今聴いておきたい!映画にもなったパキスタンの楽団

J-WAVEで放送中の番組「ORIENTAL MUSIC SHOW」(ナビゲーター:サラーム海上)。10月28日のオンエアでは、インドとパキスタンの最新音楽に注目しました。

まず、インドといえば人口約13億人、面積は日本の9倍という巨大な国です。IT産業や、カレーなどのイメージが強いですが…忘れてはいけないのがインド映画。なんと年間2,000本以上の映画が作られる世界最大の映画大国です。そのため、インドのヒット曲の多くは映画の中から生まれるそうです。

中でもインドの作曲家、A.R.ラフマーンは、「スラムドッグ$ミリオネア」でのアカデミー賞作曲賞の受賞以来、インド映画だけでなく世界各国の映画音楽を手がけています。今では、インドとアメリカを往復する生活で“世界で最も忙しい音楽家”とさえ呼ばれています。

他にも、「マダム・イン・ニューヨーク」の音楽を担当したアミット・トリヴェディは、欧米風のサウンドにインドのサウンドをミックスした音楽を得意とする注目の作曲家です。インド映画から生まれた名曲の数々、ぜひ堪能してみてください。

そして番組後半はパキスタンの注目の楽団、サッチャル・ジャズ・アンサンブルを紹介しました。9月には初来日を果たした彼ら。伝統楽器による彼らのジャズカバーの映像がYouTubeで人気となり、ついにはニューヨークのジャズの名門、リンカーン・センターにて演奏を行いました。

そんな彼らを描いたドキュメンタリー映画「ソング・オブ・ラホール」が公開されました。映画を見たサラームも感動したようで「彼らの音楽は新しいわけじゃないけど、演奏に込められた感情が素晴らしくて涙が出そうになります」と大絶賛でした。

気になった方は、映画も音楽もぜひチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:「ORIENTAL MUSIC SHOW」
放送日時:毎週金曜 深夜2時-2時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/dc3/

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