TRI4TH、着物スタイルのきっかけは「太ってるから」

J-WAVE月曜-木曜14時からの番組「ACOUSTIC COUNTY」(ナビゲーター:坂倉アコ)。9月14日(水)のオンエアには、今年活動10周年を迎えるダンス・ジャズ・クインテット、TRI4THのメンバー5人全員をお迎えしました。

「ライブでTRI4THの生演奏を聴いて、すごくカッコよくて、それ以来大ファンなんです!」と坂倉も大感激の様子。

TRI4THはトランペット、サックスを中心にした、ドラム、ベース、ピアノの5人組バンドです。今年、活動10周年。力強くて踊りだしたくなる曲が多いですが、結成当初は全然違ったそうで…

「結成当初は今とまったく逆で、のほほんとしていて、『昭和かよ!』みたいなバンドでしたね(笑)。インストだったんですが、今とは全く違った音楽性でした。そこから須永辰緒さんにファーストとセカンドアルバムをプロデュースしていただいて、ジャズとダンスミュージックに傾倒していって…という歴史がありました」

「僕たち、元来目立ちたがりばっかりなんで(笑)、ステージでもお客さんと一緒にガーッと盛り上がりたいということで、自然な流れでの変化だったと思いますね(笑)」

そんなTRI4THの皆さんに、まさに当日発売となったばかり、という5枚目のアルバム「Defying」のタイトルに込められた意味について、聞いてみました。

伊藤:今のレーベルに移籍して第2弾のフルアルバムなんですが、第1弾のアルバムが「AWAKENING」で“覚醒する”という意味で、今回10周年を迎えるにあたって、この先いろいろな壁があると思うんですが、そんなもの全部ぶち壊そう! という思いを込めて、そういった意味をもつこの名前にしました。

坂倉:カッコいい! この曲、私も聴かせていただきましたが、夜のドライブにも合いそうですよね。

さらに楽曲作りについても伺うと…

「TRI4THは基本5人皆で作っていて、今回も皆で40曲くらいバーッと作って、その中で勢いのあるものを選んだんですけど、今回は初めてドラムの(伊藤)隆郎さんが作曲をした、というのが今までと違うところです。アルバムの制作期間は1年くらいでしたね」

そんな伊藤さんが初作曲した曲が、今回のアルバムのリードトラックである「Sand Castle」だそうです!

ちなみにライブではいつも着物にハットスタイルが定番の個性的な織田さんのファッションには、こんな由来があったそうです。

「ファーストアルバムの衣装を決める時に、プロデューサーの須永さんが『皆はカッコいいスーツとかが良いと思うね。織田くんは太ってるから着物ね』と指示が出まして(笑)、そこから着物を着させていただいてます(笑)。でもそのおかげで僕、恐ろしいほど人に覚えてもらえます!(笑)」

9月24日(土)の兵庫でのライブを皮切りに、「Defying」リリースツアーがスタートするTRI4TH。東京公演は来年1月9日(月)代官山UNITで行うそうです。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

【関連サイト】
「ACOUSTIC COUNTY」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/acoustic/

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