上野のミュージアムで「呪文」を唱えると何かが起こる

J-WAVE土曜朝8時からの番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「ARTS COUNCIL TOKYO CREATIVE FILE」。7月16日のオンエアでは、子どもたちのミュージアムデビューを応援するプログラム「Museum Start あいうえの」を紹介しました。

このプログラムは、6歳~18歳を対象にしたもので、上野にある東京都美術館や国立科学博物館、上野動物園など、9館が連携してそれぞれのミューアジアムを冒険できるというものです。

なんとも楽しそうですが、具体的にどんな冒険が待っているのでしょう。東京都美術館の稲庭彩和子さんによると…

「年間を通して、さまざまなファミリープログラムがあり、ワークショップに参加すると『ミュージアム・スタート・パック』を無料でプレゼントします。各ミュージアムの案内が書かれたものと、写真を切り貼りしたり、思ったことが書き込めるスクラップブックなどが入っています」

しかも、日比野克彦さんがデザインを担当した、かわいいイラスト付きです。また、このプロジェクトには子どもたちがワクワクするような、秘密の仕掛けがあるそうです。

「各ミュージアムに行って”呪文”を唱えるとバッジがもらえます!」(稲庭さん)

すると、渡辺がスクラップブックに不思議な言葉が書かれてあることに気づきました。

渡辺:「ビビハドトカダブック」って書いてありますが「ビビハドトカダ」って何ですか?

稲庭:実は「ビビハドトカダブ」が呪文になっていて、美術館や動物園などの頭文字をつないだ言葉になっています。

渡辺:なるほど! そういうことか!

たとえば、上野の森美術館に行って入り口にいる警備員さんに呪文をそっと唱えると、警備員さんがバッジを出してくれるそうです!(「ミュージアム・スタート・パック」を持っている人限定)これは楽しそうですね! しかも、ミュージアムを一層楽しむためのプログラムにも工夫が施されているようです。

稲庭:「うえの! ふしぎ発見」というプログラムなら、東京都美術館のゴーギャンの展覧会でゴッホの作品を見て、ゴッホが愛した浮世絵を東京国立博物館に鑑賞しに行くというように、いくつかのミュージアムのコンテンツをつないだようなプログラムもあります。

山田:つながってるんですね~。

「うえの! ふしぎ発見」では、アート・コミュニケータが子どもたちの伴走役についてくれるそうで、アートについて詳しくないというお父さん、お母さんでも気楽に参加できます。夏休みの自由研究にもピッタリですね。各プログラムの申し込み方法や詳細は「Museum Start あいうえの」のホームページで確認してみてください♪

【関連サイト】
「RADIO DOUNUTS」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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