音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
就労にも!? 障害者のためのスポーツイベント

就労にも!? 障害者のためのスポーツイベント

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「WITH」。この番組は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘病しながら活動している武藤将胤がお送りしています。9月29日(金)のオンエアでは、越川淳さんをゲストにお迎えしました。

越川さんは、9月30日(土)と10月1日(日)に新宿中央公園で行われる、障がい者スポーツを中心とするイベント「ダイバーシティ・パーク 2017 in 新宿」の実行委員長を務めています。

昨今、さまざまな場所で耳にする「ダイバーシティ」という言葉ですが、直訳すると「多様性」となります。私たち人間社会において、年齢、性別、国籍、人種、障がいなど、一人ひとりが持つ「違い」=「個性」と捉え、その多様性を受け入れ、尊重し合うことが、このイベントの基本概念になるそうです。

「『ダイバーシティ・パーク 2017 in 新宿』は、日常生活では交流するきっかけがない、個性の違う人たちが集まって、みんなで交流するイベントです。1人ひとりが違う個性だと理解し、自然と混ざり合えるようなきっかけ作りを目的に開催します」(越川さん、以下同)

イベントでは障がい者スポーツの選手も多く参加するそうです。ブラインドサッカーの加藤選手をはじめ、武藤もゲストとしてトークショーに参加するとのこと。

また、車いすバスケットボールや車いすテニス、車いすソフトボールをはじめ、長野県軽井沢で作られた人工の雪を使ったチェアスキーなど、障がい者スポーツを体験することができるとのこと。スポーツ体験以外でも、聴覚障がい者による手話教室や、武藤も乗るパーソナルモビリティの試乗会も開催されるそうです。

「ダイバーシティ・パーク 2017 in 新宿」は障がいを持つ方々との出会いだけでなく、就労につながるイベントでもあるそうです。

「当日は就労体験の場として、会場の近隣にある、就労支援を目的とする福祉作業所へ通う精神知的障害者の人たちが、プログラムの配布や、会場の案内などを行います。普段、彼らはサービスを受ける側ですが、この日は提供する側になり、イベントスタッフの一員として活躍をしてもらえたらと思っています」

越川さんの取り組みに、武藤は「素晴らしい!」と共感しながら、「たくさんの方がこのイベントに訪れて、さまざまなダイバーシティ(個性)と触れ合ってもらいたいですね。それによって、『自分の個性ってなんなんだろう』とか、なにかインスピレーションを受けることがきっとあると思います」と話していました。

障がい者や健常者の垣根を越えたイベントを通して、みなさんも「多様性」や「個性」について考えてみてはいかがでしょう? イベントの詳細はホームページをご覧ください。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「WITH」
放送日時:毎週金曜 26時30分-27時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/dc4/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。