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世界初!2019年、人工流れ星が瀬戸内を彩る

世界初!2019年、人工流れ星が瀬戸内を彩る

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。12月4日(月)のオンエアでは、夜空に人工の流れ星を作るプロジェクトを手がけている株式会社ALE代表取締役社長、岡島礼奈さんをお迎えしました。

岡島さんが手がける「人工流れ星」、どのように作るかというと、天然の流れ星は宇宙空間にある塵や様々なものが大気圏に突入した際に光って見える、という原理を人工的に作り出します。つまり、人工衛星に300粒ほどのツブツブを詰めて打ち上げ、人工衛星からこの粒をひとつずつ放出し大気圏に突入させると、1粒1粒が流れ星のように見えるのだとか!

この粒は1cmくらいの真珠のような白い物体で、この小さな1粒が1個の流れ星になるといいます。ちなみに、天然の流れ星も、小さいものだとゴマ粒くらいのものあるそうです。この人工流れ星の成分は企業秘密だそうですが、大気圏で燃え尽きるように作られているので安全とのこと。

岡島さんがこの企画を思いついたのは、しし座流星群が話題になった2001年。当時、学生で、天文学を勉強していた岡島さんは興味を持ち、さらに翌年、鳥取砂丘でペルセウス座流星群を見て「流れ星は見ているだけで楽しいな」と思ったのがきっかけだそうです。

その後、ゴールドマン・サックスに入社したそうですが、その理由は「流れ星をビジネスにするのに自分に足りない『金融の知識』と『投資家の目線』が知りたかったから」なのだそうです。

人工流れ星プロジェクトの実証実験は、2019年初夏に、広島および瀬戸内地方で第1弾を開催することが決定しています。ちなみに、瀬戸内で流れ星を見るには、オーストラリア上空で粒を放出しなければならないそうです!

「ロケットの予約も2年前から支払いが発生するなど、億単位でお金がかかっていきます…」と事業の苦労も明かしつつも、夢のあるプロジェクト。

世界初の試みで、競合もないプロジェクトということで、2020年のオリンピックでも「何かやりたい」と抱負を語っていました。この流れ星の実験から、今は解明されていない上空50~100kmの高層大気の様子もわかってくるのではないかなど、科学や気象などの分野でもさまざまな可能性が広がると言います。2019年に控えた人工流れ星の世界初の挑戦に、注目が集まります!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聞き直せます。

【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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