WONK、アルバム2枚同時リリースの気になる裏話

J-WAVEで放送中の番組「SAISON CARD TOKIO HOT 100」(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。9月24日(日)のオンエアは、WONKをお迎え。ドラムのHikaru ARATAさんがただいま沖縄にバカンス中ということで(笑)、ボーカルのKento NAGATSUKAさん、キーボードのAyatake EZAKIさん、ベースKan INOUEさんの3人にお話を伺いました。

今年は様々な音楽フェスに引っ張りだこだったWONKですが、2014年の頃は、企画したライブにお客さんが5人だったこともあるそう…。「その時から比べたら(動員が)100倍(笑)」とまさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。

そんなWONKが9月6日(水)に「Castor」「Pollux」というニューアルバムを2枚同時リリースしました。「これは俺からするともったいない感じがするんだけど。俺だったら、1枚ずつ出しますけど(笑)」とクリス。そうですよね。理由が気になりますが…。

「あんまり2枚出してもったいないとか思わずに。今、2枚同時ってあんまりないと思うんで、今ない、というところを攻めてみました」とのこと。しかし、「攻めた結果、自分たちの首を絞めましたけどね。だいぶ」とも。制作前から“2枚同時”というコンセプトでスタートしたため、曲をたくさん作らなければならなかったそう。

「最初はアルバムじゃなくて、EP2枚だったんですよ。でも気づいたらアルバムになってて。やらなきゃいけないことこんなにあるの!? みたいな」とのことでした(笑)。しかし、新曲をたくさん届けてくれるのはファンにとってはとても嬉しいですよね!

「Castor」と「Pollux」はそれぞれコンセプトが違うそう。「Castor」が歌ものが中心のポップスに歩み寄ったアルバム、「Pollux」はビート中心、Hip-Hopっぽいサウンドの曲を集めたアルバムになっているのだとか。

「Castor」と「Pollux」というタイトルは、双子座からとっています。「元々、先に“GEMINI(=双子座)”っていう単語を思いついて。僕らが普段、レコーディングで使わせていただいているマイクがちょうど“GEMINI”というマイクで、それを見たARATAが『あ、これにしよ!』ってなって」とのこと。当初は「GEMINI1」「GEMINI2」だったのが、「GEMINIって2人いるよね」ということから、「Castor」と「Pollux」になったそう。

今回はサウンド面でも新たな試みをたくさんしているそうで、「まずは、曲自体も、前作よりかなり幅があるかなと思っていて。すごいメロウな歌ものもあったり、ダンスチューンもあり。いろいろ自分たちがやりたいと思うことを軸に外に伸ばしていったのが今作だなって思っていて」と作品について語ってくれました。

前作「Sphere」では全体を通して音像を決めていたのに対し、今回は曲ごとに音像を変えたのだとか。それぞれコンセプトの違う2枚を聴き比べるのはもちろん、今回は1曲ごとに聴き込む楽しみもあるのですね! まだ聴いていないという方は、ぜひチェックしてみてください!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】 番組名:「SAISON CARD TOKIO HOT 100」
放送日時:毎週日曜 13時-16時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/

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