J-WAVEでオンエア中の「SONAR MUSIC」(ナビゲーター:藤田琢己)。1月5日(木)オンエアでは木曜ミュージックオペレーター、いきものがかりの水野良樹が、「いきものがかりの大ファン」だという東北楽天ゴールデンイーグルスの松井稼頭央選手との新春特別対談の模様を放送しました。こちらでは、対談の完全版をお届けします。
松井選手は、いきものがかりのライブを観てファンになったそうで、打席に立つ際の登場曲を、いきものがかりの曲に変えたそうです。まずはそのお話から…
水野:楽天のファンの皆さんから「松井選手が登場曲に、毎回、いきものがかりの曲を使っている」って教えていただいたんです。しかも、打席ごとに曲を変えてるって聞いたんですけど。
松井:普通は、一人の選手につき一曲なんですけど、僕はアルバムを渡してスタッフの方に「毎回、曲を変えてほしい」って言ってます。自分の好きな曲で毎回打席に入るのが楽しみなんですよ。どの曲がかかるのかも楽しみで。
水野:松井選手も分からないんですか?
松井:スタッフの方に任せてあるんです。その時の試合状況によって決めてくださってると思うけど、それが合うんですよ。チャンスの時に「風が吹いている」だと、球場も沸きます。
水野:そんな話を聞くと、曲を作ってる方も責任を感じますね(笑)。
松井選手は、いきものがかりのライブに、若手の選手の皆さんを連れていったこともあったそうです。
水野:選手の皆さんは体が大きいし、めちゃめちゃ盛り上がってくれるから、アリーナ席の中で非常によく目立ってました!
松井:仙台でのライブだと他のお客さんに気付かれちゃうんで、僕は大人しめにしてるんですけど(笑)、若い選手は本当に楽しんでますね。ツアーTシャツやタオルも買おうってみんなで話して。一体感を味わいたいですから。
そんな松井選手は、一人でいる時は野球のことばかり考えてしまうそうです。
水野:「自分を追い込みたい」という気持ちがあるんですか? それとも練習自体が楽しいとか?
松井:楽しい…とは言えないです。シーズン中は色々と考えたりするけど、試合でダメだった時も球場を出たら忘れるようにしています。いきものがかりの皆さんは、ライブの後はどうしていますか?
水野:吉岡(聖恵)はライブ映像をチェックして、その日の歌のポイントなどをすごくよく考えてます。でも、僕は反省すると袋小路に入っていくんで、「今日のライブ、すごく良かったね」って言われた時こそ、見るようにしています。その映像を見ながら修正するポイントを考えてます。
松井:なるほど。
水野:ステージとは違って、野球は試合が終わっても、また次の試合があるから、難しいところだと思うんですけど。
松井:「どれだけ切り替えられるか」が重要ですね。エラーしてもまた球が飛んでくるかもしれないし。
水野:そうすると、打席ごとに曲が違うのは…
松井:リフレッシュになるんです。僕は”率”を追いかけたくないと思っていて、ヒットなどの”プラスになるもの”を積み重ねていきたいんで、打席ごとに違う曲が流れて新鮮な気持ちで向かえるのはアリだと思っています。
水野:ありがとうございます。
松井選手に褒められっぱなしで恐縮している様子だった水野。せっかくなので、いきものがかりへの要望をお聞きしました。
松井:リクエストというか、実は僕は水色にピンクの文字で「いきものがかり」って書いてあるグッズのタオルが好きで、楽天イーグルスで作っている僕のタオルもまねさせてもらって、水色にピンクに「稼頭央」って書いてあるんですけど、後輩もまねしようとしてくるんです(笑)。
水野:いつか、松井選手用のグッズも特別に作らないと(笑)。
松井:お願いは別にありまして、ぜひ仙台のKoboスタにも歌いに来てください。
水野:マジですか?
松井:マジですよ! 始球式を兼ねて出演していただくとか…。
水野:え〜!? メンバーにも言っておきます。今のうちからキャッチボールをしておかないと。
松井:その時はグローブも持って行くんで。
まさかの展開に驚きと興奮を隠せない水野でした。さらに、今回は特別企画として、いきものがかりの曲をクリーンナップ(3・4・5番の打順)に喩えていただきました。すると途中から、再び、まさかの展開になりました。
松井:どうしようかな? 3曲は浮かんだんですけど、3曲の中で順番を考えるのが難しくて…。
水野:3番バッターはどんなイメージですか?
