J-WAVEで放送中の番組「STEP ONE」(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)。4月4日(水)のオンエアでは、「BEHIND THE SCENE」と「MUSIC +1」の2コーナーに渡って、SUMMER SONICとSONICMANIAの舞台裏に迫りました。
今年は8月18日(土)、19日(日)の2日間! 東京はZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ、大阪は舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)で開催されるSUMMER SONIC&SONICMANIA。すでにBECKとノエル・ギャラガーがヘッドライナーを務めることが発表され、盛り上がっています!
この日は、SUMMER SONICを主催するクリエイティブマンプロダクション代表、清水直樹さんに、その舞台裏や今年の見どころなどをお聞きしました。
■サマソニの始まり
SUMMER SONICが始まったのは2000年。そもそもどうして始めようと思われたのでしょうか。
清水さんは90年代、プロモーターとしてイギリスの音楽フェスにたびたび足を運んでいました。ステージがいくつもあり、とにかくロックを聴きまくるというスタイルに影響を受け、いつか日本でもやりたいと思っていたそうです。
そんな中、97年にFUJI ROCK FESTIVALがスタート。その頃からイギリスでは、ロンドン近郊とリーズ近郊など2ヶ所で行うフェスが登場。それに衝撃を受けた清水さんは、東京と大阪の2ヶ所で行うフェスの実現に向けて動き出します。
清水:レディオヘッドやグリーン・デイみたいなアーティストをまずヘッドライナーにしたいっていう目を持ちながら始めたのがSUMMER SONICで。1年目からグリーン・デイが出てくれて、その3年後にレディオヘッドが出る、みたいなところでようやくフェスティバルとして固まってきました。
SUMMER SONICではオーガナイザーを務めている清水さん。企画からアーティストのブッキングまで、ほとんどひとりで行っています。その年のSUMMER SONIC終了後に海外へ行き、アーティストを管理しているエージェントととにかく会いまくり、いろんな情報を入手します。
CDが全盛時代は何百枚ものCDをもらい、その中から清水さんの中で引っかかったアーティストにオファーをしていたそう。つまりSUMMER SONICには、清水さんが「良い!」と思ったアーティストしか出ていないことになります。
サッシャ:めちゃくちゃ大変ですね!
清水:大変だけど楽しいよね。特に新人を発掘するのは生きがいだし、そこからアークティック・モンキーズだったり、ザ・ストロークスもそうだけど、いろんなアーティストが出てくることを考えると、「次は何が出てくるんだろう」って毎年ワクワクする瞬間です。
■今年のテーマは?
今年のSUMMER SONICのテーマは「原点回帰」。清水さんは「ロックへもう一度戻る」と言います。
清水:2004年、2005年の頃の、本当に熱い時期のSUMMER SONIC、あの頃に戻すっていうのがテーマですね。
だんだんSUMMER SONICが大きくなるにつれ、メジャーなアーティストも呼べるようになったのですが、大物アーティストに頼ってしまっている感じもあった、と清水さんは話します。そのため、清水さんが純粋に呼びたいアーティストのみが選ばれています。
ヘッドライナーにBECKとノエル・ギャラガーを選んだ理由も、大物というだけでなく、オールタイムで聴かれるアーティストだから。その中でも特に「新人がヤバイよ。見たい新人が15~20組はいる」という清水さん。具体的なアーティストとして、チャンス・ザ・ラッパーの名前を挙げました。
清水:彼が決まった時の、SNSを含めたざわめき感はすごかった。「待ってました!」みたいな。今、“音楽業界の未来”って呼ばれているようなアーティストだし。今までのアーティストの、CDを出す、ダウンロードをするっていうところをすべて取っ払って、フリーで音楽を聴かせるっていうことを彼が唯一始めた。
これまでのグラミー賞はストリーミングのみの音楽は審査外でしたが、その審査基準を覆し、3部門を受賞したチャンス・ザ・ラッパー! 今後の活動がもっとも注目されているアーティストです。
オンエアでは、過去のSUMMER SONICの音源が流されたほか、興味深い舞台裏トークが繰り広げられました。2018年は、これまで以上にワクワクするアーティストが登場するSUMMER SONIC。今後も新たなラインナップの発表が楽しみですね。
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【番組情報】
番組名:「STEP ONE」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
今年は8月18日(土)、19日(日)の2日間! 東京はZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ、大阪は舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)で開催されるSUMMER SONIC&SONICMANIA。すでにBECKとノエル・ギャラガーがヘッドライナーを務めることが発表され、盛り上がっています!
