BIRDY アルバムジャケットで着物を着た理由

J-WAVE土曜12時からの番組「SEASONS」(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「MON CAFE FAV STYLE」。ファッションのこだわりや今お気に入りの曲など、アーティストたちのこだわりを届けるこのコーナー。7月30日のオンエアでは、イギリス出身の20歳のシンガーソングライター、Birdyさんにファッションのこだわりを伺いました。

ニューアルバム「BEAUTIFUL LIES」のジャケットでは、真っ赤な着物を着ているBirdyさん。まずこのことから聞いてみると…

「『さゆり』という本の主人公、さゆりにとてもインスパイアされたんです。そのお話の中で、着物という服が象徴している“強さ”や“もろさ”を表現したくてアルバムジャケットに使いました」(Birdyさん)

「ブルーの空に赤い着物がとっても力強い印象」とマリエも感じるこのアルバムジャケット。ちなみにBirdyさんが影響された小説『さゆり』とは、アメリカの作家アーサー・ゴールデンが書いた、第二次世界大戦後に京都で活躍した芸者のお話となっています。小説自体は1997年に出版されましたが2005年に映画化もされています。

次に、普段のファッションへのこだわりを聞いてみると「やっぱり自分が着ていて一番気持ちがいいもの」と話すBirdyさん。そして「自信の持てるものを着るということが一番です。何があっても着ている本人が気持ち良く、自信を持って着ていられていれば、ほかの人から見ても、素敵だなって思えると思いますよ。それが私のファッションの信念ですね」と続けてくれました。

最後にBirdyさんの好きな色、服の形を聞いてみました。

「色合いとしてはアーシーなカラーが好き。特に青と緑が好きなんだけど、青が好きなのは、自分の目の色が青いのでそれが似合うからかな」とBirdyさん。服の形はいろいろな形が好きだそうで「女性らしい曲線が出るのも好き」と話すBirdyさんですが、最近、浴衣を着て感じたことがあるそうです。「あえてカーブが出ないような、(シルエットを)四角い形にしちゃうというのも、それはそれですごく素敵で、エレガントで魅力的なんだな」と思ったのだとか。

そんなファッションへのこだわりを持つBirdyさんのお気に入りの1曲は、Tracy Chapman の「If Not Now...」でした。Birdyさんのニューアルバムと一緒にチェックしてみてください!

【関連サイト】
「SEASONS」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/seasons/

関連記事