松井:走れて、ランナーも返せて、ホームランも打てる、なんでもできるバッター。僕はバラードも好きだし、テンポの良い曲も好きだけど、テンポが速いと慌ただしくなってしまうし…。
水野:じんわりとテンションを上げていく感じ…。
松井:「ふたり」とか好きなんですよ。あと、「帰りたくなったよ」「プラネタリウム」。「白いダイアリー」とか。
水野:お〜! 「白いダイアリー」はアルバム曲ですよ! いきものがかりのファンは今頃喝采してますよ! この中だと「プラネタリウム」はバラードだけど、バラードの中にも爽やかさがあって、じんわりとくる切なさもあるから良いかもしれませんね。
松井:そうですね!
水野:では、3番は「プラネタリウム」で決まり。4番はどうしましょう。
松井:う〜ん…。
水野:どっしりした長打力のある、”ど”バラードの「帰りたくなったよ」とか。まさに、「ランナーを帰らせる」っていうことで(笑)。
松井:良いですね。次の5番も結構チャンスがまわってくるんですけど、チャンスは6番も7番もまわってくるんで…。いっそのこと1番から9番まで考えていった方が、流れはつかみやすいですね。
水野:全部いきましょうか!
ということで、なんと1番から9番まで全て考えていくことになりました!
松井:1番は、やっぱり「じょいふる」ですね。
水野:まずは塁に出るっていうことで良いですね。続いて、2番は、進塁打で繋げる役。
松井:何がいいかな。
水野:「気まぐれロマンティック」とかどうでしょう。攻撃的打線という感じで。
松井:良いですね! 送らなくてもいいわけだし。
続いて3番は最初に決めたように「プラネタリウム」に、5番はなかなか思いつかず後回しに。6番はシングルの中でも知る人ぞ知るという「ふたり」に決まりました。
松井:7番は「白いダイアリー」でいきます?
水野:ダークホースな役、そんな感じですね!
松井:8番は送りバントや進塁打で送って、9番に繋ぎます。
水野:リラックスできる曲がいいかな…。
松井:8番を「笑顔」にして9番は「1 2 3 ~恋がはじまる~」とか。
水野:良いですね! 9番が繋いで1番になるわけだから、「1 2 3の打線がはじまる」っていう感じで、うってつけじゃないですか(笑)!
松井:残っている5番は、指名打者が多い打順です。
水野:パワー感がある曲が良いかもしれませんね。
松井:僕、「月とあたしと冷蔵庫」も好きなんで、この曲にしましょう。
水野:嬉しいな〜。「月とあたしと冷蔵庫」はインディーズ時代に作った曲で、ライブでは僕と山下(穂尊)もコーラスで入って3人で歌うから、どっしりとした曲なんです。
松井:決まりましたね!
水野:これはマニアックなラインナップです! 僕、この順でテープを作りますよ。あ、でも、次の曲が分かってしまっていたら良くないかな。
松井:一度、他の選手も全ていきものがかりの曲にしちゃいましょうか(笑)。
水野:ええっ!? それって、球団広報の方はどうなんでしょうか?
(楽天の広報担当者が、「マル」のジェスチャーをする)
水野:うわ~。こういう形で選手の皆さんがプレイする時にプラスになったり、選手のファンの方が喜んでいただけるのは嬉しくて。いつも登場曲でいきものがかりの曲を使ってくれる松井選手と、楽天のファンの皆様に感謝しています。最後にラジオをお聴きの皆さんに、メッセージをお願いします。
松井:今年は優勝争いに持ち込めるように戦っていきたいと思います。僕も今年で42歳になるので、もうひと花咲かせたいという気持ちです。よろしくお願いします。
水野:ありがとうございました!
■松井稼頭央選手が選んだ、いきものがかりの”打順”
1番「じょいふる」
2番「気まぐれロマンティック」
3番「プラネタリウム」
4番「帰りたくなったよ」
5番「月とあたしと冷蔵庫」
6番「ふたり」
7番「白いダイアリー」
8番「笑顔」
9番「1 2 3 ~恋がはじまる~」
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。今回の対談のダイジェスト版は、以下の記事からも聴けます!
