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都内近郊でおすすめの「カフェのある美術館」

都内近郊でおすすめの「カフェのある美術館」

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「POP UP!」(ナビゲーター:岡田マリア)のワンコーナー「PIN UP」。3月28日(火)のオンエアでは、全国のカフェのある美術館をまとめた本「カフェのある美術館 素敵な時間を楽しむ」(世界文化社)を紹介しました。

「カフェのある美術館 素敵な時間を楽しむ」は、人気の展覧会ブログ「青い日記帳」の管理人Takこと中村剛士さんが、全国各地の“美術館カフェ”を厳選してまとめた1冊です。

美術館のカフェの特徴について、中村さんは「美術館の展示室と一体感のある空間を楽しむことができ、そこが街中のカフェとは違います。椅子やテーブルにもこだわりがあり、統一感を持たせていることがよく判ります」と解説してくれました。

ここ10年くらいの傾向を見てみると、リニューアルオープンや新たにオープンした美術館のほとんどがカフェを併設。毎月20件以上の展覧会を観賞する中村さんは、展覧会を落ち着いて振り返りたいときに美術館のカフェを利用するのだそうです。

そんな中村さんに、これからの新緑シーズンにオススメのスポットを教えて頂きました!

まずは、箱根のラリック美術館にある「LE TRAIN」。ルネ・ラリックが室内装飾を手がけたオリエント急行の車両をそのままカフェとして用いています。ラリックはアール・ヌーヴォーとアール・デコ両方の時代にまたがって活躍したアーティスト。「本物の室内装飾の空間でお茶ができるのは貴重な体験。人気のカフェなので予約が必要です」(中村さん、以下同)

ちなみに「LE TRAIN」の車両はパリから船で輸送し、車で箱根の山まで引っ張って上げたのだとか。クラシカルな雰囲気の装飾が楽しめるカフェ、春はデザートに期間限定のさくらシフォンを楽しめるそうです!

もう一つは都内のオススメスポット。畠山記念館では、展示室で抹茶とお菓子を楽しめるそう。畠山記念館はお茶道具や日本美術を展示している美術館で、「茶室を模した空間や畳の部屋でお抹茶を楽しみながら観賞できる点は、他では味わえない体験です」と中村さん。現在は展示替えのため休館中ですが、4月8日から新たな展覧会がスタートします。

中村さんの著書「カフェのある美術館 素敵な時間を楽しむ」ではその他にも都内の三菱一号館美術館にある「Cafe 1894」や、根津美術館の「根津カフェ」、葉山の神奈川県立近代美術館や横須賀美術館のレストランなど大海原を見ながら食事ができる美術館カフェなども紹介しています。美しい写真も楽しめるのでぜひチェックしてみてください♪

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「POP UP!」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-11時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/popup/

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