世界で初めてダイエットを始めたのは誰?

J-WAVE月曜-金曜の20時からの番組「JAM THE WORLD」(月曜ナビゲーター:津田大介)のワンコーナー「CASE FILE」。7月4日のオンエアでは「ダイエットの歴史」をテーマに、予防医学研究者の石川善樹さんにお話をうかがいました。

時代によってさまざまな流行りがあるダイエットですが、そもそも世界で初めてダイエットを始めたのは、古代ローマの医学者、ガレノスだと言われています。

ガレノスが唱えたダイエット法は「しっかり運動して、休んで、健康に良いものを食べる」こと。今では当たり前の“運動”“休養”“栄養”というダイエットの基礎を取り入れたものでした。ガレノスのダイエット法は「短期間で痩せられる」と当時のローマの人々を熱狂させたと言います。

ちなみに、ガレノスは古代医学を体系化した医学者としても有名です。彼の考案した医学はルネサンスの時代まで残り、それゆえに医学の発展が遅れたとすら言われています。

その後、19世紀半ばにはイギリスの葬儀屋、ウィリアム・バンティングが、炭水化物の摂取を制限して肉食を推奨するダイエット法を考案しました。今では日本でも話題の「糖質制限ダイエット」ですが、そんなに歴史があるとは驚きですね。

今週7月8日(金)までの「CASE FILE」では「ダイエットの歴史」をテーマにお届けします。夏になり露出が増えて、体型が気になるこの時期ですが、歴史を知ってダイエットに取り組んでみるのもいいかも!?

【関連サイト】
「JAM THE WORLD」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/

渡辺直美、過激すぎるダイエットにモノ申す(2016年05月06日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/post-1524.html

正月太りを解消! ダイエットに必要なのは「記録」と「工夫」(2016年01月08日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/01/-2-1.html

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