食品が最大7割引! いま注目のフードロス削減サービス「TABETE」とは?

J-WAVEで放送中の番組『SUNRISE FUNRISE』(ナビゲーター:レイチェル・チャン)のワンコーナー「TANAKA KIKINZOKU GROUP SWITCH FOR 2021」。4月15日(日)のオンエアでは、フードロス削減のためのWebプラットフォーム「TABETE」に注目しました!

■余剰食品を食べきることを応援するサービス「TABETE」

まだ食べられるのに捨てられてしまう食品と、お得に食べたい人をつなぐWebサービス「TABETE」。運営元の 株式会社コークッキング代表取締役・川越一磨さんにお話を伺いました。

川越:フードシェアリングと呼ばれる仕組みを使って、飲食店や総菜店で発生してしまう余剰食品を売りきる、食べきることを応援する、フードロス削減のためのWebサービスです。



飲食店などの店舗でその日に余ってしまいそうな食品をプラットフォームに出品。利用者はWeb上でその商品をクレジットカード決済で購入。その後、店舗が設定した引き取り可能時間に食品を受け取れるというものです。「感覚としてはテイクアウトに近いのでは」とレイチェルは言います。

先日まで試験的にサービスを運用していた「TABETE」は、東京を中心におよそ30店舗が参加。パン屋、居酒屋、イタリアン、ハンバーガーショップなど、さまざまな業態の店舗を使ってサービスを検証しました。参加店舗から聞いたフードロスの原因について、川越さんは以下のように話します。

川越:売り切れないっていうのはもちろんあるんですけど、たとえば見習いシェフの練習でもロスが出ますし、形をキレイにするために本来食べられる部分が捨てられてしまったり。あとは予約の急なキャンセル、もしくは無断キャンセルとかも、要因のひとつになっていますね。

■7割引きで販売されることも!

「TABETE」では、廃棄されそうな料理を1〜7割引きで販売しています。割引率は店舗に任せています。サービスを立ち上げたきっかけは、なんだったのでしょうか?

川越:ヨーロッパでは、食材のフードロスを削減する事業がすでにあり、かなり伸びているという事実を知って、日本でフードロス削減ってことで、なにかできないか本格的に検討するようになりました。

「TABETE」の本格的なサービス開始日は、4月29日(日)を予定しています。まずは渋谷、恵比寿、麻布十番をメインに運営し、今年中には都内に広めていきたいとのこと。さらに、秋頃には都内以外にも実験的に運用開始したいと付け加えました。

最後に、「TABETE」を通してどんな未来を作っていきたいかを伺いました。

川越:フードロスが少しでもなくなる、もしくは食を資源として捉えるっていうところですね。持続可能な消費行動を一人ひとりが考えられるような、そんな未来をつくっていきたいなと思っています。

フードロス削減サービス「TABETE」。みなさんも利用してみてはいかがでしょうか。利用についての詳しい内容は「TABETE」のホームページをご覧ください。

次回4月22日(日)『SUNRISE FUNRISE』の「TANAKA KIKINZOKU GROUP SWITCH FOR 2021」(7時5分頃開始)では、都市型農的ライフスタイルからはじまる新しい未来を創造する「URBAN FARMERS CLUB」の取り組みを紹介します。どうぞ、お楽しみに!

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【番組情報】
番組名:『SUNRISE FUNRISE』
放送日時:日曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sunrise/

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