小林武史&桜井和寿の新曲も披露「RAF×ap bank fes」の裏側

J-WAVE土曜22時からの番組「ALL AREA PASS」(ナビゲーター:藤田琢己)。8月27日のオンエアでは、「Reborn-Art Festival×ap bank fes 2016」に密着。Bank Bandの貴重なライブ音源も紹介しました。

先月末、宮城県石巻で開催された同イベント。音楽だけではなく、アート、そして食を融合した総合祭として、今年、満を期して開催されました。本祭が2017年に予定されており、今年はプレイベントとなります。

プレイベントとは言っても、アーティストは、桜井和寿さんがヴォーカルを務めるBank Band、Mr.Children、ナオト・インティライミ、スガ シカオ、SUGIZO、MISIA、クリープハイプなど。日本を代表するアーティストから若手ロックバンドまで、豪華なラインナップが登場しました。

オンエアでは、フェスでの貴重なライブ音源、出演者のインタビューなどを紹介。まずは、Salyuさんと佐藤タイジさんのダブル・ヴォーカルとして同フェスに出演する2人のリハーサルの模様を紹介。リハーサル後、Salyuさんは同フェスへの意気込みを次のように語りました。

「被災地で、いまだ復興に歩まれている方々も含めて、地域の文化というものの潜在意識を触発するような場になればということで。それが5年10年という長いスパンで考えられています。地元の方々と共に、ここから作りあげていくフェスという、今までにない初めて参加する形のフェスだなと思っています。

目をこらして、さまざまな方の価値観やアイディア、また悲しみの思いなどを自分も体験させていただきながら、真剣に参加していきたいなと思います」(Salyuさん)

そしてオンエアでは、Bank Bandの貴重なライブ音源も。「このフェスのために、Bank Bandが作った曲です。よかったら、一緒に歌って」とヴォーカルの桜井和寿さんが第一声を発し、新曲「こだま、ことだま。」を披露。会場一体となり、盛り上がっている様子が紹介されました。

最後に、プロデューサーの小林武史さんに今回のフェスを開催して感じたこと聞いたところ、地元の方や来場者の反応に手応えを感じているとのこと。そして、気持ちはすでに来年の本祭の開催に向いているのだとか。

「来年の本祭は、街のあちこちにいろいろな形で音楽を仕込んでいきたい。それが食や現代アートの作品と、それぞれのボーダーを越えて化学反応が起こって、来てくれるお客さんに本当に来てよかったと思ってもらえることを目指して、みんなで切磋琢磨していく。それがまた、いろいろな出会いを生んでいく…というようなものにしたいと思っています。ちょっと気が早いですけど、来年ぜひ、いらしていただきたいと思っています」(小林さん)

「Reborn-Art Festival2017」は2017年7月22日から9月10日の51日間が予定されています。ここからどんな化学反応が起こるのか、今から楽しみですね。

【関連サイト】
「ALL AREA PASS」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/allarea/

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