『dancyu』編集長が明かす築地で一番オススメの店は?

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。7月3日(月)のオンエアでは、日本を代表する食の情報誌「dancyu」編集長・植野広生さんをお迎えし、お話を伺いました。

今年4月に編集長に就任された植野さん。27年目を迎える「dancyu」8月号からが新編集長として初めての仕事となりますが、従来の「食こそエンターテイメント」に加え、「知るは美味しい」というコンセプトを掲げ、食材の産地や調味料の産地など、ちょっと知るだけでもっと楽しめる世界を目指しているそうです。

1日5軒まわることもあるという植野さんに、この夏の東京のオススメを聞くと「夏はビールと焼き鳥的なものが食べたくなりますね! 東京オリンピックの頃には焼き鳥屋がもっと流行るんじゃないかと思います。宗教的にも焼き鳥は食べることができる人も多いし、串モノは世界的にみんな好きなので、これからは焼き鳥ですよ!」(植野さん)との回答。

この日の朝も築地に行ってきたということで、築地名物「茂助だんご」を持参してスタジオに来てくれましたが、築地でオススメのお店については、中華料理の「やじ満(やじま)」という意外なチョイス。「買い出しの人が食べに行くので、築地は中華とか洋食が充実してるんですよ。お寿司屋さんは観光客の方が並んでいますけど、『やじ満』はそんなに並んでないですし。僕は、“シュウマイ半個”をつける。半個だと(一人前の半分の)シュウマイ2つ、ちょうどよくついてくるんです。今はあさりラーメンがいいです」とのことでした。

植野さんは創刊から「dancyu」に関わっていらっしゃいますが、現在の出版不況の中で部数を増やす「dancyu」の強みについては、「長く続いているということで信頼してもらっている部分もあると思うし、スタッフみんなが食いしん坊なんで、食いしん坊の気持ちで作っているのが大きいと思います」とのこと。ちなみに「dancyu」は、「男子も厨房に入ろう」という意味で付けたそうですが、今では男性も料理をし、女性の読者も増え、当初の意味合いは薄れているそうです。

今回、植野さんが手がけた8月号は「美味東京」がテーマですが、「東京は世界一の美食都市と言われていますが、本当に東京でおいしい店ってなんなの? と改めて問い直し、友だちが『東京でおいしものを食べたい』と言った時にどこを案内するか? と本音本心で案内したいという気持ちで作りました」と明かしました。気になった方はぜひ手に取ってみてください。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聞き直せます。

【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

関連記事