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フットサル大会がALS啓蒙活動に選ばれた理由

フットサル大会がALS啓蒙活動に選ばれた理由

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「WITH」。この番組は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘病しながら、“NO LIMIT, YOUR LIFE.”というスローガンを掲げて活動している武藤将胤がお送りしています。11月4日(金)のオンエアでは、前週に引き続き、プロフットサル・プレイヤーの中井健介さんをゲストにお迎えしました。

中井さんは、武藤がALSを知ってもらうための啓発活動の一環で企画した「Full Heart」というチャリティーのフットサル大会に参加。このイベントはこれまで2回行われていて、いよいよ3回目が11月12日に豊洲のMIFA Football Parkにて開催されます。

武藤:第1回も第2回も素晴らしい熱い大会だったと思うんですけど、今回もいろいろ起きそうな予感あります?

中井:ありますよ。いろんな人に参加してもらって、みんなが笑顔になる。

武藤:みんな、それは言いますよね。本当にこの大会名自体が“Heartful”っていうところからきているように、ハートフルな面々が多いですもんね。

中井:(主催の)「大塚セクシーフットボーラーズ」のメンバーはみんなハートフル。ハートフル代表ですね(笑)。

この大会の特徴として「個人参加」の枠があり、一緒にプレイすることで初対面でもとても仲良くなれるそう。そして大会にはその日、一番楽しんだチームに与えられる「Heartful賞」というものがあるのですが、なんと第1回大会では個人チームが受賞。それほど初めてのチームでも本当に楽しめる大会なのですね!

当たり前のように走ることもできなくなる、ボールを蹴ることも投げることもできなくなってしまう、ALS。ALSのもっとも残酷な部分を具体的に理解してもらうために、大塚セクシーフットボーラーズは手足を使うフットサル大会を主催しているのですが、中井さんはこの大会に参加して、いつもパワーをもらうとおっしゃいます。

中井さんは現在、フットサルの選手として活動されていますが、10年後か20年後か、いずれは選手でなくなる不安があったそう。しかし、ALSになりながらも、「Full Heart」への参加や、活動をしている武藤と出会えたことで、一日一日のプレイや練習をより大事に考えるようになったそうです。

武藤:僕も仲間とスポーツにずっと明け暮れていたからこそ、今、走ったり、歩いたり、手でボールを投げたりすることができなくなってから、「あぁ、一瞬一瞬が大事なプレイをしていた時間だったんだな」って思うんですよ。

この大会を通じてALSのことを知ってもらうのはもちろんのこと、仲間との一瞬一瞬のプレイできる時間を大切にしてもらいたい、と武藤。さらに「皆さんが今できることを全力で頑張ってくれることが僕にとってもうれしいし、励みになる」とも。

この他、オンエアでは、中井さんが現在選手として活躍されている「プロフットサルリーグ」への熱い思いも語られました。

※※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「WITH」
放送日時:毎週金曜 深夜2時30分-3時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/dc4/

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