水曜日のカンパネラ「デキるメイキャップは何もしない?」

J-WAVEで放送中の番組「SPARK」(水曜ナビゲーター:水曜日のカンパネラ)。3月29日(水)のオンエアでは、メイキャッパーのUDAさんをお迎えして、武道館ライブの裏話や、普段の仕事にまつわる話をしました。

UDAさんは、先日行われた水曜日のカンパネラの武道館ライブで、大活躍していました。UDAさんに声をかけた理由をコムアイは「66人全員が肌色の肌着姿で、アダムとイブみたいな風景に見せようとしたんだけど、髪が巻き髪だったらおかしいし、その人の良さを見せたいと思った時にUDAさんしかいないと思ったんです」と、明かしました。

さらに「UDAさんは本人が持っているものを見極めて、”除くこと”を得意としてるんです。私も、いつも描いている眉を、描かせてもらえなかったり(笑)。そういうところが頼もしいんです」とUDAさんの魅力を語りました。

そんなUDAさんについて、コムアイは日頃から思っていることを話しました。

コムアイ:まわりのカメラマンや、事務所の人とも話すけど、良いメイキャップさんって、大抵は何もしない人なんですよね。何もしないのに、その人がいると綺麗になる人っていて…。UDAさんもしないよね。
UDA:人のメイクをするっていう感覚よりも、赤みを足しているというか…。
コムアイ:何もしてなくても自分のOKラインを越えてたら、そのままでOKにして良い訳じゃないですか。だから、監督の仕事に近いと思うんです。
UDA:その場でゼロから作ったものが絶対にフィットするとは限らないという。その人がやっていたことがその人に馴染んでいたりすれば、誰かがやったことで壊れちゃうことがあるから、そういうことかも。
コムアイ:そうだ、一番最初に会った時に、私、マニキュアが剥げてて、アシスタントさんに「除光液を借りてもいいですか?」って言ったら、UDAさんが地獄耳で聞いていて。「見せて。このままで」っていう感じだったから「え~? こんなに汚いのに!?」って思って。でもよく考えると、その時のコンセプトに合ってたんだよね。
UDA:あの時は、あの色であの壊れ方だったから、良いなって思って。

コムアイは、UDAさんが、その時のコンセプトや状況などをいろいろと考えつつ、ディレクションをしていくことに感心しきりでした。さらに、武道館ライブでの裏話になりました。

UDA:武道館ライブではマスクを66個作ったのに、リハーサルの後で3個なくなっちゃって、「どこにいったんだ」っていうことになって、新しく作ったよ(笑)。
コムアイ:ありがとうございます(笑)。その話、初めて聞きました!

その後もマスクを調整することになり、モデルで来ていた美術大の皆さんが仲間を呼んで、最終的には15人ぐらいで作ったそうです。コムアイも感謝していました。

この日の放送では、「SPARK BOX」コーナーで、トラック・メイカーのケンモチヒデフミが男性からの投稿に親身なアドバイスも送りました。

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【番組情報】
番組名:「SPARK」
放送日時:月・火・水・木曜 25時ー26時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/spark/

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