大谷翔平選手はメジャーでも二刀流でいける?

J-WAVEの番組「STEP ONE」(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「SPORTS DIGGER」。北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手が、来シーズンからメジャーリーグに移籍するのではないかと取り沙汰されています。そこで、10月31日(火)のオンエアでは、フリーマガジン『サムライベースボール』の発行人でスポーツジャーナリストの古内義明さんに、新しいポスティング制度と、大谷選手のこれからについてお話を伺いました

まず、従来のポスティング制度は協定が10月31日をもって有効期限切れとなるため、11月1日からは新システムが導入されることになりますが、古内さんによると、1日からすぐに新しい協定ができる可能性はないとのことでした。

大谷選手の場合は、従来のポスティング制度では日本ハムが承認しない限り、メジャーリーグには移籍できないことになっています。また、入札金額は上限が20億円とされているそう。

「メジャーリーグ側からは、2つオファーが来ています。契約金と総年棒の総額の15%を日本の球団側に払うという案と、契約金と総年棒の総額が100億円を超えた場合は20億円を日本の球団側に払い、100億円を下回る場合は15%払う、というもの。この2案がメジャーリーグ側から提示されていて、それを日本の球団側が吟味している状態です」(古内さん)

大谷選手の現在の推定年棒は2億7000万円と言われていますが、大谷選手は現在23歳で、25歳以下の選手には一定の制限が加わるため、現行のルールが適用された場合、メジャーに昇格しても最低年棒保証の6000万円ほどしかもらえないのだとか。

とはいえ、大谷選手はメジャーリーグに移籍することへの意思が堅いこと、また、日本からの実績のあるピッチャーでポスティングを経由している選手には、ダルビッシュ有選手や田中将大選手がこれまで実績を残しているため、特例を認める可能性もあるのではないか、と古内さんは推測していました。

また、大谷選手の投打両方を活かすのかは「ナ・リーグはピッチャーも打つ上、ア・リーグはDH制度があります。大谷選手が望むのであれば、二刀流でいける可能性は高いと思います」とのこと。とはいえ、日本シリーズもまだシーズン中であることと、新しいポスティングシステムが決まってからでないと日本ハムも発表しないのでは…とのお話でした。今後の大谷選手の動向から目が離せませんね!

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【番組情報】
番組名:「STEP ONE」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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