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叩けば誰でも楽しくなる「魔法の楽器」って?

叩けば誰でも楽しくなる「魔法の楽器」って?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「American Airlines MUSIC FLIGHT」。(ナビゲーター:サッシャ)。10月15日のオンエアでは、ゲストにスティールパン奏者の田村玄一さんをお招きし、打楽器「スティールパン」についてお話を伺いました。

カリブ海最南端の島国・トリニダード・トバゴ共和国で、1939年に発明されたスティールパンは、ドラム缶上部の平らな部分をすり鉢状にへこませてできた楽器です。へこみの中にさらに凹凸が作られており、叩くところによって音階が違います。

田村さんのスティールパン・バンドは、3人という小規模編成ですが、カーニバルなどでは60人~100人編成のバンドが出場することもあるのだとか! 大人数でも少人数でも楽しめるのも、スティールパンの魅力です。

スティールパンが生まれたきっかけになったのは、黒人奴隷たち。彼らは金属楽器を叩くことを禁止されていたため、竹棒を代用して身近にあったフライパンやドラム缶などを叩いてみたところから音階を作れることに気づいたそう。辛い環境の中、奴隷の人たちの試行錯誤によって生まれた、まさに「奇跡の楽器」です。

「とても楽しいので、演奏を始めて、やめましたって人はいないんじゃないですか」と、田村さん。簡単に奏でることができ、プロもアマチェアも関係なく演奏できるところが魅力だそう。現地の人々も、プロアマ関係なく楽しんでいる「魔法の楽器」でもあるそうです。

そして、スティールパンの魅力が堪能できる曲として、世界的DJジャイルス・ピーターソンが選んだのは、Explainer「Lorraine」、Elsworth James & Just Fab Deltones「Calypso Music」という2曲♪

次回10月22日(土)は、時代の最先端をいく、アメリカ西海岸のミュージックトレンドを紹介します。音楽クリエイターやレーベルが台頭し、世界の音楽シーンのトレンドリーダーとなり注目を集めていますが、その中でも”もっともイケてる”音楽集団「BRAINFEEDER」にフォーカス! そして、そんな最先端の音楽とカルチャーを実際に体験してもらう、LAまでの航空券もプレゼントします!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「American Airlines MUSIC FLIGHT」
放送日時:毎週土曜 21時ー21時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/musicflight/

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