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二度目の「プレミアム・フライデー」は話題にもならない?

二度目の「プレミアム・フライデー」は話題にもならない?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」のワンコーナー「ZOJIRUSHI THINKING THE NEW STANDARD」。今週はお休み中のナビゲーター、別所哲也に代わり、ハフィントンポスト日本版編集長の竹下隆一郎と、秀島史香のナビゲートでお送りしました。

3月23日(木)のオンエアでは、来週31日(金)にやってくる二度目の「プレミアム・フライデー」に注目しました。

経済界や政府は、毎月最後の金曜日は午後15時には仕事を切り上げようと呼びかけています。早く帰ることでいろいろな人が買い物をして経済を活性化させるとか、長時間労働の防止につながるのではないかと思われていましたが、「そんなのは無理!」といった声が聞かれました。竹下の編集部でも同じような声が聞かれたそうですが、取り入れることにしたそうです。「さすがに15時の時点では帰れない人がいましたが、16時30分ぐらいにはいなくなりました」とのこと。その時点からニュースの更新をストップさせたそうです。

そこで、初めての「プレミアム・フライデー」の実施から聞こえてきた意見を、ハフィントンポスト日本版のニュースエディター、生田綾さんに教えていただきました。すると、早上がりした場合でも、そのしわ寄せがほかの時間帯にくるので、意味がないといった意見が圧倒的に多かったそうです。

「プレミアム・フライデーを実施した企業を取材したところ、そちらの企業はもともと残業の少ない企業で、午後15時に仕事を終わらせるのは難なくできたと言っていましたが、私はそういった企業は本当に一握りだと思っています。そこで、早上がりのためのしわ寄せに、不満を持つ人が多いのが現状だと思います」と生田さん。

もちろん、早めに上がったことで飲みに行ったり、映画館に行ったりして、平日の昼に街に出かけることで、非日常感を味わえたという、肯定的な意見もあったそうです。さらに「ハフィントンポストでもプレミアム・フライデーを実施したんですけど、小さな子どもをもつ男性のエディターの中には16時に保育園に行って、明るい時間帯に子どものお迎えができたことに感動していた人もいました。そういった点は良い意見だと思いました」と解説しました。

ただし、次回の「プレミアム・フライデー」は年度末の最終日にあたることもあり、「話題にもならないのではないか」というのが生田さんの見解です。

竹下は「目的がハッキリしないことが欠点で、経済を刺激するために実施するというよりは、働き方の改革を前面に掲げた方が良かったのではないか」と提言しました。果たして「プレミアム・フライデー」は今後、どのようになっていくのでしょうか。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時ー9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/index.html

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