「武田と哲也」結成のきっかけはあの人の一言

J-WAVE土曜8時からの番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「ENTERTAINMENT LUNCHBOX」。9月17日のオンエアでは、ジャパニーズ・セクシー・ソウル・デュオこと「武田と哲也」が登場しました!

「武田と哲也」は、Skoop On SomebodyのTAKE(武田雅治)さんと、ゴスペラーズのリーダー、村上てつや(村上哲也)さんによるデュオで、結成して10年になります。なんと「武田と哲也」としてラジオに登場するのはこの日が初めてだそうで、自己紹介のときは少し照れた様子でした。

結成のきっかけは、鈴木雅之さん、ゴスペラーズ、Skoop On Somebodyなどが出演した「ソウル・パワー・サミット」の1年目の打ち上げで鈴木雅之さんに言われた一言でした。

村上:マーチン(鈴木雅之)に「お前ら、面白そうだから”武田と哲也”をやれ」って言われて。やっぱり”大きな名前”なので、真正面から武田鉄矢さんをリスペクトする形でソウルをやりたいと思ってた頃、ちょうどジェームス・ブラウンが亡くなって…名曲「It's a Man's Man's Man's World」の「男が世界を作った。でも女性から生まれてきたんだ」という内容が「母に捧げるバラード」(海援隊)と結びつく、と思って。それで、二人で本気でボケてみようと思ったんです。

そんないきさつがあり、2006年に結成。2007年にリリースされたエナメル・ブラザーズ(鈴木雅之+黒沢薫 from ゴスペラーズ)「She’s My Girl」のカップリングに収録された海援隊のカバー「母に捧げるバラード」でメジャー・デビューしました。渡辺の話では、「もちろん歌は抜群だけど、ステージではコントもやるんです」とのこと(笑)。

10月5日にはミニアルバム「LOVE TRACKS」のリリース、さらに東京・名古屋でのワンマンライブ「SOUL POWER presents “シルクの似合う夜 part5”」を開催します。そこで、お互いのボーカリストとしての魅力を伺いました。

村上:やっぱり、声の響かせ方というか、声のコントロールが細かいんです。大好きなボーカリストですね。スタジオで聴いたときに味わいながらレコーディングしてました。
武田:人から見たら些細なことに、めちゃめちゃこだわってるんです。(ゴスペラーズ)5人のことを考えながらライブをやってるんだな、天才だなって思いました。
渡辺:神は細部に宿りますからね。

お互いをリスペクトしている様子がヒシヒシと伝わってきました。ちなみに、番組は「秋、はじめました」をテーマにお届けしていたのですが、お二人ならではのお話が飛び出しました。

武田:夏はひたすらビールなんですけど、秋になったらワインがいいですね。
村上:昔は、彼がワインを飲むなんてことはなかったですけどね。テキーラばっかり飲むってことで、業界では有名で(笑)。
山田:そんなにお強いんですね…
村上:僕はおっさんくさいことを言いますけど、山登りを始めまして。
山田:おっさんくさいんですか(笑)。
村上:「山ガール」はオシャレだからいいんですよ。男性はオシャレじゃないから(笑)。
武田:ダブルのスーツを着て登ってよ。
村上:いやいや、(山登りで着る服は)機能性が大事なんだから!

この秋は、山で村上さんに遭遇することがあるかもしれません。セクシーなナンバーが満載の「武田と哲也」のこれからの活動も楽しみですね!

【関連サイト】
「RADIO DONETS」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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