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写真家・本橋成一が30年間も撮り続けた築地の魅力

写真家・本橋成一が30年間も撮り続けた築地の魅力

タイムフリー

J-WAVEの番組「JAM THE WORLD」のワンコーナー、「LOHAS TALK」(ナビゲーター:小黒一三)。11月22日(火)のオンエアでは、写真家の本橋成一さんをお迎えしました。

写真集『ナージャの村』で第17回土門拳賞、映画「アレクセイと泉」で第12回サンクトペテルブルグ国際映画祭グランプリを受賞するなど、人々の姿を写真と映画という二つの方法で記録してきた本橋さん。30年以上にわたり築地を撮り続け、写真集『築地魚河岸ひとの街』(朝日新聞出版)を出版されました。

この写真集は完全にモノクロの写真で構成されているのですが、その理由は、カラーで撮ってしまうと、人によっては「落ちているもの」など、余計なものが見えてしまうからだそう。しかし、「モノクロだと、なんとなく全体の風景の一部として見てもらえるからいいんですよね」と本橋さん。

そしてもう一つの理由は「自分で現像・プリントができるっていうことの楽しさですね。そういう手間暇かけることが、やっぱり自分の撮りたいものとの関わりを深めることじゃないかと考えてます」とのこと。

本橋さんが築地に通って30年。「何度も通う築地の魅力はなんですか?」と聞かれると一言、「面白いからでしょうね」と本橋さん。たった一言ですが、きっとその中には30年で見てきた、さまざまな思いが詰まっているのでしょうね。

そして小黒が写真集を見て印象的だったというのが、“あとがき”。

「なかなか素敵なあとがきじゃないですか。ここに本橋さんの一番言いたいことが書かれているんですかね?」と小黒。そこには、「僕が築地に通い出して30年経った。新しい寿司屋がやたらと増えたり、あちこちの建物が新しくなっているのに、あの人間らしさは当時のまま何も変わっていない」ということが書かれています。海外の人たちや若い人たちには、おいしいものが食べられるスポットとして人気の築地ですが、それだけではなく、本橋さんの年代の方たちにとっては、昔から変わらない懐かしさを感じられる魅力がある街なのですね。

本橋さんと小黒のトークは23日(水・祝)、24日(木)、25日(金)と続きます。ぜひ続けて聴いてみてください!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「LOHAS TALK」
放送日時:平日 20時40分-20時50分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/blog/lohastalk/

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