この日は、SUMMER SONICを主催するクリエイティブマンプロダクション代表、清水直樹さんに、その舞台裏や今年の見どころなどをお聞きしました。
■サマソニの始まり
SUMMER SONICが始まったのは2000年。そもそもどうして始めようと思われたのでしょうか。
清水さんは90年代、プロモーターとしてイギリスの音楽フェスにたびたび足を運んでいました。ステージがいくつもあり、とにかくロックを聴きまくるというスタイルに影響を受け、いつか日本でもやりたいと思っていたそうです。
そんな中、97年にFUJI ROCK FESTIVALがスタート。その頃からイギリスでは、ロンドン近郊とリーズ近郊など2ヶ所で行うフェスが登場。それに衝撃を受けた清水さんは、東京と大阪の2ヶ所で行うフェスの実現に向けて動き出します。
清水:レディオヘッドやグリーン・デイみたいなアーティストをまずヘッドライナーにしたいっていう目を持ちながら始めたのがSUMMER SONICで。1年目からグリーン・デイが出てくれて、その3年後にレディオヘッドが出る、みたいなところでようやくフェスティバルとして固まってきました。
SUMMER SONICではオーガナイザーを務めている清水さん。企画からアーティストのブッキングまで、ほとんどひとりで行っています。その年のSUMMER SONIC終了後に海外へ行き、アーティストを管理しているエージェントととにかく会いまくり、いろんな情報を入手します。
CDが全盛時代は何百枚ものCDをもらい、その中から清水さんの中で引っかかったアーティストにオファーをしていたそう。つまりSUMMER SONICには、清水さんが「良い!」と思ったアーティストしか出ていないことになります。
サッシャ:めちゃくちゃ大変ですね!
清水:大変だけど楽しいよね。特に新人を発掘するのは生きがいだし、そこからアークティック・モンキーズだったり、ザ・ストロークスもそうだけど、いろんなアーティストが出てくることを考えると、「次は何が出てくるんだろう」って毎年ワクワクする瞬間です。
■今年のテーマは?
今年のSUMMER SONICのテーマは「原点回帰」。清水さんは「ロックへもう一度戻る」と言います。
清水:2004年、2005年の頃の、本当に熱い時期のSUMMER SONIC、あの頃に戻すっていうのがテーマですね。
だんだんSUMMER SONICが大きくなるにつれ、メジャーなアーティストも呼べるようになったのですが、大物アーティストに頼ってしまっている感じもあった、と清水さんは話します。そのため、清水さんが純粋に呼びたいアーティストのみが選ばれています。
ヘッドライナーにBECKとノエル・ギャラガーを選んだ理由も、大物というだけでなく、オールタイムで聴かれるアーティストだから。その中でも特に「新人がヤバイよ。見たい新人が15~20組はいる」という清水さん。具体的なアーティストとして、チャンス・ザ・ラッパーの名前を挙げました。
清水:彼が決まった時の、SNSを含めたざわめき感はすごかった。「待ってました!」みたいな。今、“音楽業界の未来”って呼ばれているようなアーティストだし。今までのアーティストの、CDを出す、ダウンロードをするっていうところをすべて取っ払って、フリーで音楽を聴かせるっていうことを彼が唯一始めた。
これまでのグラミー賞はストリーミングのみの音楽は審査外でしたが、その審査基準を覆し、3部門を受賞したチャンス・ザ・ラッパー! 今後の活動がもっとも注目されているアーティストです。
オンエアでは、過去のSUMMER SONICの音源が流されたほか、興味深い舞台裏トークが繰り広げられました。2018年は、これまで以上にワクワクするアーティストが登場するSUMMER SONIC。今後も新たなラインナップの発表が楽しみですね。
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【番組情報】
番組名:「STEP ONE」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/stepone/