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風力発電の風車っていくらするの? 大きさは?

風力発電の風車っていくらするの? 大きさは?

タイムフリー

J-WAVEの番組「JAM THE WORLD」のワンコーナー「LOHAS TALK」(ナビゲーター:小黒一三)。10月25日(火)のオンエアでは、前日にひきつづき、日本風力開発株式会社の大関桂さんにお話を伺いました。

初回だった24日は再生可能エネルギー全般の現状をお話しいただきましたが、この日のテーマは、風力発電。

小黒も地方を訪ねた時に、丘の上に風力発電用の風車が並んでいるのを見ることがあるそうですが、実際の風車のサイズは見当がつかないようで、それについて大関さんに質問すると…

「羽根の直径は非常に大きく、だいたいジャンボジェット機ボーイング777あたりがぐるぐる回っているようなイメージです。今は羽根の直径が100メートルのものもあります」(大関さん・以下同)

これには小黒も「東京タワーの三分の一ってこと!?」とびっくりしていました。

さらに小黒は「一基の設置費用というのはどのくらいかかるんですか?」と質問。これは設置する場所によって大きく異なるそうで、地盤が柔らかい所だと、風車の土台となる“基礎”を作る時に杭を深く入れて風の影響で基礎が倒れたりしないようにするために費用が掛かり、山の上に設置する時は、輸送のために道を造ることもあるため、そこに費用が掛かり…ということから「一基いくら」ということは一概に言えないそうです。

それでも太陽光発電よりも設置費用は安く、発電効率が良いのだとか。

「太陽光発電設備が発電できる効率は10%~15%が標準ですが、風力ですと30%前後で、低いものでも22%~23%。多いものだと冬場は50%~60%で回る時期もあります」

最後に、風力発電にはデメリットがあるのか尋ねてみると、風車は大きいため、設置したことにより「自分が今までずっと見てきた景色が変わること」を嫌がる人もいるそうです。そしてあと一点は音の問題で、10年前と比べると静かにはなったとはいえ、風が強い日は羽根が近づくたびにシュッシュッと鳴るのが気になるという人もいる、と話してくれました。

大関さんの風力発電のお話は28日(金)まで聞くことができます。知っているようで知らない風力発電のことを深く知る良い機会、ぜひお聞き逃しなく。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聞き直せます。

【番組情報】
番組名:「LOHAS TALK」
放送日時:平日 20時40分-20時50分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/blog/lohastalk/

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