実は日本発!人気ゲーム「オセロ」誕生秘話

J-WAVEで放送中の番組「STEP ONE」(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。12月12日(火)のオンエアでは、ボードゲームの定番、オセロの誕生秘話に迫りました。

8×8のマス目に区切られた緑色の盤面を白と黒の石で奪い合うオセロは、実は日本生まれ! そこで、日本オセロ連盟理事にお話を伺いました。

茨城県水戸市出身の長谷川五郎さんが考案したというオセロ。戦後間もない時に、当時少年だった長谷川さんが、クラスメイトと囲碁の盤を利用して始めた遊びでした。

当時は「ハサミ碁」といって、挟んだ碁石の取り合いをしていたそうで、それがクラスで爆発的に流行。やがて牛乳瓶のフタで、白と黒の石を作り遊ぶようになり、オセロの原型はできていったそうです。

ちなみに盤面が緑なのにも理由が。長谷川さんがお父さんにこのゲームを見せたところ、白と黒の石が劇的に変わる様が「まるでシェイクスピアの戯曲『オセロ』みたいじゃないか!」と言ったそうで、”黒人の将軍と白人の妻の悲劇が緑の草原を舞台に繰り広げられる"『オセロ』のストーリーから着想し、盤が緑色になったのだと言います。

最初は中学生の遊びとして始まったオセロは、1973年に日本で発売され大ヒット。それがイギリスのニュースで取り上げられて、世界に一気に広まりました。

どんな人でも簡単に覚えられる、というオセロ。これまでプレイした人は世界で1億人とも言われています。「発案者である長谷川さんの“オセロを世界に広めたい”という思いに恩返しできるように、オセロ連盟もオセロをもっと広めていきたい」と、最後に理事は話していました。

さて今日13日(水)の「BEHIND THE SCENE」では、SNSで話題を呼んだ「ひらがなポーカー」の誕生秘話に迫ります。どうぞお楽しみに!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「STEP ONE」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

関連記事