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スケボーが未来の移動手段に?

スケボーが未来の移動手段に?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。4月18日(火)のオンエアでは、未来の移動手段“パーソナルモビリティ”を開発する、株式会社CuboRex代表取締役・寺嶋瑞仁さんにお話を伺いました。

新潟に拠点を置くCuboRexは、和歌山県出身の寺嶋さんが新潟に行って感じた“不便”をもとに、“環境”が原因で動かなくなってしまった物を動かし、なおかつコンパクトにしたいと思い、立ち上げたんだそうです。

そんなCuboRexの発明品のひとつが、スケートボードで砂利道や芝生などを走れるように電動クローラー(キャタピラ)を付けた「Cuboard(キューボード)」。雪が降る新潟でバイクが使えなくなったことで、雪の中でも使える乗り物を、と考え作ったパーソナルモビリティだそうで、重さは10キロ、モーターはキャタピラの中に収納してコンパクトな設計になっており、時速は15キロまで出るそうです。別所も事前にCuboardを試乗したそうですが、思った以上に乗り心地が良く安定感があるそうです。

フランスのスタートアップイベントにも参加し、海外でのニーズを探ってきたという寺嶋さん。日本では移動手段として定着していないスケートボードも、フランスでは老若男女関係なく、一般の移動ツールとして普及しており、随分状況が違うことを肌で感じたとか。

ただ、Cuboardを日本国内で普及させるためには、法律の問題も大きいそう。原動機付自転車、いわゆる“原付き”扱いになるため、ナンバーをつけたり、ウインカーやヘッドライトを付ける義務なども生じます。さらに歩道を走れないなど規制への対応なども含め、課題は多いといいます。

しかし、パーソナルモビリティが日本に普及すれば、近距離移動が小型のモビリティに入れ替わり、車の台数が減って道路の渋滞が解消され、逆に公共交通機関の需要が増える未来が見えてくると寺嶋さん。また、流通などの分野でも活用することができそうですね。

CuboRexでは、その他にも同じキャタピラの技術を使ったスーツケースや手押し車なども開発。農業や漁業分野でのコンテナ運びなど、様々な産業で可能性を秘めています。寺嶋さんご自身も「移動に関する全てのものを変化をさせたい」と意気込みを語っていました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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