世界観で徐々に知名度を上げていきました。そんな中、1999年1月に3rdシングルとしてリリースした『ここでキスして。』は、実力と人気を決定づけるナンバーに。
emmaいわく「女子の心をまさに歌ってくれたっていう感じの曲」というこのナンバー。いい意味で生々しい歌詞だから女子が共感できる、とも。実は『ミュージック・クエスト』に出場したときに歌ったのが、この『ここでキスして。』。これを17歳のときに作っていたというのは驚きですね。
実は、この曲は「あまりにぶきっちょな感じで恥ずかしかったから、本当は絶対に出したくなかった」と語っていた椎名さん。しかし、1st、2ndのリアクションを受けたときに、「次は思い切りイメージを裏切ろう」という思いから、あえてストレートなラブソングを発表することになったという逸話も。
MVもとても大きなインパクトを与え、この曲で初めて『ミュージックステーション』にも出演。たくさんの人に知られるきっかけとなりました。そして、ついに1stアルバム『無罪モラトリアム』をリリースすることになります。
【2回目】意外と知られていない? 椎名林檎の2ndアルバム『勝訴ストリップ』に隠された秘密
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番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/