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1時間座り続けると余命が◯◯分縮まる!?

1時間座り続けると余命が◯◯分縮まる!?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」。11月6日(月)のオンエアでは、座りすぎが引き起こす健康のリスクと対処法について、早稲田大学教授・岡浩一朗さんにお聞きしました。

岡さんによると、最新の研究では「1時間座り続けると22分余命が縮まる」、また、「1日11時間以上座っている人は、4時間未満の人より、死亡のリスクが40%高まる」といった研究データも発表されたそうです。

また、2時間以上座り続けた後の血液の状況を調べると、明らかな血糖値の上昇が見られ、「30分のうち3分程度動くだけで、血糖値が約24%減る」というデータもあり、座りすぎは糖尿病のリスクが高まることも分かっているそうです。

「座ったまま足を全く動かさないと全身の血液が悪化し、代謝機能も低下して太りやすくなり、心臓病やがんなど、多くの病気を誘発することも分かってきました。ほかにも、座りすぎていると、頭の中が活性化されず、うつ病などのメンタルヘルスにも悪影響を及ぼしたり、首や肩、腰などの凝りや故障も起こりやすくなります」(岡さん、以下同)

では、どのようにして予防すればいいのでしょう? 岡さんによると、第1の予防策は「立つこと」だそうです。

既に、アメリカのグーグルやフェイスブックをはじめとした、シリコンバレー系の企業では“スタンディングデスク”の導入が始まっていて、立って仕事をすることが当たり前になっているとか。日本の企業や大学の教育機関でも、スタンディングデスクの導入を始めているところがあるそうです。

「仕事や家庭で座りすぎの状態が続いている方は、できれば30分に1度、3分程度、最低でも1時間に1度、5分程度立ち上がり、動くだけで座りすぎのリスクが減らせます」

こうして活動量を増やせば、血糖値や中性脂肪の値にも変化が現れ、太りにくくなることも分かっているそうです。岡さんは、職場なら作業の手を休めて立ったついでにゴミを捨てに行く、必要なものをロッカーに取りに行く、書類をシュレッダーにかける…などをして一定のペースで立ち上がることをおすすめしていました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聞き直せます。

【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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