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ソトコト編集長・指出一正が語る「地方再生論」

ソトコト編集長・指出一正が語る「地方再生論」

タイムフリー

J-WAVEの番組「JAM THE WORLD」のワンコーナー「LOHAS TALK」(ナビゲーター:小黒一三)。3月3日までの5日間は、雑誌「ソトコト」編集長の指出一正さんをゲストにお迎えしています。2月27日(月)のオンエアでは、「ますます地方が面白い! ソトコト流ローカル再生論」というテーマでお話しました。

2015年の年末に同コーナーにゲスト出演した際は、その年のソトコトのキーワードとして「ローカル」「地方創世」を挙げた指出さん。今ではほとんど地方で過ごし、東京にいる時間がなくなったそうです。指出さんの著書「ぼくらは地方で幸せを見つける」(ポプラ社)は、そんな「ソトコト流ローカル再生論」についてまとめたガイド本です。

地方に活躍の場を求める若者たち。今までそれは、地元の人が都会の大学を出た後に戻るというUターンだったものが、もともとはその地の出身ではない人がIターンで移住するケースも増えているといいます。例えば、指出さんが同書で紹介している多田朋孔さんは大阪出身。京大を出て、「地域おこし協力隊」として新潟県十日町市に着任し、そこから池谷という限界集落を奇跡的に回復させた人物として知られています。

地元出身ではない多田さんですが、中越地震のボランティアをきっかけにこの地の美しさに惚れ込み、自ら中心に立つのではなく、地元の高齢者たちに「3年後、5年後、池谷をどのような集落にしたいか?」と聞き歩き、近い未来を作る手助けをしたそうです。5年前に地元住民と計画した“5年後の未来計画”は、たとえば「農業研修のための宿泊施設」「お米をどうやって売るか」「レトルトなど独自産業用の倉庫」など、殆どが今実現されていて、しかも急激な変化によってではなく自然な変化の末の実現であることについて、指出さんは「元応援団らしい多田さんだからこそなせる業」だと語っていました。

一見すると若者が避けて住むことのない豪雪地帯や限界集落ですが、そんなローカルに未来や宝物を見つける層が増えているといいます。

翌日以降も指出さんとの「ローカル再生論」のお話が続きます。どうぞお楽しみに!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「LOHAS TALK」
放送日時:平日 20時40分-20時50分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/blog/lohastalk/

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