いきものがかり水野、「放牧宣言」の真相語る!(2017年1月5日放送)
【番組情報】
番組名:「SONAR MUSIC」
放送日時:月・火・水・木曜 23時30分-25時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
松井選手は、いきものがかりのライブを観てファンになったそうで、打席に立つ際の登場曲を、いきものがかりの曲に変えたそうです。まずはそのお話から…
水野:楽天のファンの皆さんから「松井選手が登場曲に、毎回、いきものがかりの曲を使っている」って教えていただいたんです。しかも、打席ごとに曲を変えてるって聞いたんですけど。
松井:普通は、一人の選手につき一曲なんですけど、僕はアルバムを渡してスタッフの方に「毎回、曲を変えてほしい」って言ってます。自分の好きな曲で毎回打席に入るのが楽しみなんですよ。どの曲がかかるのかも楽しみで。
水野:松井選手も分からないんですか?
松井:スタッフの方に任せてあるんです。その時の試合状況によって決めてくださってると思うけど、それが合うんですよ。チャンスの時に「風が吹いている」だと、球場も沸きます。
水野:そんな話を聞くと、曲を作ってる方も責任を感じますね(笑)。
松井選手は、いきものがかりのライブに、若手の選手の皆さんを連れていったこともあったそうです。
水野:選手の皆さんは体が大きいし、めちゃめちゃ盛り上がってくれるから、アリーナ席の中で非常によく目立ってました!
松井:仙台でのライブだと他のお客さんに気付かれちゃうんで、僕は大人しめにしてるんですけど(笑)、若い選手は本当に楽しんでますね。ツアーTシャツやタオルも買おうってみんなで話して。一体感を味わいたいですから。
そんな松井選手は、一人でいる時は野球のことばかり考えてしまうそうです。
水野:「自分を追い込みたい」という気持ちがあるんですか? それとも練習自体が楽しいとか?
松井:楽しい…とは言えないです。シーズン中は色々と考えたりするけど、試合でダメだった時も球場を出たら忘れるようにしています。いきものがかりの皆さんは、ライブの後はどうしていますか?
水野:吉岡(聖恵)はライブ映像をチェックして、その日の歌のポイントなどをすごくよく考えてます。でも、僕は反省すると袋小路に入っていくんで、「今日のライブ、すごく良かったね」って言われた時こそ、見るようにしています。その映像を見ながら修正するポイントを考えてます。
松井:なるほど。
水野:ステージとは違って、野球は試合が終わっても、また次の試合があるから、難しいところだと思うんですけど。
松井:「どれだけ切り替えられるか」が重要ですね。エラーしてもまた球が飛んでくるかもしれないし。
水野:そうすると、打席ごとに曲が違うのは…
松井:リフレッシュになるんです。僕は”率”を追いかけたくないと思っていて、ヒットなどの”プラスになるもの”を積み重ねていきたいんで、打席ごとに違う曲が流れて新鮮な気持ちで向かえるのはアリだと思っています。
水野:ありがとうございます。
松井選手に褒められっぱなしで恐縮している様子だった水野。せっかくなので、いきものがかりへの要望をお聞きしました。
松井:リクエストというか、実は僕は水色にピンクの文字で「いきものがかり」って書いてあるグッズのタオルが好きで、楽天イーグルスで作っている僕のタオルもまねさせてもらって、水色にピンクに「稼頭央」って書いてあるんですけど、後輩もまねしようとしてくるんです(笑)。
水野:いつか、松井選手用のグッズも特別に作らないと(笑)。
松井:お願いは別にありまして、ぜひ仙台のKoboスタにも歌いに来てください。
水野:マジですか?
松井:マジですよ! 始球式を兼ねて出演していただくとか…。
水野:え〜!? メンバーにも言っておきます。今のうちからキャッチボールをしておかないと。
松井:その時はグローブも持って行くんで。
まさかの展開に驚きと興奮を隠せない水野でした。さらに、今回は特別企画として、いきものがかりの曲をクリーンナップ(3・4・5番の打順)に喩えていただきました。すると途中から、再び、まさかの展開になりました。
松井:どうしようかな? 3曲は浮かんだんですけど、3曲の中で順番を考えるのが難しくて…。
水野:3番バッターはどんなイメージですか?
