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ベースメイクは6割で! 人気ヘアメイクアップアーティストがメイク法を伝授

ベースメイクは6割で! 人気ヘアメイクアップアーティストがメイク法を伝授

J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー『SUNSTAR PLEASURE PICK UP!』。4月12日(木)のオンエアでは、ヘアメイクアップアーティスト・小田切ヒロさんに「キレイの美容テクニック」をお訊きしました。


■朝は60パーセント

小田切さんによると、ベースメイクで大切なのは、100パーセントを目指さないことだそうです。

小田切:ファンデーションを塗る時に、肌の中にある“あら”だったり、エイジングサインの部分を隠そうとする方が多いです。クマやニキビ跡、肝斑(かんぱん)やクスミといったものを、ファンデーションで100パーセントきれいにしてから、アイメイクを施して眉毛を書いてチークをつけてしまうと、仕上がった時に150パーセントぐらいの、“戦闘態勢の顔”になってしまうんです。
別所:なるほど!

朝の時点で100パーセント以上のメイクをしてしまうと、夕方に向けてメイクが崩れていきます。その部分をレタッチしていくと、厚化粧の人になってしまいます。そこで……。

小田切:朝のメイクの時はベースメイクを60パーセントぐらいにして、少し物足りないくらいにして、そこからアイメイクやチークやリップを塗って、最終的に100パーセントにすればいいんです。ベースメイクの時点で100パーセントにしてしまうと、そこから塩梅良く最終的に仕上げるのは、プロのメイクでも難しいんです。
別所:朝のメイクを抑えるわけですね。


■光と影を生かす

メイクは2点に絞ることも大事だと小田切さんは言います。フルメイクをする時に、アイメイクもチークもリップの色もしっかりと“3点盛り込みメイク”をしている人が多いですが、そんなメイクに小田切さんは……。

小田切:トレンド感を取り入れたり、かわいく見せたいという思いなんでしょうけど、全体的に色が強かったり、エッヂが効いたりしていると、“攻め感”のある顔になってしまうんです。そこで、顔の中で2点に絞るのがおすすめです。例えば、アイメイクとチークだけにして、リップはヌード系のベージュにするとか、アイメイクとリップだけにして、チークはカラーレスにするといった具合に。小慣れた印象で、今風に見えます。

別所:どのように2点を決めたらいいんですか?
小田切:客観的に鏡で自分の顔を見た時に、好きと思うポイントを引き出すといいです。
別所:そうなんですか。そのほか、小田切さんのメイクでは光と影も大事ということなんですが。
小田切:顔はフラットではないので、顔の造形を生かすために、光と影を意識すると、その人らしさとか、個性が引き立てられるんです。自分の持っている骨格を引き立てるだけで、色を使わずに印象美人や雰囲気美人を作り出すことができます。大人の女性であれば、光と影は必ず取り入れていただきたいです。
別所:影は消したほうがいいんですか?
小田切:消したほうがいい影と、生かしたほうがいい影があるんです。眉間やクマ、ほうれい線の影のような影の部分を消すのではなく、光でカモフラージュします。笑った時に横の線が出ますが、横の線はその人の母性や今まで生きてきた年輪なので、消すのではなく生かすというメイクにすると、魅力が一層引き出されます。

オンエアでは、以上のようにためになるアドバイスがたくさん飛び出しました。小田切さんの著書『大人のキレイの新ルール 捨てる美容』(世界文化社)も手にとってみてください。次回(19日)の放送では、小田切さんに「ヒロ流 3Dアイメイク」をお訊きします。放送は6時30分頃からです。どうぞ、お楽しみに。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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