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シャンシャンがついに公開!抽選倍率144倍の日も!?

シャンシャンがついに公開!抽選倍率144倍の日も!?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。12月19日(火)のオンエアでは、この日から一般公開となった上野動物園のジャイアントパンダの赤ちゃん「シャンシャン」に注目しました!

抽選制となっている、シャンシャン一般公開。年内だけで25万件もの応募がありましたが、観覧は1日あたり2時間半、観覧者は400組、最大2000人限定となっています。

公開後初の週末となる23日(土)の倍率は144倍、最も少ない22日(金)でも43倍だそう…。

オンエアでは上野動物園の元園長、小宮輝之さんに「パンダと上野動物園」についてお話を伺いました。

飼育員時代から園長になるまで、8頭のジャイアントパンダの飼育に携わってきた小宮さん。野生では単独生活しているパンダは、オスとメスが出会うのも1年で2~3日なので、交配の時期を見極めるのが難しい動物。繁殖力が弱いために、絶滅が心配される動物になってしまったのだそうです。

生後半年程度の赤ちゃんパンダの日常は、「大人より子供の方が活発。トントンも6ヶ月で公開しましたけど、お母さんについて走り回ったり、木に登ったり、可愛い姿が見られる時期です。もともとクマの仲間なので肉もあれば食べますが、基本的には草食。竹をたくさん食べて、必要な栄養を詰めた特製のお団子やニンジン、リンゴは少し与える程度です。食肉目の中でも変わった存在です」(小宮さん、以下同)と解説してくれました。

小宮さんの記憶に残るパンダについて伺うと…

「1972年にカンカン、ランランが来た時、僕は多摩動物公園にいたんですが、公開の時、こっそり上野に来て、友達と一緒に飼育係の人にくっついて見せてもらいました。カンカン、ランランは野生由来のパンダだったので、人混みに驚いて走り回ってしまって公開を打ち切ったんですよ。あと、トントンの初公開の時は、雨なのにたくさんのお客さんがみえたのを覚えています」

世界でも有数の人気動物園ということもあり、混雑対策のために、かつて園内にあった水族館が葛西に移転した経緯なども説明してくれました。小宮さんは先日、40年間働いた動物園での経験などを綴った著書『動物園ではたらく』(イースト・プレス)が刊行されたばかりです。パンダにまつわる話も書かれているので是非チェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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