なったら辛い「口内炎」の治し方、間違ってるのは？

J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」（ナビゲーター：別所哲也）のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」。毎週月曜日は実践できる「健康」と「美」へのヒントをクイズ形式で紹介しています。12月19日（月）のオンエアでは、皮膚科治療が専門の蘇原しのぶ先生をお迎えし、「口内炎の治し方」について伺いました。

何かと慌ただしい年末、忙しさから睡眠不足や食生活が乱れてくると口内炎ができやすくなりますが、今回は「口内炎の治し方」が問題です。

口内炎を治したいとき、早く治したいからといって、間違った対策をしている方がいます。次の内、口内炎ができたときの対策で間違っているものはどれでしょうか？

①ヨーグルトを塗る
②梅干しを塗る
③お茶で口の中をすすぐ

別所は「全部間違っている気がする…どれだろう」と迷いながら、「痛そうな2番じゃないですか？　梅干し塗ったらヒリヒリしそう」と、②の「梅干しを塗る」を選択しました。

そして気になる答えは…②の「梅干しを塗る」！ 蘇原さんによると、口内炎ができているときは、できるだけ刺激の少ない食べものがオススメだそうです。香辛料のような刺激物、熱い食べ物や飲み物は粘膜を傷つける原因になりますので気をつけましょう。

③のお茶には殺菌力があるため、うがい薬が無い場合、代用するのにおすすめですが、熱さには気をつけてください。

①のヨーグルトは摂取すると、口の中に膜ができるため、一時的にキズが守られるメリットがあるそうです。

口内炎は睡眠不足、食生活の乱れ、ビタミンB群やミネラル不足による免疫力の低下、口の中が不潔で菌が繁殖することなどが原因でおこります。通常は1～2週間程度で治りますが、口の中を清潔に、細菌が繁殖しにくい状態を保ち、うがい薬やマウスウォッシュで、1日数回うがいをするのが効果的とのことです。

また、口の中が乾燥すると細菌が増えやすくなります。早食い、睡眠中の口呼吸なども乾燥の原因です。食事は口の中の免疫力を維持するビタミンB群とミネラルをとることを心がけ、卵、レバー、納豆、バナナ、キノコ、色の濃い野菜がオススメです。

「口内炎は、他の病気の初期症状という場合もあるので、異変を感じたら必ず病院で受診してください」（蘇原さん）

忙しい師走。疲労が蓄積し口内炎に悩まされている人は、今回のアドバイスを実践してみてはいかがでしょうか？

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【番組情報】
番組名：「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時：月・火・水・木曜 6時－9時
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/