レディー・ガガが奇抜な衣装をやめた理由

J-WAVEで放送中の番組「SEASONS」(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「MON CAFE FAV STYLE」。10月29日(土)のオンエアでは、ニューアルバム「Joanne」をリリースしたばかりのレディー・ガガさんが、配信でリリースされた楽曲「Perfect Illusion」のジャケットのファッションについて語ってくれました。

ガガさんはデビュー当時から音楽だけではなく、ファッションの面でも私たちを楽しませてくれています。3年ぶりとなるニューアルバム「Joanne」では、音楽家としての技量を示すため、曲作りと歌に集中して、30歳のありのままの自分を表現したそうです。「Perfect Illusion」のジャケットは、黒いTシャツにショートパンツ姿のガガが、砂漠でシャウトしている写真です。今までの着飾ったイメージからは一転、という感じがしますが、どのような意図があったのでしょうか。

「砂漠で写真を何枚も撮影したんだけど、これは一番最初に撮った一枚なの。シンプルな話でしょ。撮った写真を隅々までチェックして、その中の最高の一枚が最初の一枚だったの。もしかしたら、この写真を実際に撮る前から、私の中に何か訴えたいことがあったのかもしれないわ。『これまでとは違うね』とか、『普通だな、変わったね』とか人から言われるのがなんだか面白いのよね。だって、振り返ってみれば、この10年の間にだって、Tシャツやジーンズは着てたから。要するに、この写真から伝わる感情の問題なの。

身体中、泥まみれになりながら、私は全身全霊を込めて、感情をむき出しにして歌っている。作り物だと思えるものに対して激しい怒りをぶつけながら、人生における真実を探し求めているのよ」

…とガガさん。非常に思い入れのある一枚であることが伝わってきます。また、デビュー当時は奇抜なファッションも一つのアピールポイントになっていたガガですが、今のスタイルをどう思っているのでしょう。

「今の自分のスタイルはすごく気に入ってるし、居心地良く感じているわ。アルバムを作る度にいろんなファッションをしてきたけど、何を着ていようと、それは自分を隠すためのものではないの。そのときの自分がどういう気持ちか、そういった内面の表現になっているの。

これまでの作品のときは、そのときに私が目指していた、創造力溢れる音楽の世界観が反映されていたの。『Perfect Illusion』は音域が幅広くてダイナミックな曲だから、歌うのがすごく難しい。それで、より楽な服装にしたかったの。コルセットも着けていないから、全身を思い切り動かすことができるわ」

と、楽曲とファッションと内面の関係をディープに語りました。常にファンを楽しませてくれるガガさんの、今後の活動から目が離せませんね。

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【番組情報】
番組名:「SEASONS」
放送日時:毎週土曜 12時-15時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/seasons/

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