寝苦しい夜も快眠できる姿勢は、仰向け?うつ伏せ?

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」。7月31日(月)のオンエアはお休み中の別所哲也に代わり、宮本絢子とクルミドコーヒー店主・影山知明さんがナビゲーターを務めました。

ワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」では、快眠セラピストの三橋美穂さんに「寝苦しい夏のための快眠のヒント」を紹介していただきました。三橋さんは、世界的ベストセラー「おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本」(飛鳥新社)の日本語版の監修も手掛けていらっしゃいます。

まずは、三橋さんからクイズが出題されました。

Q:寝苦しい夏、快眠のために適した寝る時の姿勢は、次のうちのどれ?

1:仰向け
2:横向き
3:うつ伏せ


この問題に対して、影山さんは2番「横向き」と答えました。

影山:僕は、横向きになった時にちょうど良い位置に首がくるような高さの枕を選んであるんです。横向きになると納まる感じがします。
宮本:ショッピングサイトに出ているベッドの写真を見ると、モデルさんが仰向けになっている気がするんですが…

正解は2番の「横向き」だそうです!

「蒸し暑い夏に最も不快に感じるのは、背中の蒸れなんです。これは、睡眠の途中で目が覚めてしまう原因になります。横向きで寝ると背中の通気性が高まって、蒸れがなくなってきます。また、横向きで寝ると体の下側の部分に圧力が集中しますが、抱き枕を使うと体の重さが分散されるため、横向きでもリラックスして眠れます」(三橋さん)

抱き枕がない場合は、使っていない布団で簡単につくることもできるそうです。

「布団をクルクル丸めて、2~3ヵ所を紐で縛るだけで完成です。長さは100センチ以上、厚みは10センチほど、幅は20~30センチがおすすめ。背中が大きく開くほか、脇の下や太ももの間に隙間ができるので、涼しくもあります。空気が通る立体構造のものや、麻やイグサ、竹などを使った敷きパッドを使えば、特に涼しく眠れます」。

また寝るときは、パジャマに着替えることをおすすめする、と三橋さん。睡眠中の締め付けは少ない方がリラックスできるので、パジャマのゴムが少しでも窮屈に感じられたら、ゴムを入れ替えてみると寝心地がとても変わるそうですよ。ちなみに、夏におすすめのパジャマは、凹凸のある素材のものだそうです。

「眠り始めは体温を下げるために発汗量が多くなって、睡眠中はコップ1杯分の汗をかきます。肌に直接触れるものは吸湿性と放出性に優れていると快適です。シルクの吸湿性は綿の1.5倍ともいわれ、放湿性も良いのでサラっとしてベタつくことも少ないんです」と、ためになるアドバイスがたくさん飛び出しました。

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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