知花くらら「与謝野晶子に衝撃を受けて…」

J-WAVEで放送中の番組「RINREI CLASSY LIVING」(ナビゲーター:村治佳織)。1月20日(土)のオンエアでは、モデル・女優の知花くららさんをゲストにお迎えしました。

知花さんはモデル活動を始めてから、現在で11年ほど経つそうで、モデルについて「ムービーと違って写真は一瞬を捉えるものなので、ちょっとした息遣いや指先の動きで写真がいきてくるんです。始めた頃は、自分の引き出しを整理するのに少し時間がかかりました。ただ、モデルごとに『ここ、撮られどころ』っていう表情があって、それを繰り出していく感じです」(知花さん、以下同)と話しました。

また、知花さんは、国連WFP日本大使として長い期間活動されています。

国連WFPは食料の支援をする団体で、自然災害のあった地域や慢性的に食料が足りていない飢餓地域、紛争地帯に食料を供給しているそう。知花さんは2007年から国連WFPと活動を共にし、できるだけ毎年、いずれかの国へ現地視察に訪れているそうです。アフリカやアジアに行くことも多いそうで、国と地域でそれぞれ抱えている問題は違うと話します。

アフリカではタンザニアやザンビア、エチオピアなどに訪れた知花さん。タンザニアで特に記憶に残っているのは、マサイ族だと話します。

「マサイ族は数カ国に渡って居住しているんです。その村に行って生まれたての赤ちゃんを見せてもらったり、村のお父さんが私に気を使ってくれて『ちょっと待ってろ』と、ヤギの炭焼きを持ってきて『これを食べろ! お前のために焼いたんだ』って言われて、骨ごとかぶりつき、すっごく美味しかったんです」と、印象深かった思い出を語ってくれました。

他にも多彩な知花さんは、4年ほど前から短歌を嗜んでいるそうで、1月には京都大学名誉教授の永田和宏さんとの共著『あなたと短歌』が発売しました。

なんでも、知花さんは与謝野晶子さんの短歌を読んで衝撃を受け、短歌を始めたそうで…。

「与謝野晶子の『みだれ髪』って、すごく有名だから小さい時にどこかで読んだことがあったけど…。大人になって再読したら、短歌とか与謝野晶子がいた時代の言葉の難しさではなく、与謝野晶子がしていた恋に夢中になった自分がいて、『短歌って面白いな』って思ったんです。」

その面白さを知った知花さんは、現代歌人の作品も読むようになり、「私たちが今使っている言葉でも、こんなに自由に表現できるんだ」と発見し、そこから独学で短歌を始めたそうです。

その後、知花さんが詠みためた短歌を、永田さんに見ていただいたことが縁で生まれた『あなたと短歌』。知花さんの新たな魅力が詰まった1冊ですので、ぜひ手に取ってご覧ください!

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番組名:「RINREI CLASSY LIVING」
放送日時:毎週土曜 20時-20時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/classyliving/

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