松井:走れて、ランナーも返せて、ホームランも打てる、なんでもできるバッター。僕はバラードも好きだし、テンポの良い曲も好きだけど、テンポが速いと慌ただしくなってしまうし…。
水野:じんわりとテンションを上げていく感じ…。
松井:「ふたり」とか好きなんですよ。あと、「帰りたくなったよ」「プラネタリウム」。「白いダイアリー」とか。
水野:お〜! 「白いダイアリー」はアルバム曲ですよ! いきものがかりのファンは今頃喝采してますよ! この中だと「プラネタリウム」はバラードだけど、バラードの中にも爽やかさがあって、じんわりとくる切なさもあるから良いかもしれませんね。
松井:そうですね!
水野:では、3番は「プラネタリウム」で決まり。4番はどうしましょう。
松井:う〜ん…。
水野:どっしりした長打力のある、”ど”バラードの「帰りたくなったよ」とか。まさに、「ランナーを帰らせる」っていうことで(笑)。
松井:良いですね。次の5番も結構チャンスがまわってくるんですけど、チャンスは6番も7番もまわってくるんで…。いっそのこと1番から9番まで考えていった方が、流れはつかみやすいですね。
水野:全部いきましょうか!
ということで、なんと1番から9番まで全て考えていくことになりました!
松井:1番は、やっぱり「じょいふる」ですね。
水野:まずは塁に出るっていうことで良いですね。続いて、2番は、進塁打で繋げる役。
松井:何がいいかな。
水野:「気まぐれロマンティック」とかどうでしょう。攻撃的打線という感じで。
松井:良いですね! 送らなくてもいいわけだし。
続いて3番は最初に決めたように「プラネタリウム」に、5番はなかなか思いつかず後回しに。6番はシングルの中でも知る人ぞ知るという「ふたり」に決まりました。
松井:7番は「白いダイアリー」でいきます?
水野:ダークホースな役、そんな感じですね!
松井:8番は送りバントや進塁打で送って、9番に繋ぎます。
水野:リラックスできる曲がいいかな…。
松井:8番を「笑顔」にして9番は「1 2 3 ~恋がはじまる~」とか。
水野:良いですね! 9番が繋いで1番になるわけだから、「1 2 3の打線がはじまる」っていう感じで、うってつけじゃないですか(笑)!
松井:残っている5番は、指名打者が多い打順です。
水野:パワー感がある曲が良いかもしれませんね。
松井:僕、「月とあたしと冷蔵庫」も好きなんで、この曲にしましょう。
水野:嬉しいな〜。「月とあたしと冷蔵庫」はインディーズ時代に作った曲で、ライブでは僕と山下(穂尊)もコーラスで入って3人で歌うから、どっしりとした曲なんです。
松井:決まりましたね!
水野:これはマニアックなラインナップです! 僕、この順でテープを作りますよ。あ、でも、次の曲が分かってしまっていたら良くないかな。
松井:一度、他の選手も全ていきものがかりの曲にしちゃいましょうか(笑)。
水野:ええっ!? それって、球団広報の方はどうなんでしょうか?
(楽天の広報担当者が、「マル」のジェスチャーをする)
水野:うわ~。こういう形で選手の皆さんがプレイする時にプラスになったり、選手のファンの方が喜んでいただけるのは嬉しくて。いつも登場曲でいきものがかりの曲を使ってくれる松井選手と、楽天のファンの皆様に感謝しています。最後にラジオをお聴きの皆さんに、メッセージをお願いします。
松井:今年は優勝争いに持ち込めるように戦っていきたいと思います。僕も今年で42歳になるので、もうひと花咲かせたいという気持ちです。よろしくお願いします。
水野:ありがとうございました!
■松井稼頭央選手が選んだ、いきものがかりの”打順”
1番「じょいふる」
2番「気まぐれロマンティック」
3番「プラネタリウム」
4番「帰りたくなったよ」
5番「月とあたしと冷蔵庫」
6番「ふたり」
7番「白いダイアリー」
8番「笑顔」
9番「1 2 3 ~恋がはじまる~」
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。今回の対談のダイジェスト版は、以下の記事からも聴けます!
いきものがかり水野、「放牧宣言」の真相語る!(2017年1月5日放送)
【番組情報】
番組名:「SONAR MUSIC」
放送日時:月・火・水・木曜 23時30分-25時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/