J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」。12月の木曜日はマブチメディカルクリニック院長で、東京栄養食糧専門学院の副校長も務めている馬渕知子さんをお迎えし、「体をサポートする水の飲み方、選び方」を伺います。
「現代人は水を飲む量が足りてない!」と言う馬渕さん。12月1日(木)のオンエアでは、人間の体と水の関係性について、解説していただきました。
■1日に必要な水分量は?
馬淵さんは、病気の原因の一つに「水不足」を挙げています。人間の体は生まれたときは80%、大人になっても60%は水でできています。体は水がある状態でしっかり機能していくものなので、毎日しっかり水を飲まないといけません。
一般的には体重1キロあたり35~40ミリリットル、自分の体重に40~50をかけた数が目安になります。50キロの人は2.5リットル、60キロだと3リットルなので結構な量のようですが、食事からとる水分も入れた量なので必ずしも多い量ではないようです。
■水は体温を保つ
体温を保つためにも水は重要な役割を果たしています。暑くなると私たちは汗をかきますが、汗は液体から気体に変わるときに熱を奪い、体温が下がります。体から出た水分が体温調節をしているので、水分が足りないと、汗をかかずに体温調節ができなくなるのです。また、水は温度があまり変わらないという性質があるので、しっかり体内にあると保温効果があります。水分が足りない人は低体温になりやすくなるそうです。
体内に入る水分はいくつかに分類されるといいます。飲料水、食べ物に含まれる水分、そして「代謝水」があります。ものを食べたときに燃えるエネルギーや筋肉、血液を作る過程でできる水のことを「代謝水」と呼び、人は一日に約300ミリリットルの水を体内で作り出しているそうです。
■水分補給、冬の落とし穴
最後に、正しい水分補給の方法も、馬淵さんに伺いました。つい気温で水を飲む飲まないを判断しがちですが、冬こそしっかり水分をとることが大事だそうです。冬は寒く汗もかかないので、水を飲まなくてよいと思いがちですが、気が付かないうちに、皮膚から600ミリリットル、呼吸から400ミリリットルと合計1リットルの水分が出ていっているので、冬でも水分を補給するような飲み方が必要です。
コーヒーやお茶でも水分補給できますが、利尿作用がありトイレに行きたくなるので、そこは自分で調整しましょう。冬はあまり冷たい水は飲まずに白湯などがおすすめですが、逆に夏は冷たい水を飲むといったように、水の温度で季節を調整するのも良いそうですよ。
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時-9時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
「現代人は水を飲む量が足りてない!」と言う馬渕さん。12月1日(木)のオンエアでは、人間の体と水の関係性について、解説していただきました。
■1日に必要な水分量は?
馬淵さんは、病気の原因の一つに「水不足」を挙げています。人間の体は生まれたときは80%、大人になっても60%は水でできています。体は水がある状態でしっかり機能していくものなので、毎日しっかり水を飲まないといけません。
一般的には体重1キロあたり35~40ミリリットル、自分の体重に40~50をかけた数が目安になります。50キロの人は2.5リットル、60キロだと3リットルなので結構な量のようですが、食事からとる水分も入れた量なので必ずしも多い量ではないようです。
■水は体温を保つ
体温を保つためにも水は重要な役割を果たしています。暑くなると私たちは汗をかきますが、汗は液体から気体に変わるときに熱を奪い、体温が下がります。体から出た水分が体温調節をしているので、水分が足りないと、汗をかかずに体温調節ができなくなるのです。また、水は温度があまり変わらないという性質があるので、しっかり体内にあると保温効果があります。水分が足りない人は低体温になりやすくなるそうです。
体内に入る水分はいくつかに分類されるといいます。飲料水、食べ物に含まれる水分、そして「代謝水」があります。ものを食べたときに燃えるエネルギーや筋肉、血液を作る過程でできる水のことを「代謝水」と呼び、人は一日に約300ミリリットルの水を体内で作り出しているそうです。
■水分補給、冬の落とし穴
最後に、正しい水分補給の方法も、馬淵さんに伺いました。つい気温で水を飲む飲まないを判断しがちですが、冬こそしっかり水分をとることが大事だそうです。冬は寒く汗もかかないので、水を飲まなくてよいと思いがちですが、気が付かないうちに、皮膚から600ミリリットル、呼吸から400ミリリットルと合計1リットルの水分が出ていっているので、冬でも水分を補給するような飲み方が必要です。
コーヒーやお茶でも水分補給できますが、利尿作用がありトイレに行きたくなるので、そこは自分で調整しましょう。冬はあまり冷たい水は飲まずに白湯などがおすすめですが、逆に夏は冷たい水を飲むといったように、水の温度で季節を調整するのも良いそうですよ。
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【番組情報】
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