東京の道具街「かっぱ橋」で今一番人気の調理具は?

J-WAVEで放送中の番組「POP UP!」(ナビゲーター:岡田マリア)のワンコーナー「PIN UP」。10月5日(水)のオンエアでは、浅草の調理具専門店街「かっぱ橋道具街」で現在開催中の「かっぱ橋道具まつり」に注目しました。

10月9日は、「どう(10)ぐ(9)」の語呂合せから「道具の日」に制定されています。その「道具の日」発祥の地、「かっぱ橋道具街」では、この日をまたぐように10月4日(火)から10日(月・祝)までの1週間、「かっぱ橋道具まつり」を開催。今年で第33回目を迎える毎年恒例のイベントです。

プロの調理道具店や、食事をより美味しく演出してくれそうな美しい食器店など、調理・料理にまつわるお店が150店舗集まる「かっぱ橋道具街」で行われるこのイベントについて、「かっぱ橋道具まつり」の広報を担当されている、「株式会社小出商店」の小出さんにお聞きしました。

プロの調理道具や食器がお得なお値段で買えて、週末にはスタンプラリーや、親子で楽しめる「たこ焼き作り」などのイベントも開催されているそうですが…

「魅力はやはり、専門店ならではの知識と温かいアフターサービスですね。こういう風に使った方がいいとか、アフターケアはこうした方がいいとか、そういう細かいご案内をしています」と小出さん。ネットショッピングでは味わえない買い物が楽しめるのですね!

海外からの観光客も増えてきている「かっぱ橋道具街」で、今一番注目されている道具はなんなのでしょうか?

「包丁です。キレイな紋様のものだったり、一般的な出刃包丁だったり、ウナギを切る包丁やマグロをさばいたりする包丁だったり…。本当に多種多様な包丁が用途によって扱われています」(小出さん)

お店では、“包丁の研ぎ方”や“保管の仕方”なども丁寧にしっかり教えてくれるそう。なかなか普段はお目にかかることのない専門包丁もたくさん見られるので、見るだけでも楽しそうですね!

ちなみに今、女性を中心に人気を集めている「曲げわっぱのお弁当箱」もあるそうで、こちらも購入するときに使い始めのコツや、長持ちさせるお手入れの仕方などを教えてくれるとのこと。これも「かっぱ橋道具街」ならでは!

買い物はもちろん、ぶらっと散歩しながら見て回るだけでも楽しそうなこのイベント。中でも小出さんがオススメするのは、9日に行われるイベント、その名も「道具供養祭」だそうです。

「日頃、使っている道具に『いつもありがとう』と感謝の気持ちを込めて供養する催しです。矢先稲荷神社の宮司さんがいらっしゃってお焚き上げをしてくれます」

愛用している道具も、毎日使っていると壊れてしまいますよね。そんな道具に感謝の気持ちを込めてお別れをする「道具供養祭」。こういう機会はなかなかないのでとても貴重です。

新しい道具との出会いもあれば、がんばってくれた道具と別れを告げることもできる「かっぱ橋道具まつり」。プロの専門知識、お買い得商品など行って損はないので、ぜひ足を運んでみてください!

【番組情報】
番組名:「POP UP!」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-11時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/popup/

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